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国内唯一の「糸(YARN)」に特化した展示商談会が今年も行われました。
「20th JAPAN YARN FAIR」です。2月16日~17日に開催されました。
当社は、昨年に続いての2回目です。
昨年は、初めての出展に緊張と要領がつかめず準備段階から右往左往でした。
しかし、今年は昨年の反省点を踏まえての準備。
そして、何よりオール長谷虎での長谷虎グループでの参加です。

 

「JAPAN YARN FAIR」は、素材メーカーを中心とした川中事業者の機能性や意匠性に富んだ高付加価値の「糸」を各社が提案する内容です。
尾州産地で開催し、川上事業者の情報発信・提案の場を設けることで、川中事業者の高付加価値のものづくりの創出を支援し、ひいては産地・業界の新たな活路を見出す一助となるよう期待されています。

 

 

今回は、ブースを拡げて昨年の2倍の規模で参加です。

 

 

来場の皆さんは、当社ブースの鮮やかさに目を引いたのではないでしょうか。
これも当社は、カーペットメーカーでもある強みです。

 

 

当展示会「JAPAN YARN FAIR」は、冒頭にも述べましたように「糸」に特化された商談会です。
まさに、当社が掲げる「素材で世界を変える」にマッチした展示商談会でした。

 

お取引さまをはじめご来場いただいた方々には大変感謝を申し上げます。
ありがとうございました。

 

 

                                       総務部

1月27日(金)羽島市立中央中学校1年生の皆さんが私ども長谷虎紡績へ
工場見学にお越し下さいました。
午前の部と午後の部に別れてのご来場です。
当日は、霙まじりで凄く寒い。
でも、皆さん元気!
今回、当社に勤める方のお孫さんも来訪です。

 

 

まずは座学で工場・製品に関わる話を聞きます。
会社の紹介のほか、羽島や日本の繊維産業の変還も学んで
いただきました。
説明役は当社の若手入社1年目の社員。
毎回ですが、こちらも勉強をさせてもらっています。

 

 

座学が終わって20人ごとに分かれて工場内を見学。
食い入るように見つめる子も。

 

工場見学後のワークショップでは6種類の異なった素材の糸で「糸電話づくり」を体験してもらいました。

 

皆さん。ご来場ありがとうございました。

 

 

2月22日(水)に中央中学校を訪問。

 

今回、1月27日の工場見学の際に託された綿花を使ったハンカチを
お届けしました。

 

 

 

岐阜新聞さんにも取り上げられました。

 

 

実は、この綿花。
昨年の6月21日、特別授業「綿の栽培について学ぶ」と題して当社
若手社員が訪問して生徒さんが実際に種を蒔き、約半年をかけて育てた綿花です。
皆さん、綿花を収穫して中からゴミや種を取るのに一番苦労したとか。
「すっごく、手が痛くなったよ!」って(笑)

 

 

 

 

 

 

 

学校で、実際に食物を育てる。そして、そこからモノが作られる。
そこに携わる人たちの苦労を知る。
素晴らしい授業が学校で行われていることに私ども感動です。
そして何より、喜ぶ生徒さんの笑顔は最高です!
この子たちが未来を支えていくのだと考えると私たちの心は晴れやかになって、清々しくなります。

 

 

 

最後に感謝状を生徒さんの手から渡されたときは感無量です。
中央中学校の皆さん、本当にありがとうございます。

 

 

 

                                       総務部

 

1月29日、株式会社リバネス主催のサイエンスキャッスル2022 関西大会に参加しました。

 

サイエンスキャッスルは未来の研究者の登竜門として、2012年に始まり、あらゆる研究に挑戦する中高生を応援しています。

 

口頭発表、ポスター発表ともに中学、高校の学生さんの熱意を感じました。
みなさんが純粋な考えをもっていて、とことん追求する姿がとてもかっこよかったです!!!
なかには小学生から、もっと早い方だと5歳から研究について考え始めたと聞き、いつまでたっても情熱をもつことは大きな力、原動力になることを感じました。
また、多くの人を巻き込む、魅了する力も同時に感じました。僕自身も皆さんの研究に対する姿勢に惹かれていきました。
みなさんのおかげで、楽しく見学することができました。ありがとうございました。

 

 

加藤さんの「藻の生物利用による物質生産~光合成の出来る繊維製品の開発の可能性を探る~」ということで、なんと藻から繊維を作るという発表がありました。
これにはとても驚かされました。実際に綿との混紡でできた繊維を見て、圧倒されました。 

 

実は我々もこの研究に少し加わっていました。
加藤さんから紡績について学びたいとお声をいただき、本社で紡績について一緒に学んだことがあります。そのことで少しでも研究に携われたと思うととても嬉しいです!!

 

僕たちも日々、環境に配慮した繊維はないか?
新しい素材はないか?
考えながら仕事をしていますが、藻から繊維ができるとは思ってもみませんでした。

 

藻はいろんなところにありますし、もし藻から製品化できたらと思うと様々な可能性があり、今からわくわくしています。

 

 

そして、なんと加藤さんが優秀賞、追手門学院大学賞を受賞されました。
おめでとうございます!!!

 

日々研究に励んできた姿、研究内容のすばらしさ、研究に対する情熱が審査員に感動を与えたからだと思います。
僕自身が何かしたわけではありませんが、自分のことのように嬉しかったです。
これからの加藤さんの活躍がとても楽しみです。
また、私たちも協力できることがあれば、嬉しいです。

 

最近はまだまだ寒い日がつつきますが、僕も加藤さん負けないぐらい社会人としてたくさん勉強をしていきます!!

 

 

                                       本社工場 小田川

明けましておめでとうございます。
今年も新年の幕開けをみなさんとともに迎えることができました。

 

光輝ある令和五年の新春を迎えるにあたり、私達一同伝統精神を祖述して、「日日新」「日孜孜」
の心で創業以来のご縁を大切にして感謝報恩、反省精進することを念誓させて頂きます。

 

ご承知のように、今年は卯年(うどし)、いわゆる兎(ウサギ)年で、十二支では4番目に数
えられます。
そして卯は、時刻でいえば午前5時から7時までの2時間を、方角でいえば東をさします。
また、今年の干支は「癸卯(みずのと・う)」です。干支の組み合わせは全部で60通りありま
すが、その40番目です。癸は、甲乙で始まる十干(じっかん)の10番目で、「植物の種子が大
きさを測れるまでになった状態」を意味します。

 

 

さて、ウサギというと、みなさんはどんなイメージをもたれるでしょうか。
生態としては、ウサギは草食動物で、警戒心が強く、早朝や夕方に活発に活動します。
そのイメージとしては、おとなしい、かわいい、小心者、臆病、あるいは悪賢い、愚か・・・
などなど、実に幅広いのではないかと思います。

 

古来より、ウサギは狩猟・捕獲の対象であり、食肉としても用いられてきました。人間にと
って身近な存在であったからこそ、ウサギに対してはさまざまな見方があり、ウサギの特徴
を捉えた慣用句も多く存在します。

 

たとえば、「ウサギの耳」といえば、地獄耳のことですし、「ウサギの昼寝」は、油断をし
て思わぬ失敗をすること、「ウサギの上り坂」なら、物事が早く順調に進むこと、「兎に祭
文(さいもん)」なら、いくら説いて聞かせても一向に効果がないことを意味します。あく
まで人がウサギに対してもつイメージを踏まえたものですから、ウサギには迷惑な話かもし
れませんが、こうしてみると、ウサギはとても人間的な動物だといえそうです。

 

それから、ウサギには「跳ねる」という特徴があるため、卯年は景気が良くなる年ともいわ
れています。
ちなみに、前回の卯年は、東日本大震災と原発事故に見舞われた2011年です。
この年の日経平均株価は、年初は1万円を超えていましたが、年末には8千円台半ばまで大
きく下げました。

 

はじめにも紹介しましたが、卯の刻は午前5時から7時までの2時間をさします。
まさに、日の出とともに1日が始まる時間帯です。夜が明けて新しい1日、1年が始まり、
ウサギが跳ねるように株価も上がって、日本経済も私たちの会社も力強く成長していく、
そんな1年になるといいですね。

 

まだまだ油断はできないものの、コロナ禍もようやく出口が見えてきたようです。引き続き
感染防止に留意しながらも、ぜひ高い目標に向かって飛躍する1年にすべく、粘り強く精一
杯、全社一丸となって社業に励み、社会になくてはならない会社を目指し、お客様により一
層の安心と喜びと満足をしていただける商品づくりに創造・開発、邁進して参る所存です。

 

改めて、この新しい年が、より佳き年になるよう心より祈念致しまして、年頭の挨拶とさせ
て頂きます。何卒本年も変わらぬご指導とご支援を賜りますよう心からお願い申し上げます。

 

 

                                       総務部

皆さん、こんにちは。

 

タイトルにある、「5S活動(整理、整頓、清掃、清潔、しつけ)」
当社だけでなく、長年にわたりどこの会社も取り組んでおられるのではないでしょうか。

「人材セミナー2022リターンズ」(日本紡績協会主催)が、2年ぶりに当社に帰って来ました。
5S活動による生産性向上や人材育成を目指して、11月29、30日と2日にわたって当社で開催されました。
今回は本社工場(紡績工場)だけでなく、2日目には平方工場(カーペット工場)と2会場に分かれての開催です。

 

5S活動に関するレクチャーや事例発表、工場見学会がそれぞれの工場で行われました。
同セミナーは2017年から開催されています。
今年は、久々に対面方式が復活し、紡績企業を中心に12社・団体が参加されました。

 

 

長谷社長から「より良い事業を展開していくためのベースは5Sにある。5Sを通じて従業員一人一人の成長と教育を促し、共に日本の繊維産業を世界で輝けるものにしてきましょう」と挨拶をさせていただきました。
これまで、会社間の交流には閉鎖的だった紡績業界。
しかし、このセミナーを通じて、機械の部品などを融通し合うなんてことも行われるようになりました。
益々、セミナーを通して互いに見て、互いに補い相乗効果で業界の底上げが図れることを願います。

 

 

今回の企画運営会社のヒューマンアクティベーションのシニアコンサルタントの保田講師から5S活動の目的などを解説いただき、
「ビジョンを達成するためには利益を上げる経営が必要。それには理にかなった生産と管理が重要で、その土台となるのが5S活動」
「5Sをやると決めたらそれを徹底することが大事、そのためには管理者が率先して5Sに取り組む。それによって他の従業員のやる気を起こし、5S活動を定着させることができる」と強調されたのは印象的でした。

 

 

もちろん、当社の5S活動の発表もありました。
紡績部門本社工場の大橋さん、斎藤さんから改善前と改善後の報告として、「これまで使用するギアを棚に置く際には同じ大きさで重ねていたが、担当者意外だと億位置が分かりづらかった。改善後は棚にギアの大きさに合わせた枠を書き、担当者以外でも分かるような定位置化を施した。そして、周囲の協力を得てルールが守られている」と説明。
この積み重ねが、一人一人の成長、そして企業の成長につながるのではないでしょうか。

この後、工場見学と意見交換会が行われました。

 

 

 

 

                                       総務部

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