長谷虎紡績について

代表挨拶 MESSAGE

個々の知識やノウハウを組織で活用し、
社会課題の解決のために存続する企業へ。

現代の社会は目まぐるしく変化し、次々と新たな課題が生まれています。そんな中で企業として存続していくためには、我々自身も変革しなければなりません。

いま一度、130余年の歴史で蓄積してきた知財を見つめ直すとともに、個々の知識やノウハウを組織で活用するナレッジマネジメントに力を入れた経営を実践します。これによって新たな素材やサービスを生み出し、社会課題の解決に全力で貢献していきます。

具体的には、まず地球環境問題に目を向け、「2030年までに80%以上の素材・製品を環境に配慮したものに置き換える」という大きな目標を掲げました。この数値目標を達成するため、パートナー企業の皆様とも連携しながら、新たな投資や素材の研究開発を推し進めています。また、環境負荷の少ないサプライチェーンの構築も目指しています。

地球と人を、真摯に見つめるものづくり。これからも、人々の幸福を願い、そこに寄与する企業として、長谷虎グループは歩みを進めてまいります。

代表取締役社長 長谷 享治

企業理念 PHILOSOPHY

CHANGING
THE WORLD
WITH FIBER

繊維の可能性を信じ、素材・製品で世界を変えること。
それが長谷虎グループの事業を通した使命です。

日常生活のさまざまなシーンで使われる身近な素材でありながら、航空宇宙産業にも活用されるなど 多様な可能性を秘めた繊維。それがより快適で、より環境に負荷をかけないものになれば、人々の生活が変わり やがて世界が変わる──── 長谷虎グループは、こうした夢の実現に向け、さらなる研究開発と市場開発に挑戦し続けます。

  • Morality 道徳を重んじる社風

    戦後の混乱期にあった昭和20年秋。不正取引が横行する中、当社は公正なルートで材料を仕入れ、廉価で「下駄の鼻緒」を提供しました。当社の利益はわずかでしたが、仕入先には儲けていただき、人々には喜ばれ、何ものにも代えがたい「信用」を得ました。このエピソードは、創業以来の伝統である「三方よし」の精神を象徴するものとして語り継がれています。

  • Quality 高品質なものづくり

    紡績事業ではシルクから麻・リネン、綿、合成繊維へと時代に合わせて進化を続けてきました。近年は二層構造糸の生産設備を導入し、長短複合糸などの生産体制を構築。人工タンパク質素材など、最先端の素材開発にも注力しています。またインテリア事業では、一流アパレルブランドのポップアップストアにオリジナルカーペットが採用されるなど、確かな品質が高い評価を受けています。

  • Community 地域やパートナーと共存共栄

    長谷虎紡績の創業の地は岐阜県羽島市です。地域の方々が農業の副業としていた養蚕に付加価値を与えるため、創業者が1887年に長谷製糸会社を設立したことが始まりでした。この地域との「共存共栄」精神は130年変わることなく、現在もサプライチェーンの構築に活きています。素材メーカーや加工場といった社外パートナーと助け合い、共に成長しながらお客様のニーズにお応えしています。

沿革 HISTORY

130年の実績と信頼

繊維産業は、ものづくり大国・日本の礎を築いたと言っても過言ではありません。長谷虎紡績はその黎明期から繊維ひとすじに歩み、厳しい時代も乗り越えて信頼をいただいてきました。 世界に目を向けると、繊維産業にはまだまだ大きな可能性が広がっています。これまで支えてくださったパートナー企業の皆様に感謝し、これからも手を携え、業界の未来を切り拓いてまいります。

航空機カーペットの生産を開始

130年の実績と信頼

明治20年創業以来130年、繊維一筋に歩み続け、社会の変化に順応しつつ、時には躍進し、時には屈縮しながら着実に成長し、皆様より強いご信頼を頂いております。
この信頼をさらに大きく、より確かなものにすべく日々事業に邁進してまいります。

1887初代 長谷虎吉が岐阜県羽島市江吉良町に長谷製糸工場を創業

1937二代目 長谷勘松、長谷絹布工場に改称

1943三代目 長谷虎治、長谷虎製麻工場所を設立

1947長谷虎産業株式会社と改称 綿糸の生産を開始

1951長谷虎紡績株式会社と改称

1961羽島市福寿町に新工場を建設しカーペットの生産を開始

1969合弁会社 豊田化工株式会社を設立 車輌カーマットの生産開始

1970カーペットの後染ウインス染色設備の導入、株式会社ハイボーン設立

1976カーペットの後染連続染色設備の導入 車輌用カーマットのナイロン後染化

1980コンピューター・ジェット(CJ®)ロールカーペット染色設備の導入

1983カーペットJIS表示工場となる

1984自動車用 純正用品マットの生産開始

1985コンピュータ・ジェット(CJ®)を商標登録

大阪ビルの新築

1986大阪ビルの新築

1987創業百周年記念事業を実践、四代目社長に長谷和治就任
コンピューター・ジェット(CJ®)カーペットタイル設備の導入

1989CJ®カーペット(クレーター柄)が第27回全国繊維技術展にて通産大臣賞を受賞
発明表彰にて当社が開発したタフティングマシンが岐阜県知事賞受賞

1990本社工場の集約合理化 特殊糸による多品種少量生産体制が整う

2003エコマーク認定のリサイクルカーペットタイル生産を開始

2004中国上海に上海豊虎汽車地毯有限公司を設立

繊研新聞社創業70周年記念賞を受賞

2005船舶カーペット生産開始

2006平方工場にてISO9001認証取得

2007米国テネシー州にTUFTORA AUTOMOTIVE CARPET INC.を設立

2010東京営業所を現在地に移転

2013コンピューター・ジェット(CJ®)カーペットタイル 最新染色設備の導入 航空機カーペットの生産を開始
新型クラウンの車両用カーペットで異目付ハイブリットタフトが採用され、トヨタ自動車およびトヨタ紡織より技術賞を受賞

2016コンピューター・ジェット(CJ®)ロールカーペット 最新染色設備の導入

2019繊研新聞主催第49回繊研合繊賞(2018年度)にてハイブリッドクリーンダウン光電子プロが繊研新聞社創業70周年記念賞を受賞
五代目社長に長谷享治が就任

2020ナノファイバー繊維会社 スピタージュ株式会社を設立

会社概要 COMPANY PROFILE

商号
長谷虎紡績株式会社
創業
明治20年6月1日
設立
昭和22年1月8日
資本金
9,500万円
取引銀行
大垣共立銀行
役員

取締役会長長谷 和治

取締役相談役長谷 篤治

代表取締役社長長谷 享治

取締役桂川 誠也

取締役宮本 芳貴

取締役小笠原 正人

取締役長谷 憲治

監査役河合 恒

監査役川村 祥之

関連会社
株式会社長谷虎リネンサービス、長谷虎興業株式会社、株式会社ハイボーン、株式会社ファーベスト

拠点 Base

本社、本社工場

〒501-6236 岐阜県羽島市江吉良町197-1
TEL:058-392-2121(代)
FAX:058-392-2126

平方工場

〒501-6257 岐阜県羽島市福寿町平方2300
TEL:058-398-5211(代)
FAX:058-398-5215

大阪営業所

〒541-0043 大阪市中央区高麗橋4丁目6番15号
TEL:06-6204-4120(代)
FAX:06-6204-4140

東京営業所

〒103-0007 東京都中央区日本橋浜町2-5-3 浜町藪ビル 6F
TEL:03-3527-2962 
FAX:03-3527-2963