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弊社の紡績事業部のテキスタイル・アパレル部門において3月2日(金)繊研新聞の一面に
新しい取り組みとその開発秘話が掲載されました。
繊研新聞は、業界紙ではありますが、
繊維業界ではとても多くの方に購読されております。
 
クライアント様のゴールドウィン
『ザ・ノース・フェイス』2018-19秋冬コレクションにおいて
高い保湿性を備え、水濡れに強いダウンを使った
『サンダージャケット』が発表されました。
 
記事中のスキーヤーで冒険家の三浦雄一郎さんからも
『温泉に入ったような暖かさ』と評価を頂いている混率は
ダウン60%(そのうちフェザー6%)ポリエステル40%で従来より合繊の比率が
高いハイブリッドダウンです。
 
その素材開発は従来の商品よりも、より社会にとって良いこと
より人びとにとって良いことを追求し、
諦めることなく不可能に挑戦したからこそ実現しました。
 
もちろん、この開発が実現したのは当社だけの力ではなく
共にものづくりを行うパートナー様が居てこそ。
まさに、素材だけでなく、業種間・職種間を超えたハイブリットと言えます。
 
今後も常に新しいことに挑戦する姿勢を失わず
より良いものづくりを愚直に追求して参りますので
引き続きご愛好の程よろしくお願い申し上げます。

 

早くも1ヶ月が過ぎ、如月に入り2月9日には
平昌オリンピックが開会され、今から
日本勢の熱い戦いが繰り広げられると期待しています。

さて、先月の事になりますが、1月6日に新年を迎え
改めて社員一同の士気を高め
さらなる技術・センスの向上、躍進に向け努力
精進するよう、年賀式を行いました。

長谷虎紡績株式会社では毎月始めに月例会を
行っていますが1月の月例会となる年賀式では
社員一同非常に大切にしている道徳心について
正眼寺ご住職の山川宗玄老師をお招きして
記念講演を開催いたしました。

 

 

老師の記念講演での学びと致しまして
禅語「懸羊頭 賈狗肉」(ようとうをかけて くにくをうる)
見せかけが立派でも実質が伴わず
見かけ倒しのことを言うのだそうです。

我々も見かけ倒しにならない様に
仕事を一生懸命に行い
お客様に安心、喜び、満足をして頂ける商品
サービスをご提供し続けていきたいと
改めて身の引き締まる思いで拝聴いたしました。

大変遅くなりましたが、
皆様にとって幸多き1年になりますようお祈り申し上げ
年始のご挨拶とさせて頂きます。
本年も引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます。

11月3日(金)、当社の本社グラウンドで第64回ハセトラ祭が開催されました。

ハセトラ祭は、60年以上前から続く当社の伝統行事のひとつです。

もともとは運動会として、昭和27年11月3日「文化の日」を記念し

従業員全員が集まって開いたのが始まりです。

現在では運動会の開催と同時に、当社製品の販売も行っています。

 

当日はお天気にも恵まれ、昼間は汗ばむ程の陽気でもありましたが

早朝より多くの方にお越し頂きました。

この商品販売は、地域の方への日頃の感謝報恩の気持ちから始まり

年々その規模は大きくなり多くの地元の方にお越し頂いています。

 

 

本年度は、特に創立130周年という節目の年ということもあり

より多くの皆様方にお越し頂きました。

このお祭りは、普段地元の皆様と触れ合う機会のない

当社の社員にとって、大変貴重で重要な催しとなっています。

当社を引退されたOBの皆様や、従業員のご家族の皆様とも交流できる

かけ替えのない交流の場でもあります。

 

 

 

グラウンドでは、職場対抗で玉入れや二人三脚などの競技も行われ

真剣取り組みながらも

笑いありの和やかな空気で進めておりました。

 

 

今年も沢山の方にお越し頂き心より感謝致します。

2018年も11月3日(土)に開催しますので、ぜひご来場くださいませ。

従業員一同皆様のお越しをお待ちしております。

今年で開催36回目を迎える

日本最大級の国際インテリア見本市

JAPANTEX(ジャパンテックス)

 

長谷虎紡績では

今年も、もちろん出展致します。

 

今年の開催テーマは

「Japan Style × Interior Beauty

―日本のおもてなし、ひとを想うデザイン美学―」

インテリアを中心に

ライフスタイルやインテリアスタイル

最新のトレンドなどが提案されます。

 

長谷虎の展示商品は

“Premium CJ Tile Carpet”

 

5/64ゲージのレベルカット高密度パイルに

オリジナルのプリントを施したシリーズです。

 

新型CJ機となり

より滑らかなグラデーション

立体的で豊かな柄表現が可能になった

長谷虎の製品をぜひご覧くださいませ。

 

長谷虎の製品は

日本カーペット工業組合様のブースにて

ご覧頂けます。

 

ぜひJAPANTEX2017にお越し頂き

長谷虎製品の展示ブースまで

足をお運び頂けましたら幸いです。

 

皆さまのお越しをお待ち致しております。

 

<JAPANTEX2017詳細>

日程:11月15日(水)〜11月17日(金)

時間:10:00~17:00

昨年に引き続き、今年も「NEOCON2017」の視察のため

アメリカのシカゴまで行って参りました。

 

NEOCONは

シカゴのマーチャンダイズマートにて毎年開催される

世界最大のコントラクト向けインテリア見本市。

今年の開催日は6月12日~14日の3日間でした。

 

さて、NEOCONの開催場所であるマーチャンダイズマート

マーチャンダイズマートは、1930年着工から2年の歳月を経て

卸売業の総合ビルとして完成しています。

しかし、時代はセ界大恐慌の真っ只中。

マーチャンダイズマートは完成後すぐに

ゴーストビル化してしまったという歴史が残されています。

 

その後、1946年にジョセフ・ケネディにより買収されたことをきっかけに

卸問屋やオフィスの他ショールーム・展示会場としても活用され

今ではなんと年間300万人もが訪れる商業ビルとして

発展し続けています。

 

実は、このマーチャンダイズマート

商業建築のビルとしては世界一の敷地があり

総面積は39ヘクタール

階数は25階まであり、その高さはなんと104mもあり

これより広い建築物は

1940年に建設されたアメリカ国防省のペンタゴン

以外にはないと言われています。

 

 

マーチャンダイズマートの向かいには

シカゴで成功を収めた数々の商人のブロンズ像が

建物を見守るかのように並ぶ姿を見ることができ

その存在感は確固たるもの。

まさに、建築の街シカゴ!!を象徴するかのような建物です。

 

そんな歴史のある建物で開催される「NEOCON」も今年で49回目を迎え

近年の来場者は5万人を超え、年々増える人の多さからも注目度の高まりを感じます。

 

 

さて、カーペットについてですが

主要メーカーの新商品が一同に見られるというだけあり

最新の技術を駆使した製品は毎年大変見ごたえがあります。

 

 

今年の傾向のひとつとして床材の多様化を感じました。

各社カーペットだけではなく

LVT(ラグジュアリービニールタイル=デザイン性の高い塩ビタイル)

等のハード床材の分野にも力を入れており

異素材を組み合わせることにより、フロアデザインの可能性を広げようとする印象を受けました。

 

 

カーペットの色に関して、

多くのカーペットメーカーでモノクロの色使いが多い印象がありましたが

『knoll』や『carnegie』などの家具メーカーでは

カーテンやソファにカラフルな色合いのものが多く

部屋全体のコーディネートとして捉えて見ると

モノクロとカラーのバランスが良く

全体として調和が取れているように感じました。

 

 

デザインの傾向としては

自然の中にあるものをイメージソースに

デザイン表現したものが多く見受けられました。

 

このように、自然との繋がりに価値を置いたデザインのことを

“バイオフィリックデザイン”と呼ぶのですが

現在のオフィス空間において非常に注目されている

空間デザインの1つになっています。

 

勤務時間中でも、いかにリラックスして過ごせるかが

生産性、創造性の向上に繋がると言われており

それが写真のような苔や植物など自然界から抽出した

デザインに現れているように感じました。

 

このように、時代の流れを読み解き

求められる商品を創り、ご提供することが

お客様に喜びと感動を与えられる一歩だと感じています。

 

これからも技術やデザインを学び続け

より良い商品をご提供できるよう取り組んで参ります。

 

今後とも長谷虎紡績株式会社を

どうぞよろしくお願いします。

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