BLOG

明けましておめでとうございます。

旧年中は、格別のお引き立てにあずかり、厚くお礼申し上げます。

皆様にご満足頂ける製品をご提供できるよう

長谷虎紡績株式会社社員一同、精進して参りますので

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

昨年はリオオリンピックでの、日本選手の活躍もめざましく

2020年の東京オリンピックに向けて

2017年は益々、日本、そして日本の技術に関して

注目が集まる1年になるのではないかと思います。

 

新年を迎え、改めて社員一同の士気を高め

さらなる技術・センスの向上、躍進に向け努力、精進するよう

先日年賀式を行いました。

 

nenga_2

 

長谷虎紡績株式会社では毎月始めに月例会を行っていますが

1月の月例会となる年賀式では

社員一同非常に大切にしている道徳心について

正眼寺ご住職の山川宗玄老師をお招きして記念講演を開催いたしました。

 

nenga_3

 

老師の記念講演を拝聴し

改めて経営理念である「三方よし」の精神のもと

お客様に安心、喜び、満足をして頂ける商品、サービスをご提供し続けていきたいと

改めて身の引き締まる思いでした。

 

皆様にとって幸多き1年になりますようお祈り申し上げ

年始のご挨拶とさせて頂きます。

本年も引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます。

去る11月23日、木々の葉が綺麗に色付きはじめた

伊勢の地を訪問致しました。

毎年この日、当社では伊勢神宮を参拝し

その年の新商品を奉納させて頂いております。

 

現在、11月23日は「勤労感謝の日」と呼ばれていますが

もともとは、飛鳥時代の皇極天皇の時代に始まった

「新嘗祭(にいなめさい)」の日が発祥です。

戦後、祝日法により「勤労感謝の日」と改称され国民の祝日となりました。

 

日本は古くから農業国家で

古の時代から神々に五穀の収穫を祝う風習がありました。

その年の収穫物は国家としても、また人々にとっても

一年を養う大切な蓄えとなることから

収穫物に感謝する大事な行事として、いまなお続いているのが新嘗祭です。

また、この新嘗祭は宮中では、最も重要な祭祀とされています。

 

当社も毎年この日に、社長以下重役全員と各部の責任者を伴い

伊勢神宮にその年の新商品を奉納させて頂いております。

今年もこうして無事にこの日を迎えられたことに対する感謝と

お客様にとってまた社会にとってより良いものづくりをすることを

神様の前でお誓いさせて頂いております。

 

この行事は40年以上前から続く当社の大切な伝統行事として

毎年欠かすことなく続いているものです。

今年は26社、29の新商品を奉納させて頂きました。

 

この行事をはじめた3代目社長の長谷虎治は

「私たちは生かされている存在であり、常にそのことに感謝しなければならない」

「企業も同様に多くの人や社会、地域に守られ生かされているからこそ今日あるのだ」

と口癖のように申しておりました。

また、当社が100周年を迎えた際の創業記念式典での式辞では

「『神・伝統に守られ、生かされ、許され、愛せられ、恵まれての100年』であり

その数々のご厚恩に心から感謝の念で一杯です」という言葉を述べていました。

 

ise_5

 

さて、今年は秋晴れの中

早朝より伊勢神宮の外宮と内宮へ参拝させて頂きました。

外宮では、ちょうど新嘗祭の祭事が執り行われている所も

拝見させて頂き貴重な機会となりました。

新嘗祭は伊勢神宮にとっても重要な祭事で

当日は朝4時から、厳かに様々な祭事が執り行われるそうです。

 

ise_2

 

ise_6

 

今回の伊勢神宮参拝は

私たちは真にお客様の立場に立ってものづくりをしていたのか

また、社会にとってなくてはならない存在となっていたのか

と改めて自問する機会となりました。

まだまだ不十分であったのではないかと反省すると共に

今一度全社員が一丸となり、この思いを共有し

新生ハセトラに向け進んで行くことを決意し 、神様の前でお誓いさせて頂きました。

 

来年は創業130周年を迎えます。

この先、150年200年と永続する企業となるべく日々精進して参ります。

今後とも長谷虎紡績株式会社をどうぞよろしくお願い申し上げます。

11月3日(木)、当社の本社グラウンドで第63回ハセトラ祭が開催されました。

ハセトラ祭は、60年以上前から続く当社の伝統行事のひとつです。

もともとは運動会として、昭和27年11月3日「文化の日」を記念し

従業員全員が集まって開いたのが始まりです。

現在では運動会の開催と同時に、当社製品の販売も行っています。

 

matsuri_1

 

当日はお天気にも恵まれ、早朝より多くの方にお越し頂きました。

この商品販売は、地域の方への日頃の感謝報恩の気持ちから始まり

年々その規模は大きくなり多くの地元の方にお越し頂いています。

 

今年も朝8時前からお客様が来場され、販売開始の前にもかかわらず

数十名の方が会場前にお待ち頂く大盛況でした。

日頃、なかなか地元の方と触れ合う機会がありませんので

こうした機会は私たちにとって、とても重要なものです。

当社を引退されたOBの皆様や、従業員のご家族の皆様とも交流できる

かけ替えのない交流の場でもあります。

 

また、私たちが普段このように活動できるのも

地域とその地域の皆様のお陰です。

皆様への感謝の気持ちを忘れず日々の業務に励み

このような機会を通して、感謝の念を形に表したいと思います。

 

matsuri_3

 

matsuri_2

 

グラウンドでは、職場対抗で玉入れや大縄跳びなどの競技も行われ

額に汗しながら真剣に競技に取り組み

時には笑い声がグラウンドを包む和気あいあいとしたひと時になりました。

 

matsuri_4_2

 

今年も沢山の方にお越し頂き心より感謝致します。

来年も11月3日(金)に開催しますので、ぜひご来場くださいませ。

従業員一同皆様のお越しをお待ちしております。

 

また、来年は長谷虎紡績株式会社、創立130周年という節目の年ですので

より多くの皆様にお喜び頂けるようなハセトラ祭にしたいと思います。

岐阜県には、日本三大美祭のひとつである“高山祭”があります。

高山祭とは春に日枝神社で行われる春の高山祭“山王祭”と

秋に櫻山八幡宮で行われる秋の高山祭“八幡祭”のふたつをさす総称です。

10月9日・10日に艶やかに行われた“八幡祭”についてご紹介致します。

 

祭の起源は飛騨の江戸時代、領主が大名金森氏のころ(1585年から1692年)

屋台の起こりは1718年頃といわれ(高山では山車のことを屋台と言います)

巧みな人形の動きを披露するからくり奉納や

仕掛けが施された戻し車など、匠の技が生きています。

 

takayama_5

 

秋空の下、国の重要有形民俗文化財である八幡祭の屋台11台が曳き揃えられます。

9日・10日とも布袋台は八幡宮境内に、他の屋台は表参道に登場します。

屋台彫刻や見送幕、構造の細部まで鑑賞できる機会とあって

多くの人々が屋台を囲み感嘆の声をあげていました。

 

takayama_6

 

巧みな動きを披露するからくり人形

戻し車と呼ばれる車輪を使い屋台の向きを変える技術など

まさに圧巻と言える見ごたえです。

 

この美しい感性、伝統的な匠の技を

よりよいものづくりに繋げていければと思います。

 

時代は移り変わり、人々の暮らしぶりも変化していきますが

伝統ある匠の技を守り、進化させ、今の時代に伝えることの大切さを

美しい秋の彩とともに改めて実感することができました。

9月4日(日)、一般社団法人羽島青年会議所(以下、羽島JC)の家族例会が

当社の平方(カーペット)工場で開催されました。

 

羽島JCは、「明るく豊かな社会の実現」という高い理想を掲げ

まちづくり、ひとづくり運動を進めている団体です。

今年度は、髙砂理事長の掲げる「共育創生」というスローガンのもと

地元羽島のために様々な活動をされています。

 

当日は、羽島JCのメンバーの皆様とそのご家族の皆様をお迎えして

家族例会が無事に開催されました。

今回は、お子様も多数いらっしゃるとのことで

工場見学だけではなく、様々なイベントも設けさせて頂きました。

 

工場見学では、せっかく皆様にお越し頂くということで

休日ではありましたが一部の機械を稼働させ見学して頂きました。

 

当社の誇るCJ(コンピュータジェット)機の前では

実際に機械が目の前でカーペットにプリントしていく光景に

お子様だけでなく大人からも歓声があがり

お子様たちも興奮した様子で機械に見入っていました。

 

kouryuu_1

 

工場見学終了後は実際にオリジナルのカーペットを作成しようということで

白いカーペットにそれぞれ思い思いの絵を描いて頂きました。

 

お子様たちの真剣な眼差しと、

普段家では見せない集中力でカーペットに絵を描く光景に、

参加された親御さんからも、驚きの声が上がっていました。

 

何より、作成中のお子様たちの真剣な顔と

作成後には嬉しそうにそのカーペットを見つめる笑顔から

ものづくりの尊さを改めて感じました。

 

kouryuu_4

 

今回、こうしたイベントを当社で開催させて頂き

地域との交流の大切さと同時に

このような機会を今後も積極的に持つべきだと強く感じました。

 

ある親御さんからは

お子様がご自身で作られたカーペットを宝物のように玄関に飾り

毎日眺めているということを聞きました。

そうした言葉を耳にし、私たちが携わるカーペットの持つ魅力と

その秘めたる力に気づくことができました。

 

今回の機会を通して、人の心を動かすものづくりに

邁進して行こうと強く感じた一日になりました。

 

kouryuu_3

 

一般社団法人羽島青年会議所様

ご参加頂いた皆さま

大変ありがとうございました。

1 26 27 28 29 30 31 32 33 34

最新記事

アーカイブ

page top

採用情報