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(繊研新聞2019年3月12日)
 

(繊研新聞2019年2月20日)
 
やりました!待ちに待った授賞式です!
1月のブログにも載せておりました、「繊研新聞社創業70周年記念賞」(繊研新聞社主催)に選ばれた
「ハイブリットクリーンダウン光電子プロ」の授賞式が3月11日、東京都中央区のロイヤルパークホテルで行われました。
当日は、東レの日覺社長をはじめ帝人やユニチカといった繊維業界のトップの方々が受賞されるなか
当社からテキスタイル・アパレル部の河野さん、グループ会社のファーベストからは福谷さんが堂々と登壇し受賞です!
「おめでとう!」
当社から会場へ出席した小笠原さんをはじめ、全員が歓喜に沸きました。
 

 
今回、この業種が異なる4社、河田フェザーさん、ファーベストさん、ゴールドウィンさんとわが社が
ひとつのチームとなって受賞できたこと、非常にうれしく思います。
グループ会社とパートナー企業様がそれぞれの強みを活かし、それが単なる開発にとどまらず、製品化に結びつき、
こうして特別賞として認められたものだと自負しております。
この開発において、わが社の開繊技術と工程をインサレーション(中綿)の開繊に活用できたことは、
これからの成長戦略を考える上で、非常に意義深ことです。
 

 
わが社は繊維を通して人と社会を豊かにする企業へ
常に挑戦する姿勢を続けて参ります。
そして、環境にやさしく世界中が注目するような商品開発をめざします。
みなさんも乞うご期待ください!
 
【担当者からのコメント】
・テキスタイル・アパレル部:河野貴俊
この度、繊研新聞主催の繊研新聞社創業70周年記念賞を㈱ゴールドウイン、河田フェザー㈱、㈱ファーベスト、
長谷虎紡績㈱の4社にて受賞し、私が長谷虎紡績㈱の代表として受賞式に登壇させていただきました。
この開発は、以前もお話させていただきましたが、当然、私一人では、実現できなかった開発だと今でも思っています。
受賞された会社以外にも、協力していただいた、高安(株)様、ゴールドウインテクニカルセンター様、
岐阜県産業技術センター様、本社工場の方々に感謝し、今後もお客様により一層、
満足していただけるような開発を進めて参りたいと思います。
 
・本社工場:小笠原正人
本社工場では、繊維の開繊度合を調整するのに苦労しました。糸に加工するなら、最適な条件を
見つけ出す実績がありますが、今回は羽毛と絡むような開繊方法を見つけ出すのに苦労しました。
岐阜産業技術センター様で、水準を振って少量テストを何度も行い最適条件を見つけ出し、
本社工場の設備を一部改造して製品化に結び付けました。
今後も製販一体となった取組みを行っていきたいと思います。
 
・㈱ファーベスト:福谷有高
羽毛にポリエステルを40%混ぜる必要があり、そのポリエステルを加工する油剤の選定からスタートしました。
羽毛に混ざりやすい油剤の知見も乏しく、開発の時間も無いため当時はかなり焦っておりました。
そんな矢先、岐阜の産業技術センター様を紹介いただきヒントを得ることができました。
その後、紡糸メーカー様で試作したポリエステルが羽毛に40%混ざってもダマにならないことが分かりました。
今回の開発は、グループが一丸となって知識・経験・人脈が無ければ到底なし得なかったと思います。
改めて、協力いただいたみなさんに感謝しております。
 

 

 

 
3月に入り、春の訪れはうれしいのですが花粉症が心配な季節がやって来ました。
さて、この時期女の子がいらっしゃるご家庭では「桃の節句」で雛人形を飾る風習がございます。
「上巳の節句」で身を清めるために川へ入る習慣が中国から伝来し、平安時代に草や紙で人形を作、
自分の厄災を移し川に流しお祓いをする「流し雛」に変わり、江戸時代に庶民へ定着していき
女の子のお祝いの儀式となったと、ある文献に書かれていました。
また、桃の花は魔除け効果があるため「桃の節句」と呼ばれるようになったそうです。
御馳走を食べるのも意味があり
 
菱餅:厄除け・清浄・厄病除けの効果で健やかな成長を願う。
雛あられ:関西風は餅を砕いて揚げたあられで関東風は米粒をあぶった物が原型で倹約の心を表しているそうです。
 

 
白酒:本来は桃の花びら浮かべた「桃花酒」で百歳(ももとせ)を願う心。
 

 
はまぐり:潮汁にして食べます。はまぐりは対の貝殻しか合わない為
     将来相性良い相手と結ばれて仲睦まじく過ごせるようにとの願う心。
「季節の節目に旬の物を食べて末永く健康を祈る」などの親の想いが込められているそうです。
雛人形の飾り方で、お内裏様の並べ方で関東・関西での違いがあるそうです。
 
関西では人形に向かって右に御殿様・左に御姫様(日本古来の様式)
関東では逆で右に御姫様・左に御殿様。
これは南に向かった時、日の出方向を上座とする事で、伝統を重んじる関西圏では左上位。
右上位は国際的な主流だそうです。
今月は女子のお祝いの風習を書きましたが、5月には男子のお祝いもあります。
その5月はGWがございますが、今年は5月1日に「即位の日」がございますので、
「10連休」となるようです。
お子さんの健やかな成長をご家族で喜び、有意義な連休を過ごすのはいかがでしょうか。
 
インテリア部門
営業1部 第一グループ

 
1月30日〜2月1日までアメリカ デンバーにて開催された
世界最大級のアウトドア展示会「アウトドアリテーラーショー2019ウインターマーケット」の視察に行ってきました。
 
飛行途中、機内からアラスカ上空で偶然オーロラを見ることができたので、
出張初日からラッキーと思いきや、シカゴの悪天候(-29℃)による
飛行機の遅れや、途中、デモイン空港を経由するなどで、
日本を出発してから24時間後に無事デンバーに到着しました。
時差があるので、結構フラフラです。(決して、お酒のせいではございません。)
 

(写真:デンバー市内)
 
さて、本題のアウトドアリテーラーショーについてですが、
この展示会 以前は、ユタ州のソルトレイクで行われていました。
ですが、2018年度から開催地をコロラド州デンバーに変更となりました。
その理由は、前オバマ政権時に国定記念物として自然保護地域に指定された
ユタ州南部の「ベアーズ・イヤーズ」について、
ユタ州知事とトランプ政権が指定を覆そうとしていることに対して、
アウトドア・インダストリー協会が反発した背景にあります。
 
ちなみにデンバーは、ロッキー山脈の東側にある町で標高が1600mにあり
Mile High City(標高1マイルの町)と呼ばれています。
標高の高さに少し、息が上がります。運動不足のせいかも・・・。
 

 
展示会場では、いつもの青い巨大な熊が展示会場に入りたそうにのぞき込んでおり
お尻をむけて、お出迎えしてくれました。
 
アウトドアの展示会自体は撮影禁止なので載せることはできませんが
各ブースともに、非常に活気にあふれていました。
各有名ブランドをはじめ、ベンチャー企業や、スキンケアメーカーなどが数多く出展されておりました。
夕方には、各ブースで お酒を呑みながら、楽しそうに商談をしているところがアメリカっぽいですね。
 

(写真:夜のデンバー市内)
 
全体的な感想としては、日本でも最近話題となっているエコを取り上げているところが多く
サスティナビリティー(持続可能)な商品づくりがキーワードとなっていました。
 
マイクロプラスチック問題や大気汚染など地球環境問題が取り上げられており
今回の出張中のシカゴの大寒波という異常気象も地球が悲鳴をあげているのかもしれませんね。
 
当社としては、引き続き、テーマ『地球の為に出来る事』と環境配慮型素材の開発をキーワードとして
これから、生まれてくる子供たちが住みやすい地球環境であり続けられるような
商品づくりを目指していきたいと思います。
 
テキスタイル・アパレル部 河野 貴俊

新年あけましておめでとうございます。
本年も皆様にとって実りある年になりますようお祈り申し上げます。
 
今年はいよいよ平成最後の年です。
大きな節目と新しい時代の幕開けが間もなくやって参ります。
 
これから新しい時代を迎えるにあたり、私たち自身も将来を見据え
常に挑戦する姿勢を忘れず、変化と成長し続けなければと強く感じております。
 
さて、昨年末に大変嬉しい出来事がありました。
繊研新聞社が主催する、2018年度繊研合繊賞の発表があり
私たちが受賞したとの連絡が入りました。
 

 
繊研新聞は繊維関連の業界紙として70年の歴史を誇ります。
その70周年を記念した特別賞に、私たちグループが開発した
「ハイブリットクリーンダウン光電子プロ」が見事選ばれました。
 
この開発には私たちグループ企業と、パートナー企業様がそれぞれの強みを活かし
それが単なる開発にとどまらず、製品化に結びつき、こうして特別賞として
認められたことは大変嬉しく思います。
 


 
この技術と各社の取り組みをより深め、さらなる新素材、新製品の開発に注力し
今年も世の中をより良くする開発に結び付けたいと思います。
 
また、繊維に関して何かお困りや、より良いモノづくりのアイデア、アドバイスが
あれば、どんなことでも結構ですのでご連絡ください。
 
繊維を通して人と社会を豊かにする企業へ。
常に挑戦する姿勢を持ち続けて参ります。
 
今年も一年どうぞよろしくお願いします。
 
社長室 長谷享治

新年明けましておめでとうございます。
皆様には、健やかに新春を迎えられたことと、お慶び申し上げます。
 
弊社も神伝統に守られ、生かされ、許され、愛せられ、恵まれての新春を迎えることができましたのは
これひとえにお取引様をはじめ、当社を応援してくださる皆々様の数々のご支援ご協力と
ご声援によるものであると衷心より感謝しお礼申し上げます。
 
光輝ある平成三十一年の新春を迎えるにあたり、私達一同伝統精神を祖述して
「日日新」「日孜孜」の心で創業以来のご縁を大切にして感謝報恩、反省精進することを念誓するものであります。
 
今年、2019年は「己亥」の年です。
字義を調べてみると、己亥の「己(つちのと)」には、「草木が十分に生い茂って整然としている状態」
という意味があり。
また、物事の筋道が整っている状態、という意味もある。「亥(い)」は本来「閡」という字で、
草木など植物の生命力がその内に閉じ込められている状態を指すそうです。そのため、この2つの意味と合わせると、
来るべきときに向けて準備を整えている状態になります。
 
そうした意味から、2019年は自分を磨いたり、将来を考え自分自身のスキルアップを行うのに良い年になりそうです。
 
昨年の暮れ繊研新聞様よりBIGニュースが飛び込んできました。
 
3月にご紹介した繊研新聞の一面を飾った記事、「共同開発でダウンの限界超え」に掲載された
「ハイブリット クリーンダウン光電子プロ」が繊研新聞社創業70周年記念賞に決定です!
この記事は「繊研新聞2018年12月21日付」に掲載されました。(1月1日ブログ掲載)
 

(繊研新聞2018年12月21日付」)
 
これも、弊社を応援してくださる皆々様、パートナー企業の皆様のお蔭であり、
開発担当者をはじめ我々が愚直なまでに繊維一筋、製販が一体となって地道にやってきた結果だと思います。
当社の製品を使っていただくお客様をはじめ、応援してくださる皆様、
本当に「感謝!感謝!」です。
授賞式の模様は改めて、このブログに掲載させていただければと思っています。
 
昨年は冬季オリンピック 平昌大会やFIFAワールドカップ ロシア大会で日本選手が大活躍し、
2020年の東京オリンピックに向けて、2019年は益々、日本への注目が集まるかと思います。
わが社も気合では負けていられません!
 
1月7日、平成最後の年賀式として、「四方拝」「仕事始め式」が行われました。
 

 

 
「四方拝」では、天地四方および山陵(さんりょう)を拝して、年災をはらい、
幸福無事をお祈りしました。
 

 
「仕事始め式」には、新年を迎えて、業界ナンバーをめざし、
モラルTQMで進歩発展する会社を目標に、改めて社員一同が士気を高め、
一丸となって技術の向上、さらなる躍進をめざし努力、精進することを誓いました。
 

 

 
年賀式に続いて、初荷式を行いました。われわれ従業員が心を込めてつくられた
製品を満載にしたトラックが関係者一同拍手で見送る中を次々に出発していきました。
運送店さんには「物流が見直されている現在、安全・親切・迅速・確実に、
昨年以上にお客様に喜んで頂けるよう、真心を込めてお届けください」とお願いしました。
 

 
1月11日、当社月例会に臨済宗妙心寺派 正眼寺住職の山川宗玄老大師をお招きして新春記念講演を開催いたしました。
老師様より、今年の干支「亥(猪)」に因んだお話しや
「寒時寒殺闍黎 熱時熱殺闍黎(かんじはしゃりをかんさつし、ねつじはしゃりをねっさつす:
寒いとか暑いとか言うのは暑さ寒さを分別比較して、
寒いといい、暑いといって嫌い避けようとして、結局、寒暑に振り回されてしまう。
寒いときは寒さになりきり、暑いときは暑さに徹して逃げようとか避けようとするのでなく、
暑さに任せておけばいい)」、
「現成受用(げんじょうじゅよう:この世に起こることは、神・仏によるものでありすべて受け入れる)」と
言ったお話しを拝聴させていただきました。
ありがとうございました。
 
今年も、応援してくださるお取引先の皆々様をはじめ、お客様のご期待に応えるべく、
「猪突猛進」ではありませんが、世に惑わされることなく目標に向かって粘り強く精一杯、
全社一丸となって社業に励み、社会になくてはならない会社を目指し、
お客様により一層の安心と喜びと満足をしていただける商品づくりをすべく、
創造・開発に邁進して参る所存です。
 
改めて、皆様方のご健勝とご多幸をお祈り申し上げます。
そして、何卒本年も変わらぬご指導とご支援を賜りますよう心からお願い申し上げます。
 
本社総務部 安田誠一

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