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(繊維ニュース 2021年11月10日掲載記事)

 

昨年、スタートしたグループ会社による
フェムテック事業(フェムテックブランド:efe エフェ by KODENSHI)

 


(12月1日~3日、ぬくもりLab 展 と題して展示会を開催)

 

プロジェクト立ち上げから、わずか9ヶ月での展示会を開催
(12月1日から3日の3日間)。

 

このわずか9ヶ月のスピード開催への秘訣を
様々な企業や団体でブランディング、クリエイティブサービスを
提供されている株式会社ロフトワーク(Loftwork Inc.)さんが
自社のHPに取り上げて下さいました。

 

題は、
「起案後わずか9ヶ月で展示会実施へ
  フェムテック新ブランドの立ち上げ、スピードの秘訣を探る」
下記、URLより
https://loftwork.com/jp/project/firbest_efe_exhibition

 

 

もちろん、この新ブランド「efe」を立ち上げた入社2〜3年目
(当時、1~2年目)の3人の意気込みも掲載されています。
是非、皆さんにご覧いただければと思います。
 

 

efe のURLはこちらから
↓↓↓
https://efe.firbest.co.jp/

 

 

 

                                  総務部

季節は巡り春ですね。
長く続いた寒さも和らぎ、桜も待ちかねたように一気に咲き誇っています。
日本には四季があると云われますが、季節と同様に人の別れと出会は巡るものです。

 

春は別れと出会の時期・・・。
この春は、当社にとって特別な年となりました。
3月26日、当社、元取締役で顧問の長谷至康(享年62歳)が逝去いたしました。
通夜(3月30日)、葬儀(3月31日)には、多くの方に多忙の中をご参列いただき
ありがとうございました。心より感謝とお礼を申し上げます。

 

 

 

葬事場を出棺後は、本社工場と平方工場を長谷顧問と回らせていただきました。

長谷顧問は、ご自宅では寡黙な方だと聞きました。
会社では、ものづくりに対する姿勢は厳しく、「会社の評価も製品に対する評価も
お客様が決めるものだ」と、とても情熱的な方でした。

満開の桜は、長谷顧問の情熱が溢れているようにも感じさせていただきました。
故人に対して、生前のご厚誼に心より感謝申し上げます。

 

 

 

 

4月1日、グループ会社を含め、新入社員9名を迎えて入社式が執り行われました。
「ご入社おめでとうございます」
当日は、お天気にも恵まれ、爽やかな雰囲気で清々しい穏やかな日となりました。
入社式の後は、わずか一週間という期間ですが様々な研修が行われます。

 

今年ほど、「別れと出会」というものを痛切に感じさせられた春はありません。

 

 

最後に、通夜・葬儀に駆けつけ参列いただいた皆様には感謝申し上げます。
ありがとうごいました。
そして、長谷顧問、本当にありがとうございました。お疲れさまでした。
ゆっくり休まれ、長谷虎の行く末をいつまでも見ていてください。
「おっ、なかなか頑張っとるやね〜け!」って言いてもらえるよう頑張ります。

 

 

                                      総務部

国内唯一の「糸(YARN)」に特化した展示商談会「19th JAPAN YARN FAIR」が今年の2月17日~18日に開催されました。
国内の糸メーカー等49社2団体の企業団体に加えて、産学連携を支援する取り組みとして2大学が初出展。尾州産地の素材メーカーを中心とした川中事業者の機能性や意匠性に富んだ高付加価値の「糸」を提案する機会として注目を浴びています。

 

 

糸に特化した商談会「JAPAN YARN FAIR」を、尾州産地で開催し、川上事業者の情報発信・提案の場を
設けることで、川中事業者の高付加価値のものづくりの創出を支援し、ひいては産地・業界の新たな活路を見出す一助となるよう期待されています。

 

 

このイベントに当社が初出展しました。

 

 

来場の皆さんは、当社ブースの鮮やかさに目を引いたのではないでしょうか。
この鮮やかな床は、この1月31日よりヘラルボニー社との協業により開発されたラグマットを使用さ
せていただきました。
デザイナーの八重樫季良さんが色彩鮮やかな建築物をイメージしたデザインです。

 

 

 

当展示会「JAPAN YARN FAIR」は、冒頭にも述べましたように「糸」に特化された商談会です。
まさに、当社が掲げる「素材で世界を変える」にマッチした展示商談会でした。

 

 

それでは、今回展示させていただいた「糸」を紹介させていただきます。

 


光電子🄬は、高い遠赤外線輻射機能を持った素材で、最大の特徴は自身の体温によって生み出される
自然のあたたかさを感じられる素材となっており、コンディショニング機能としても注目を浴び大手
スポーツアパレルメーカーさんにも採用されています。

 


当社は、環境に配慮した素材に大きくシフトしています。
BRINGは、不要になった衣料や繊維製品を、生活者の協力を仰ぎ
リサイクルに繋げるプロジェクトです。ポリエステル繊維を再生
ポリエステル原料に変え、そこから新たな服を作ります。

 


Plax Fiberは、植物由来で生分解性を持つポリ乳酸繊維です。カーボンニュートラルといった
環境特性に加え、肌に優しい弱酸性や抗菌性に優れた特徴があります。従来の石油素材とは違い
自然に帰るとっても地球にやさしい素材です。

 


ULTRA-Fは、高レベルの難燃性を持つ素材です。また、抗菌・坑ウィルス機能を持っています。

 


Kynol™糸は、約50年前にアメリカで宇宙開発に用いる耐熱素材として
開発されたフェノール系ノボロイド繊維を使った素材で熱による溶融
がなく化学薬品にも強いため宇宙産業などに採用されています。

 


空間デザインの素材として、今回は当社のCJカーペットも紹介させていただきました。

 

当日は大変な寒波の中、お取引さまをはじめご来場いただいた方々には大変感謝を申し上げます。
ありがとうございました。

 

 

                          JAPAN YARN FAIR 出展担当者一同より

 

 

~ライフスタイルブランド「HERALBONY」のプロダクトに
長谷虎紡績のカーペットが採用決定~

 

長谷虎紡績は、ヘラルボニー社が展開するライフスタイルブランド『HERALBONY』の「ラグマット」
「キッチンマット」「ドアマット」を共同企画として初めて製作しました。

 

ヘラルボニー社は、「異彩を、 放て。」をミッションに掲げ、日本全国の主に知的な障害のある作家
や福祉施設とアートのライセンス契約を結び、2,000点以上のアートデータを軸に福祉領域の拡張を
見据えた多様な事業を展開しています。同社は、2022年1月31日に運営するブランド「HERALBONY」
をライフスタイルブランドへと拡張し、日常を彩る製品の販売を通じて、「福祉」や「障害」という
普段の生活で関わりを持ちづらい分野と一般的な生活者の間にある目に見えない境界線を溶かし、福
祉を起点とした新たな文化や生活様式の創造を目指します。

 

■詳細は応援購入サービス「Makuake」のプロジェクトページにて公開:
https://www.makuake.com/project/heralbonylifestyle

 

【代表者メッセージ】長谷虎紡績株式会社 長谷 享治
ヘラルボニーの魅力は何か?
それは見る者の心を動かし、そして見る者すべての心を明るく、温かくすることです。ヘラルボニー
のアート作品一つひとつには個性があり、ストーリーがあります。この個性とストーリーが彩となり、
その空間を明るくし、そしてそこに集う人たちの心まで明るく彩るのです。ヘラルボニーのアートに
は、そんな力強さと温かさがあります。ヘラルボニーが掲げる「異彩を、放て。」日本だけでなく世
界の人々を明るく、温かく彩っていきたいです。

 

 

■起用作品・作家紹介

 


八重樫季良 作品名:「(無題)(家)」

 


作家:八重樫季良
在籍:るんびにい美術館(岩手県花巻市)

一見抽象的な幾何学パターンを描いたように見える絵だが、それが独自のアレンジによって描かれ
た建築物だと知ったら多くの人が驚くだろう。 この表現様式を八重樫は子どもの頃、誰に習うこと
なく独創によって生み出し、以来半世紀余りにわたってこのただ一つのスタイルで創作し続けて来
た。その作品数はおそらく数千点に及ぶと思われる。

 

 


SATO 作品名:「Festival」

 


作家:SATO
在籍:個人(ボストン)

本名・本山慧(もとやまさとる)。1999年米国ボストン生まれ、メガネと補聴器をかけた身長120cm
のアーティスト。軽度難聴をもつ低出生体重児として小さく生まれ、のちに知的障害を伴う自閉症ス
ペクトラムと診断された。10歳のサマーキャンプで水彩画と出会う。以来、自宅でも毎日1枚の絵を
描くようになった。好きな音楽を聴きながら、その日選んだ2〜3色で大判画用紙を埋め尽くしてい
くスタイルは変わらない。米国製の透明感ある水彩絵の具24色セットを愛用している。地元のサポー
トグループ「ボストンスペシャルニーズ(BSN)」メンバーとして数々のアートフェアに出品。余暇
には、障害者のためのさまざまなアートクラスで、さをり織り、ピアノ、ダンスを楽しむ。

 

 

 

 

ヘラルボニーが契約する日本全国の知的障害のある作家が描いた個性アートは、作品一つ一つの描き
方や色使いが異なり、実際の紙やキャンバスに描かれる色味と、カーペットの色味では見え方が全く
異なります。熟練の職人により、一色一色検討し、調色された色彩を用いてアートを表現。
そこに弊社独自の技術であるCJ(コンピュータージェットダイ)機による染色技術がかけ合わさり、
再現性の高い製品となっています。
これからも長谷虎紡績は、環境に配慮した人に優しいインテリア空間の演出のため、全社を挙げて取
組んでいきます。

 

 

※ご参考

【ライフスタイルブランド「HERALBONY」とは】

 

 

障害のある作家のアートデータを活用し、ハイブランドのアパレル用品(スカーフ・バッグ・ネク
タイ等)やインテリア製品をプロデュース。日本各地で展開するリアル店舗と越境ECにて販路を拡
張している。全日本仮囲いアートミュージアム事業で掲出したアート素材をアップサイクルするサ
スティナブル商品も手掛ける。

 

ECサイト:
https://heralbony.com/

 

 

 

1月5日、年賀式「四方拝・仕事始め式」が行われました。

 

あけましておめでとうございます。年頭にあたり、皆さんと天地四方および山陵を拝して、
年災をはらい、幸福無事をお祈りしました。

 

二ヵ年も及び世界中に大きな災いをもたらしました新型コロナウイルスにより、幾度となく
都市封鎖や外出禁止と行動自粛に加え、私たちの生活に多大な影響を及ぼしたコロナ禍も、
恐怖の淵から徐々に立ち戻り、昨年末には平静の生活が営める程になりましたことは大きな
変化であり進歩であったかと思います。
しかしながら、オミクロン株の影響は年が明けて日が経つにつれて私たちの生活をまたもや
脅かし始めています。
改めて、まだまだ気が抜けない状況でることを実感しました。

 

今年は、「壬寅(みずのえ・とら)」です。
「壬(みずのえ・にん)」は昨年の「辛(かのと)」を受けても尚、厳しい巡りが予想され
る年で、来るべき春を心待ちにして、万物を地下で育み新たに輩出すべき力を妊み養うこと
をいうとあります。

 

壬は姙なり。
土は万物の母、水は生命一切の母。すなわち全生物は水の恵みと働きによって生命を得ます。
まさに、「陽気を孕(はら)み、春の胎動を助く」です。つまり、冬が厳しいほど春の芽吹き
は生命力に溢れ、華々しく生まれることを表しています。

 

 

1月7日、当社月例会に臨済宗妙心寺派 正眼寺住職の山川宗玄老大師をお招きして新春記念講演を
開催いたしました。
老師様より、今年の干支「寅(とら)」に因んだ「虎視牛歩(こしぎゅうほ)」や「一呼百諾来
 一笑万人賀」と言った、お話を拝聴させていただきました。

 

ありがとうございました。

 

禅語に「現成受用」という言葉があります。これは、いまある現実、この世に起こる全てのことは
人知を超えた世界、神・仏が作り上げたものであり、素直に受け入れるべきで排除すべきではない。
人生には様々な出来事が起こります。どの出来事にも大いなる何らかの意味があり、それを否定せ
ずに受け止めて生きることが大切だと言います。

 

 

1月14日、自警団出初式が行われました。
悪天候の中、早朝6時半より本社・平方各自警団員が集合。7時半から松井羽島市長さん、青木
羽島市消防長さんを来賓にお迎えして、令和4年度自警団出初式を行い、視閲・基本操作(平方
分団)等日頃の成果を発揮しました。
例年であれば、屋外で本社・平方各分団の操法や放水訓練、初期消火など火災現場さながらの様
子を見ていただくのですが、今年はあいにくの降雪により屋内(講堂)で換気に十分注意しなが
らの出初式となりました。
長谷虎自警団は愛社精神と安全意識の高揚、自己の品性完成への修練の場、地域社会への奉仕を
目的として、昭和24年に発足以来73年の輝かしい伝統と功績があります。
本年も「わが城はわが手で守る」という自覚に基づいて訓練を重ね、より充実させ、結団74年の
歴史にふさわしい自警団づくりに精進して参ります。

 

コロナ禍で厳しい状況はまだまだ続くかと思います。

 

しかし、私たちは過去にいくつもの困難を乗り越えてきました。
みずからの手でしっかりと明るい未来に向かってこの難局を乗り越えなければなりません。
信頼や安心を生み出すのは私たち人間です。
人とのつながりが薄れてきている今日、『ご縁を大切に』や『みんなが助け合う』という、
人を思いやる気持ちを忘れず、日々の社業発展に努力して参ります。

 

改めて、取引様をはじめ、当社を応援して下さる皆々様には、本年もご支援とご鞭撻のほどよ
ろしくお願いいたします。

 

 

                                   総務部

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