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テキスタイルの動向

 
昨年(10月)ですが、仕事でパキスタンへ旅立ちました。
小生、海外は30年前に新婚旅行でハワイで行きましたがそれ以来の海外となりました。
 
初めは正直なところ不安一杯でしたが、ご同行頂いた方々の暖かいサポートで、3泊5日でしたが不安が払拭されました。
訪問は、紡績工場や織布工場へ行かせて頂きました。
ホテルより紡績工場へ行く途中・・・
 

 
54年間・・見たことない現実に遭遇しました。。ケンタッキーを見た瞬間・・ホッとしました。
 
紡績工場へ着いて、最初に感動したことがありました。
 

 
3本の旗ですが、1本は紡績工場の社旗1本は国旗
そして・・・もう1本が何と日の丸の旗だったのです。
 
紡績工場の方々が、日本からの来客ということで、日の丸の旗が掲げてありました。敬意を表されてのものだそうです。
 
小生は、大感動です。。素晴らしい気配りに自然と頭が下がりました。
 

 
紡績工場内を見させて頂きました。スケールの大きさに、これまた驚きでありました。
 

 
出来上がった製品(糸)や材料の倉庫です。
ラホールより車で約1時間半 規模は100,000錘 敷地面積は、3,000,000平米
 
規模の大きさには驚きを隠せませんでした。
それと工場内は、3S(整理・整頓・清掃)が完璧に為されてました。
また、オーナーの方ともお話を聞かせて頂きました
(英語はサッパリ・・ですが)が、終始ニコニコされ穏やかな方で何か安心感100%でした。
 
ここで・・・宿泊先のホテル様子です。
 

 
ここはロビーです。素晴らし過ぎてパキスタンとは思えない・・。
 

 
お待たせしました・・朝ごはんです。

 
小生大好きなオムレツです。最高なお味でありました。
 
最後は、織布工場の見学です。先ずは構内風景です。
 

 
ここもスケール大きすぎてウォーキング気分です。日本の織布工場しかみたことなく・・。
 

 
この様な広すぎるサイジング工程は見たことないです。
 
ドビー織機の現場へ連れて行って頂きました。
 

 
何と・・150台のドビーが所狭しを並んで、稼働しております。
ワーカーの方も沢山おられ、真剣にお仕事に取り組まれていたことには何か安心度100%になりました。
ここの織布メーカーは、ラホールより車で約2時間半掛かりました。
風景は、片田舎という感じでしたが、広大すぎる敷地に中に現場があり
約31年間、日本でしか見たことなかったメーカーさんと比較しても小生、規模の大きさに驚きの連発でした。
現場のワーカーさんは、時には真剣に、時にはニコニコしながら我々に対し対応され、またまた安心感満載でした。
 
オーナーさんともお話(英語はあきません・・)させて頂きました、
何とジェントルマンな方であり、且つ穏やか満載な方で第一印象は抜群でした。
 
冒頭でも申し上げましたが、30年ぶりの海外であり行先はお仕事とはいえパキスタン・・。
本当に不安だらけでしたが、現場の方々や各先のオーナーさん、皆さん良い方ばかりで、私のなかでパキスタンというお国の印象が変わりました。
 
日本しか見てなかったですが、今回の海外出張は小生に取って本当に勉強になりましたし、充実した出張となりました。
 
また行きたいです・・パキスタン。ご同行頂いた皆様・・本当に有難う御座いました。引き続き、宜しくお願い致します。
 
紡績部門  資材・商品部
平川 克巳

 
先日、アメリカ合衆国シカゴで開催された「NEOCON2019」の視察に行ってまいりました。
年に一度開催されるNEOCONですが、今年も6月10日から3日間に渡って開催され
500社を超える企業が出展し、今年で51回目を迎えました。
会場となったマーチャンダイズマートは商業施設としては世界一の延床面積がある建物だそうで
高さ104m・25階建てのビルの敷地はなんと39,000㎡だそうです。
建築はアールデコ・クラシックスタイルが用いられており古代のピラミッド建築に強い影響を受けているそうです。
 

 
ロビーは豪華に仕上げられていて、1930年に完成した建物とは思えない荘厳な佇まいに思わず息を呑みました・・・。
一時衰退した歴史もありましたが、今では世界で一番大きな貿易センタービルとして
シカゴのランドマークとなっています。
 

 
ロビーを後に展示会場へ移動しますと、見渡す限りに人で溢れた光景が飛び込んできます。
初日とあって、互いにNEOCONの開催を心から喜び合う姿で会場はハッピーな空気に包まれていました。そして何より自社の製品を熱心に説明される姿が、会場の熱気をより熱いものへと盛り上げていたように感じます。
 

 

 
華やかなカーペットはまるで一枚の絵画の様です。
今年は色彩豊かなプリントカーペットが会場を彩っていたのが印象的でした。
 

 

 
最新鋭のマシンや新技術の賜物であるカーペットからは、デザインする楽しさがひしひしと伝わり
非常に大きな刺激をもらえました。
 
ここ数年、技術の進化とともにカーペットの形態やデザインが多岐にわたっています。
そんな最先端のデザインやテクノロジーを感じながら見る展示会は、多くの実りと共に充実感を得る事ができました。
 
そして世界各国からあらゆる人種が一同に集まり、熱心に視察する姿はモノづくりに取り組む姿勢そのもので
こうした姿こそ新しい製品が生まれる根源なのだと感じています。
今回の視察で得た貴重な経験をフィードバックし、新たな商品を皆様へお届けできますよう
更なる技術とデザインの向上に務めてまいりまいりたいと思います。
                                                
営業部   藤井 優
デザイナー 片桐恵理

 
1月30日〜2月1日までアメリカ デンバーにて開催された
世界最大級のアウトドア展示会「アウトドアリテーラーショー2019ウインターマーケット」の視察に行ってきました。
 
飛行途中、機内からアラスカ上空で偶然オーロラを見ることができたので、
出張初日からラッキーと思いきや、シカゴの悪天候(-29℃)による
飛行機の遅れや、途中、デモイン空港を経由するなどで、
日本を出発してから24時間後に無事デンバーに到着しました。
時差があるので、結構フラフラです。(決して、お酒のせいではございません。)
 

(写真:デンバー市内)
 
さて、本題のアウトドアリテーラーショーについてですが、
この展示会 以前は、ユタ州のソルトレイクで行われていました。
ですが、2018年度から開催地をコロラド州デンバーに変更となりました。
その理由は、前オバマ政権時に国定記念物として自然保護地域に指定された
ユタ州南部の「ベアーズ・イヤーズ」について、
ユタ州知事とトランプ政権が指定を覆そうとしていることに対して、
アウトドア・インダストリー協会が反発した背景にあります。
 
ちなみにデンバーは、ロッキー山脈の東側にある町で標高が1600mにあり
Mile High City(標高1マイルの町)と呼ばれています。
標高の高さに少し、息が上がります。運動不足のせいかも・・・。
 

 
展示会場では、いつもの青い巨大な熊が展示会場に入りたそうにのぞき込んでおり
お尻をむけて、お出迎えしてくれました。
 
アウトドアの展示会自体は撮影禁止なので載せることはできませんが
各ブースともに、非常に活気にあふれていました。
各有名ブランドをはじめ、ベンチャー企業や、スキンケアメーカーなどが数多く出展されておりました。
夕方には、各ブースで お酒を呑みながら、楽しそうに商談をしているところがアメリカっぽいですね。
 

(写真:夜のデンバー市内)
 
全体的な感想としては、日本でも最近話題となっているエコを取り上げているところが多く
サスティナビリティー(持続可能)な商品づくりがキーワードとなっていました。
 
マイクロプラスチック問題や大気汚染など地球環境問題が取り上げられており
今回の出張中のシカゴの大寒波という異常気象も地球が悲鳴をあげているのかもしれませんね。
 
当社としては、引き続き、テーマ『地球の為に出来る事』と環境配慮型素材の開発をキーワードとして
これから、生まれてくる子供たちが住みやすい地球環境であり続けられるような
商品づくりを目指していきたいと思います。
 
テキスタイル・アパレル部 河野 貴俊

 
本年も大変お世話になり誠にありがとうございました。
年内最後のブログは、これからの私たちのモノづくりを考えることをテーマにさせて頂きました。
 
最近になり、マスコミ各社がテレビや新聞で地球環境に関する記事がとても多くなってきました。
今年も世界各地で異常気象によるいろいろな災害があり、日本でも
今年は地震や台風・集中豪雨による土砂崩れなど災害が多い年となりました。
地球温暖化が一つの原因と言われていますが、今後は地球環境について
見直さなければならないとしみじみ感じました。
また、今年の漢字は「災」なったのもうなずけます。
 
近年は以前からアメリカが指摘していた海洋に漂流するプラスチックゴミが問題提起されています。
皆さんは上記の写真を見てどう思われるでしょうか?
 
目にされた方もおみえになると思いますが、海外では川が
ゴミ捨て場になっているところがあるのです。
このゴミは、だれも掃除することなくゆっくりと海へと流れていくのです。
日本の川もゴミが無いわけではありませんが、すごい量ですよね。
ほとんどが、ペットボトルやレジ袋などのプラスチック製品やPP製品です。
このゴミはやがてどうなるのでしょうか。
 
これは、日本沿岸にも漂流して大きな物がたどり着きますが
中には長い月日を経て海上で波や紫外線により劣化して小さくなる5㎜以下の
小さな粒のマイクロプラスチックもあります。
この小さな粒を、魚がえさと間違え食べてしまいます。
その魚を水鳥や私たち人間が知らずに食べるのですから最近は大きな問題になっています。
先日、ニュースで日本近海の魚の内臓からもマイクロプラスチックが見つかったと報じていました。
 
また、香港の海鮮料理に使われている魚の60%からマイクロプラスチックが見つかったという記事も出ています。
これではちょっと魚が食べづらいですね。
すでに、ヨーロッパ各国ではプラスチックストローの廃止やレジ袋を
紙などに置き換える動きが活発になっています。
 

 
私ども繊維業界においても、地球環境についてはメーカーをはじめ
リサイクルやリユースの話題は以前よりありましたが
ここにきて合成繊維の是非を問われ始めたのも事実です。
特にアウトドアメーカーは自然の中で使われる商品なので、より切実な問題でもあります。
 
つい5年ほど前までは、エベレスト山に挑む登山家がベースキャンプや
登山中に捨てる飲食物のパッケージゴミが環境破壊をしているとして問題になりました。
また、日本でも富士山への登山者が捨てていくゴミや、排泄物についても問題になっていました。
 

 
私達にとって合成繊維は今や暮らしの中では欠かせない素材となっています。
家庭の周りを見ても、インテリア用品や寝装用品、衣料など
天然繊維100%のものが非常に少なくなってきました。
自宅の屋内を掃除するとよく解るのですが、掃除機のフィルターには細かな合成繊維の屑が多いはずです。
洗濯機のごみネットの中や、エアコンなどのフィルターも合成繊維の屑がいっぱいです。
外出時にも衣料から少しづつホコリとなって落ちているでしょう。
 
最近はアウトドアをはじめ衣料に使われる素材についても見直されつつあります。
肌着、フリースや毛布など特に起毛してある合成繊維素材が脱落し易いと問題になっています。
 
ここにきて、天然繊維(綿花・羊毛・麻・絹)を見直す動きがあるのも事実です。
中でもやはり綿花のサスティナブル(環境や社会にやさしく持続可能)
トレーサビリティ(栽培から流通に至る経緯が解る事)に注目が集まっています。
また、オーガニック綿やBCI綿もメーカーからの要望が増えてきています。
当社も様々な要望に応えるべく、綿花については自信を持って手配してメーカーに供給しています。
小職も親として、子供や孫の世代にも美しい地球を守っていく為にも
製造メーカーの立場でも地球環境について提案していきたいと思います。
そして、お客様にとってより良い商品づくりにこれからも邁進して参りたいと思います。
 
最後に、来年も更なる発展と飛躍に向けて誠心誠意、精進致しますので
今後とも長谷虎紡績株式会社をどうぞよろしくお願い申し上げます。
 
当社の年末年始の休業期間は下記の通りです。
 
[年末年始休業]
営業・工場 12月29日(土)~1月6日(日)
新年は営業、工場ともに1月7日(月)9:00より営業開始となります。
 
来年も相変わらぬご愛顧を頂けますようお願い申し上げます。
 
(紡績部門 業務課 小笠原正人)

世界最大級のアウトドア展示会「アウトドアリテーラー2018SUMMER」の視察に行って参りました。
なんと、出展数は約1,400ブランドの世界で最も大きなアウトドア総合展示会です。
 
好調を続ける米国経済。
実質成長率は4~6月前年比プラス4.1%、雇用の改善し
失業率は歴史的な低水準に低下しており
そんなアウトドアの本場アメリカ市場を調査。
 
何より新素材・新商品・新アイテム・各社の取り組みなど
アウトドア市場が今後どの様に変わっていくのか情報を収集し
当社がさらに飛躍すべく今後の商品開発に活かす事を
視察の目的としておりました。
 
今回の開催地はアメリカ コロラド州デンバー。
アメリカ中北部に位置し、コロラド州では最大都市。
デンバーの気候は1年を通じて乾燥しており、夏の日中は暑いが夜は涼しく
冬の日中は穏やかだが夜は冷え込みが厳しいというのが特徴で
気温の差が大きく四季がはっきりしていて、まるで日本の様なイメージでした。
 
春のハイキング、夏のキャンプ、そして
冬のスキーと四季折々自然と共に楽しめる場所でもあり
ちなみに昨年2017SUMMERの開催地はユタ州ソルトレイクシティーでした。
今夏から会場が変更になった理由の一つにトランプ政権と
ユタ州議会が国の記念碑である『ベアーズイヤーズ』の環境保護地域を
縮小した事にアウトドア業界が反発したから(アークテリクスやコロンビアが不参加)。
色々大人な事情もある様子でした。。。
 

 
さて展示会場では大きな青いクマがお出迎え。
会場は50万平方フィートもあり。
これだけではちょっと分かりにくい為
東京ドーム何個分か調べてみたところちょうど同じ1個分だそうです。
中の様子は残念ならが撮影が禁止となっておりまして
有名なザ・ノース・フェイスやパタゴニアはもちろんですが
今後世界に羽ばたいていくであろう新興ブランドの数々がところ狭しと並んでおりました。
 
又、各社の取り組みを見ておりますと
共通して環境負荷低減、3R、サスティナブル(持続可能)をキーワードとした
素材のアイテムが多数ありタオルやウォーターボトルなど
日常使いの商品も増えアウトドアの裾野の広がりを感じました。
 
もちろん、当社としても新しいイノベーション、新しい仕組みに取り組み挑戦し続ける事が大切です!
 

 
ここで少し余談ですが。
当部(テキスタイル・アパレル部)の歴史、成り立ちをご紹介させて頂きます。
当部は発足して約30年。会社の名前の通り紡績を生業にしていましたが、
糸販売だけではこれから生き残れない。
『糸から生地、製品迄』を合言葉に製品ビジネスをスタートさせました。
ベビー服からスタートし、機能性繊維との出会い、また今後伸びてくる分野という事で
アウトドアに特化した物作りに至ります。
たくさんのご縁を頂き約30年。振り返ると先人先輩、多くのお取引様、ユーザーの方々への感謝しかありません。
 

 
昨今、毎年の様に様々な自然災害が発生し世間を賑わせており
地震、豪雨、そして猛暑。地球環境が大きく変わって来ております。
これは何か地球からのメッセージなのではないか、と思う時もしばしば。。。
 
マイクロプラスティック問題はじめ地球環境問題はこれから益々無視できない問題となって来ています。
最近、YouTubeでカメの鼻にプラスティック製のストローが刺さっている動画が流されました。
これを機にして、日本でも飲食店や有名ホテルが一斉に使用を取りやめる動きが出てきております。
 
今回の展示会でもリサイクル素材で『エコ』を謳った商品が多数展示され
アウトドアの基本である『自然と共に楽しむ』我々アウトドア製品を作っているメーカーとして
環境不可の少ない素材開発含めて課せられた使命は大きいと感じます。
 
『地球の為に出来る事』大きなテーマを考えさせられたデンバー出張でした。
 
テキスタイル・アパレル部 長谷憲治

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