1月5日、年賀式「四方拝・仕事始め式」が行われました。
年頭にあたり、皆さんと天地四方および山陵を拝して、
年災をはらい、幸福無事をお祈りしました。
また、今年は癸卯です。癸卯には「これまでの努力が花開き、実り始める」と言った意味が含まれるそうです。私たちを取り巻く環境は大きく変わり、そして私たちもその中で変化をしてきました。今までの努力が花開くことを信じ、より良い会社づくりに向け、さらに努力し続けることを誓願しました。
1月6日、当社月例会に臨済宗妙心寺派 正眼寺住職の山川宗玄老大師をお招きして新春記念講演を開催いたしました。
老師からは、「和気兆豊年(気候の順当な移りが豊かな実りの兆し)」や「人人脚痕下 有一坐具地(一人ひとりの足下に、自分が存在する(生きる)だけの十分な場がある)」と言った、お話を拝聴させていただきました。
コロナやウクライナ情勢など混沌とした世の中で、私たちは生きる場所があるのかと不安に思う事があります。
しかし、昔から越すに越されず越されずに越すなどと言い、年末に厳しい時でも時がこれば必ず新しい年は来る。新しい年が穏やかに進んでいる事が本当にありがたい事です。穏やかに進んでいる状態を和気と言うそうです。正に「和気兆豊年」。こうした毎日に感謝し、目標に向かって精一杯努力して生きたいものです。
1月13日、自警団出初式が行われました。
早朝7時より本社・平方各自警団員が集合。
7時30分から松井羽島市長さん、奥田羽島市消防長さんを来賓にお迎えして、令和5年度自警団出初式を行い、視閲・基本操作等日頃の成果を十二分に発揮させて頂きました。
長谷虎自警団は愛社精神と安全意識の高揚、自己の品性完成への修練の場、地域社会への奉仕を目的として、昭和24年に発足依頼74年の伝統と功績があります。本年も「わが城はわが手で守る」という自覚に基づいて訓練を重ね、より充実させ、結団75年の歴史にふさわしい自警団づくりをしていきます。
総務部
10月25日(火)竹鼻中学校1年生の皆さんが私ども長谷虎紡績へ工場見学にお越し下さいました。
午前の部と午後の部で合せて約200名様のご来場です。
皆さん元気!
半袖半ズボンの方もみえて驚きです。
「寒くない?」と聞いたら、「寒い!」と一言(苦笑)
最初に座学では、会社概要のほか、紡績工場の工程、羽島や日本の繊維産業の変還も学んでいただきました。皆さん熱心に話を聞いてメモを取っていました。
説明役は入社1年目の社員。こちらも勉強をさせてもらっています。
皆さん、見たことがない大きな機械に興味津々。
食い入るように見つめる子も。
燃えない布を見て、皆さんびっくり!
ワークショップでは6種類の異なった素材の糸で「糸電話づくり」です。
皆さん、夢中になって作っていました。
糸電話を80m以上もの長さで作ってはしゃぐ姿が印象的でした。
竹鼻中学校の皆さん。ご来場ありがとうございました。
最後の質疑では、「なぜこの会社を続けているのか」と言う質問がありました。
「私たちが携わる繊維には、凄い可能性と魅力があります。」
それはなぜか?
私たちは常に繊維に触れています。
人間に一番近いプロダクトは繊維です。
この繊維が少しでも快適なもの、良いものになれば人の生活が変わります。
人の生活が変わると、世界を変えることが出来ます。
これからも「素材で世界を変える」をスローガンに、地元に根ざした
企業として頑張ります。
総務部
奈良と言えば、このお方を最初にご紹介ですよね!お鹿さんです。
大阪の資材商品部のごとうです。
今回は私がブログを担当して奈良県を少しご紹介します。
勤務地は大阪で住まいは奈良県橿原市と言う所です。
近くには橿原神宮があり、神武天皇陵があり、飛鳥の遺跡群があり
歴史的に楽しめる場所です。
橿原神宮本殿から畝傍山
食べ物の名物はと言えば、柿!
五条市は柿の名産地で柿の実も大変美味しいのですが、
柿の葉を使用した柿の葉寿司も私の大好物です。
柿の葉寿司(秋の紅葉バージョン)
もう一つ奈良は日本酒発祥の地です(所説ありますが。。。)
私は中でも「風の森」と言うお酒に目がありません。
微炭酸でフルーティー、飲み易いかと思います(あくまでも私の好みの問題です)。
そして奈良と言えば我々もお世話になっている靴下の生産地です。
長谷虎の紡績糸も色んな製品に使われています。
私も沢山の紡績糸を送り込んでおり、お世話になっております。
(某スポーツブランドの靴下用として)
生産量は全国の生産量の約6割を超えるそうです。
我が社もお世話になっている編機
色々古さもある奈良県ですが、結構魅力のある県です。
資材商品部 ごとう
ここ長谷虎紡績でも季節のうつりを感じています。
秋ですね。
空もめっきり秋を感じさせる高い雲です。
朝は冷え込み車載の室外気温は7℃で表示されていました。
長谷虎紡績では、毎朝朝礼時にラジオ体操を、外でするのですが、
だいぶんと寒く感じるようになりました。
庭の木も色づいています。
今年は10月でも初旬は暑い日が続き、その分秋が短くなりそうです。
そして、次は冬が来ます。今年はどんな冬になるのでしょうか?
ラニーニャ現象とやらで寒く、雪も多いと予測されています。
ここ長谷虎紡績㈱がある岐阜県羽島市でも、例年2~3回ほど雪が積もり、
通勤に大変な思いをします。
私は車通勤ですので、スタットレスタイヤは履いていますが、
雪が積もると渋滞が凄くて、通勤時間も余計にかかります。
雪の予報の時は、朝早く家をでるようにしています。
この冬も安全運転で事故無く、遅刻しないようにしたいです。
あと、新型コロナウイルスが再度広がる事が無いよう願います。
総務部 宮崎進
皆さんは、カーペットと聞いたとき、どのような状態をイメージされますか。
アンティークのある部屋に長方形の長細いものが一枚置いてある、
そのようなイメージが一般的かもしれません。
このような使用方法を“置き敷き”といい、名称の通り置くだけになります。
今回、ホテルの通路や部屋一面に敷く“敷き込み”という方法について、ご紹介致します。
“敷き込み”の場合、“置き敷き”とは異なり全面に敷き込むため、カーペットを
完全に固定する必要があります。そのためこの方法では工事が必要となります。
ここからは敷き替え工事の工程を順に紹介しながら、説明を致します。
1.既存カーペットの捲(めく)り
新しいカーペットを納品するためには、まずは現在敷かれている古いものを剥がして
取り除く必要があります。先ほど完全に固定すると説明しましたが固定されているため
取り除くのも結構手間のかかる作業になります。
カーペットを捲るとその下にフエルトというクッション材が出てきますので、これも
新しいものに交換する場合は剥がす必要があります。
しかし、フエルトはラテックスという接着剤で固定されているため綺麗には剥がれません。
2.ケレンがけ
次に古い接着剤(ラテックス)を床から剥がす、ケレンがけという作業を行います。
カーペットを敷いたときに段差ができないように専用の道具を使って奇麗に剥がします。
3.新しいフエルトを敷く
古いものを綺麗に取り除けたら、下地に接着剤(ラテックス)を塗布し新しいフエルトを敷いていきます。
4.カーペットを広げて位置を決める
フエルトを無事敷き終わったら、いよいよカーペットを広げます。
柄の位置を決めるために数人で引っ張りながら位置を決めていきます。
これは非常に重く大変な作業です。
位置が決まれば不要な部分を切り落とし、またカーペットを繋ぎ合わせる場合は
専用のテープを使用しアイロンでテープを溶かしながら繋ぎ合わせます。
写真も一枚ものに見えますが、実は柄の中央部分で繋ぎ合わせています。
5.グリッパーでの固定
部屋の隅全てにグリッパーという器具がありカーペットを固定します。
グリッパーとは木材に釘の尖った部分が出ているもので、その突起部分でカーペットの
ジュートという裏材を固定します。固定する際に弛みをなくすため専用の道具を使い
引っ張りながら固定していきます
実際はもう少し細かい工程に分かれますが、以上がカーペットの“敷き込み“の大まかな
作業手順になります。
実際に納品されたカーペットがこちらになります。貼り替えの前後で随分印象が変わったのでは
ないでしょうか。
〈貼り替え前〉 〈貼り替え後〉
KKR京都くに荘様 特別室
皆さんもホテルなどに宿泊される際は、一度こういった工程をイメージしてみてはいかがでしょうか。
是非カーペットをこれまでとは違う視点で楽しんでいただければと思います。
インテリア部門営業部