製品のこだわり
こんにちは。
8月度のブログを担当させて頂きます、インテリア部門一部大阪営業所の
Mです。
今回は当部での施工した物件の施工の様子をお知らせさせていただきます。
➀施工前の状況
上記の写真からプレゼンするのに、この写真を使い、実際にカーペットを施工した様に
弊社のデザイン室のデザイナーである明珍さんに、施主のイメージ、ご意向と、合わせて
改装する壁プリントシートのイメージを伝え、何種類かのデザイン案を作成して頂きました。
そのデザイン案の中から採用された案をご紹介と施工後の写真を紹介させて頂きます。
➁デザイン提案のシュミレーション
➀の施工前の写真から背景の不要な部分を切り取り、その上にデザイン提案するカーペットを
シュミレーヨンにて合成します。
※本当にカーペットを敷いた様な仕上がりになっているでしょ?(W)
このイメージ写真を施主様に提案し、ご検討頂きました。
➂施工直前写真
施工直前で、椅子が外され、いつでも施工準備可能状態。
施工前は人工セラミックの床にて、当初は硬質床材で無ければ、パチンコの玉や、スロット
のコインを箱に入れ、台車で運ぶのが主流だったので、豪華な雰囲気は出せても、なかなか
クッション性のあるカーペットの導入が難しかった。
今は電子化も進み、今回のスロットは電子コイン化で一切実物のコインを持たないシステム
になったので、カーペットで豪華な演出が可能となりました。
➃施工中写真1
パチンコ店のスロットコーナーにカーペットを敷く事で、華やかさと繊維のクッション性
も
相まって何とも言えない豪華さが演出されます。
➄施工中写真2
壁に貼るプリントシートの色とデザインに合った床の演出効果!
➅施工完成写真
椅子の設置はまだですが、無事に施工を完了しました。
今回はスロットコーナーの4島のみのリニューアルでしたが、次回はパチンココーナーも
御願いしたいです。
※いかがですか?シュミレーションの写真と比べても同じ仕上がりになっていると思いませんか?
その他にもさまざまな施工事例を下記のURLからご覧になれます!
https://hasetora.co.jp/施工事例/
インテリア部門 営業部 M
3月24日、当社重要お取引さまGOLDWIN社とSpiber社によるプレスリリースがありました。
ポイントは、構造タンパク質素材「BREWED PROTEIN™」を使用した 23FWコレクションの
5ブランド(「GOLDWIN」「THE NORTH FACE」「THE NORTH FACE PURPLE LABEL」「NANAMICA」「WOOLRICH」)一斉による発表です。
(公式サイトより)
株式会社ゴールドウィンさまは、2015年から始動したSPIBER株式会社さまとの共同研究開発に
より生み出された新素材「BREWED PROTEIN™」を採用した、リジェネラティブなコレクショ
ンを発表。GOLDWIN・THE NORTH FACE・NANAMICA・WOOLRICHの4つの時代を超え普
遍的に愛されるシンボリックなプロダクトの素材をBREWED PROTEIN™に置き換え、次世代の
アウトドアウェアの新たな価値を提案しています。
これは、日本初となるさまざまな環境課題への新たなソリューションとして次世代型の新素材
BREWED PROTEIN™繊維を使用した製品を今秋(2023年秋冬コレクション)より販売開始。
(公式サイトより)
当社もこうした企画・プロジェクトに参加させていただいています。
今回、販売される製品は当社で生産した糸・生地を使用いただいています。
繊維の新たな可能性と未来を切り拓く第一歩のスタートです。
まさに、繊維は私たちの生活から時代と未来を変えることができます。
(公式サイトより)
■公式サイト : https://spiber.goldwin.co.jp/
■参考サイト : https://release.nikkei.co.jp/attach/651805/02_202303241549.pdf
総務部
8月2日麗澤瑞浪中高学校様にて“ヘラルボニーCJタイル”の施工立会を行いました。
今回は麗澤瑞浪中高学校様×ヘラルボニー様×長谷虎紡績の合同プロジェクト。
『あなたは、あなたのままで、すばらしい!』をテーマに
麗澤瑞浪中高学校様の保健室前廊下とコモンホールの一部にヘラルボニー様の
デザイン・アートを当社CJでタイルカーペットにプリントし、施工させて頂
きました。
※CJとはP.Zimmer社の商標であり、Chromo-Jetの頭文字を取った呼称です。
カーペットにジェットノズルから染液を噴射させ、絵柄を描きます。
ここで、商品製造から施工されるまでを簡単に紹介します。
➀デザインのプリント
2m×1mの白地のタイルカーペットにヘラルボニー様のデザインをプリント
します。
当社CJ機は16色まで使用出来ますので、当社デザイナーが時間を掛け、
ヘラルボニー様のデザイン・アートを忠実に再現しました。
➁デザインタイルのカット
2m×1mサイズでプリントしたカーペットを50㎝角にカットします。
➂プリントタイルの施工
タイルカーペットの裏面に記載されたナンバリング通り柄が繋がる様、施工
します。
以上の手順で施工した保健室前、コモンホールのご紹介
◇保健室前
◇コモンホール
保健室前はとても力強いタッチのカーペット、コモンホールは可愛いカー
ペットを施工することが出来ました。
カーペットを通じて、麗澤瑞浪中高学校の生徒さんに明るい学生生活を
お送り頂けたら大変うれしいです。
インテリア部門営業部第2G
小林 隆
2022年3月から協業がスタートしているヘラルボニーさん。
ヘラルボニーさんは、「異彩を、 放て。」をミッションに掲げ、日本全国の主に
知的な障害のある作家さんや福祉施設とアートのライセンス契約を結び、2,000点
以上のアートデータを軸に福祉領域の拡張を見据えた多様な事業を展開しています。
そんなヘラルボニーさんと一緒に作成したマット。
今回、使用させていただいたアートを描いた画家の八重樫季良さん宅を訪問
することができました。
社長に同行し、向かう先はヘラルボニーさんの本社がある岩手県盛岡市。
凄~い!
当日、ご案内いただく道中にもヘラルボニーさんとコラボしたアートが…!
こちらは、盛岡のバスセンターの仮囲いアートです。
カラフルなアートが目を惹きます。
八重樫季良さんが描かれた作品の色を1つ1つ細かくラグマットに再現しました。
残念ながら、ご本人にお会いすることはできません。
八重樫季良 2020年5月10日(享年64歳)、惜しまれながらこの世を去られ
ました。
妹さんにご挨拶させて頂くことができました。
ご自宅にはわたしたちがヘラルボニーさんと一緒に作ったラグマットが敷い
てあり大感動…!
妹さんから季良さんのお話も伺いましたが、自分の作品に拘りを持ったその
姿勢や、そして誰からも愛される人物像…
伺うほどにわたしたちのつくったマットたちもぜひ季良さんに見て頂きたい!
そんな気持ちでいっぱいでした。
作者もそのご家族も、作品への想いはそれぞれ。
季良さんは特に自身の作品への想いが強い方だったそうです。
実際の作品を通して、季良さんの精神は、きっと、何ものにも依存せず、
ただ自身を信じることを基盤に、力強く、誇り高く、活力に溢れて朗らか
だったのではないか。
だからこそ、自信に満ちた作品を描き続けた。
そんな、気がしてなりません。
1本1本の線までこだわったマット。本当に頑張った甲斐がありました◎
長谷虎のカーペットはインクジェットとは異なり、職人が1色1色こだわ
って作成しています。
わたしたちのこだわりや想いがたっぷり詰まったマットたち。
作家さんの想いものせて、みなさんのお手元に届けています。
インテリア営業部
デザイン室 中村
長谷虎紡績のカーペットが採用決定~
長谷虎紡績は、ヘラルボニー社が展開するライフスタイルブランド『HERALBONY』の「ラグマット」
「キッチンマット」「ドアマット」を共同企画として初めて製作しました。
ヘラルボニー社は、「異彩を、 放て。」をミッションに掲げ、日本全国の主に知的な障害のある作家
や福祉施設とアートのライセンス契約を結び、2,000点以上のアートデータを軸に福祉領域の拡張を
見据えた多様な事業を展開しています。同社は、2022年1月31日に運営するブランド「HERALBONY」
をライフスタイルブランドへと拡張し、日常を彩る製品の販売を通じて、「福祉」や「障害」という
普段の生活で関わりを持ちづらい分野と一般的な生活者の間にある目に見えない境界線を溶かし、福
祉を起点とした新たな文化や生活様式の創造を目指します。
■詳細は応援購入サービス「Makuake」のプロジェクトページにて公開:
https://www.makuake.com/project/heralbonylifestyle
【代表者メッセージ】長谷虎紡績株式会社 長谷 享治
ヘラルボニーの魅力は何か?
それは見る者の心を動かし、そして見る者すべての心を明るく、温かくすることです。ヘラルボニー
のアート作品一つひとつには個性があり、ストーリーがあります。この個性とストーリーが彩となり、
その空間を明るくし、そしてそこに集う人たちの心まで明るく彩るのです。ヘラルボニーのアートに
は、そんな力強さと温かさがあります。ヘラルボニーが掲げる「異彩を、放て。」日本だけでなく世
界の人々を明るく、温かく彩っていきたいです。
■起用作品・作家紹介
八重樫季良 作品名:「(無題)(家)」
作家:八重樫季良
在籍:るんびにい美術館(岩手県花巻市)
一見抽象的な幾何学パターンを描いたように見える絵だが、それが独自のアレンジによって描かれ
た建築物だと知ったら多くの人が驚くだろう。 この表現様式を八重樫は子どもの頃、誰に習うこと
なく独創によって生み出し、以来半世紀余りにわたってこのただ一つのスタイルで創作し続けて来
た。その作品数はおそらく数千点に及ぶと思われる。
SATO 作品名:「Festival」
作家:SATO
在籍:個人(ボストン)
本名・本山慧(もとやまさとる)。1999年米国ボストン生まれ、メガネと補聴器をかけた身長120cm
のアーティスト。軽度難聴をもつ低出生体重児として小さく生まれ、のちに知的障害を伴う自閉症ス
ペクトラムと診断された。10歳のサマーキャンプで水彩画と出会う。以来、自宅でも毎日1枚の絵を
描くようになった。好きな音楽を聴きながら、その日選んだ2〜3色で大判画用紙を埋め尽くしてい
くスタイルは変わらない。米国製の透明感ある水彩絵の具24色セットを愛用している。地元のサポー
トグループ「ボストンスペシャルニーズ(BSN)」メンバーとして数々のアートフェアに出品。余暇
には、障害者のためのさまざまなアートクラスで、さをり織り、ピアノ、ダンスを楽しむ。
ヘラルボニーが契約する日本全国の知的障害のある作家が描いた個性アートは、作品一つ一つの描き
方や色使いが異なり、実際の紙やキャンバスに描かれる色味と、カーペットの色味では見え方が全く
異なります。熟練の職人により、一色一色検討し、調色された色彩を用いてアートを表現。
そこに弊社独自の技術であるCJ(コンピュータージェットダイ)機による染色技術がかけ合わさり、
再現性の高い製品となっています。
これからも長谷虎紡績は、環境に配慮した人に優しいインテリア空間の演出のため、全社を挙げて取
組んでいきます。
※ご参考
【ライフスタイルブランド「HERALBONY」とは】
障害のある作家のアートデータを活用し、ハイブランドのアパレル用品(スカーフ・バッグ・ネク
タイ等)やインテリア製品をプロデュース。日本各地で展開するリアル店舗と越境ECにて販路を拡
張している。全日本仮囲いアートミュージアム事業で掲出したアート素材をアップサイクルするサ
スティナブル商品も手掛ける。
ECサイト:
https://heralbony.com/