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新年あけましておめでとうございます。
本年も皆様にとって実りある年になりますようお祈り申し上げます。
 
今年はいよいよ平成最後の年です。
大きな節目と新しい時代の幕開けが間もなくやって参ります。
 
これから新しい時代を迎えるにあたり、私たち自身も将来を見据え
常に挑戦する姿勢を忘れず、変化と成長し続けなければと強く感じております。
 
さて、昨年末に大変嬉しい出来事がありました。
繊研新聞社が主催する、2018年度繊研合繊賞の発表があり
私たちが受賞したとの連絡が入りました。
 

 
繊研新聞は繊維関連の業界紙として70年の歴史を誇ります。
その70周年を記念した特別賞に、私たちグループが開発した
「ハイブリットクリーンダウン光電子プロ」が見事選ばれました。
 
この開発には私たちグループ企業と、パートナー企業様がそれぞれの強みを活かし
それが単なる開発にとどまらず、製品化に結びつき、こうして特別賞として
認められたことは大変嬉しく思います。
 


 
この技術と各社の取り組みをより深め、さらなる新素材、新製品の開発に注力し
今年も世の中をより良くする開発に結び付けたいと思います。
 
また、繊維に関して何かお困りや、より良いモノづくりのアイデア、アドバイスが
あれば、どんなことでも結構ですのでご連絡ください。
 
繊維を通して人と社会を豊かにする企業へ。
常に挑戦する姿勢を持ち続けて参ります。
 
今年も一年どうぞよろしくお願いします。
 
社長室 長谷享治

新年明けましておめでとうございます。
皆様には、健やかに新春を迎えられたことと、お慶び申し上げます。
 
弊社も神伝統に守られ、生かされ、許され、愛せられ、恵まれての新春を迎えることができましたのは
これひとえにお取引様をはじめ、当社を応援してくださる皆々様の数々のご支援ご協力と
ご声援によるものであると衷心より感謝しお礼申し上げます。
 
光輝ある平成三十一年の新春を迎えるにあたり、私達一同伝統精神を祖述して
「日日新」「日孜孜」の心で創業以来のご縁を大切にして感謝報恩、反省精進することを念誓するものであります。
 
今年、2019年は「己亥」の年です。
字義を調べてみると、己亥の「己(つちのと)」には、「草木が十分に生い茂って整然としている状態」
という意味があり。
また、物事の筋道が整っている状態、という意味もある。「亥(い)」は本来「閡」という字で、
草木など植物の生命力がその内に閉じ込められている状態を指すそうです。そのため、この2つの意味と合わせると、
来るべきときに向けて準備を整えている状態になります。
 
そうした意味から、2019年は自分を磨いたり、将来を考え自分自身のスキルアップを行うのに良い年になりそうです。
 
昨年の暮れ繊研新聞様よりBIGニュースが飛び込んできました。
 
3月にご紹介した繊研新聞の一面を飾った記事、「共同開発でダウンの限界超え」に掲載された
「ハイブリット クリーンダウン光電子プロ」が繊研新聞社創業70周年記念賞に決定です!
この記事は「繊研新聞2018年12月21日付」に掲載されました。(1月1日ブログ掲載)
 

(繊研新聞2018年12月21日付」)
 
これも、弊社を応援してくださる皆々様、パートナー企業の皆様のお蔭であり、
開発担当者をはじめ我々が愚直なまでに繊維一筋、製販が一体となって地道にやってきた結果だと思います。
当社の製品を使っていただくお客様をはじめ、応援してくださる皆様、
本当に「感謝!感謝!」です。
授賞式の模様は改めて、このブログに掲載させていただければと思っています。
 
昨年は冬季オリンピック 平昌大会やFIFAワールドカップ ロシア大会で日本選手が大活躍し、
2020年の東京オリンピックに向けて、2019年は益々、日本への注目が集まるかと思います。
わが社も気合では負けていられません!
 
1月7日、平成最後の年賀式として、「四方拝」「仕事始め式」が行われました。
 

 

 
「四方拝」では、天地四方および山陵(さんりょう)を拝して、年災をはらい、
幸福無事をお祈りしました。
 

 
「仕事始め式」には、新年を迎えて、業界ナンバーをめざし、
モラルTQMで進歩発展する会社を目標に、改めて社員一同が士気を高め、
一丸となって技術の向上、さらなる躍進をめざし努力、精進することを誓いました。
 

 

 
年賀式に続いて、初荷式を行いました。われわれ従業員が心を込めてつくられた
製品を満載にしたトラックが関係者一同拍手で見送る中を次々に出発していきました。
運送店さんには「物流が見直されている現在、安全・親切・迅速・確実に、
昨年以上にお客様に喜んで頂けるよう、真心を込めてお届けください」とお願いしました。
 

 
1月11日、当社月例会に臨済宗妙心寺派 正眼寺住職の山川宗玄老大師をお招きして新春記念講演を開催いたしました。
老師様より、今年の干支「亥(猪)」に因んだお話しや
「寒時寒殺闍黎 熱時熱殺闍黎(かんじはしゃりをかんさつし、ねつじはしゃりをねっさつす:
寒いとか暑いとか言うのは暑さ寒さを分別比較して、
寒いといい、暑いといって嫌い避けようとして、結局、寒暑に振り回されてしまう。
寒いときは寒さになりきり、暑いときは暑さに徹して逃げようとか避けようとするのでなく、
暑さに任せておけばいい)」、
「現成受用(げんじょうじゅよう:この世に起こることは、神・仏によるものでありすべて受け入れる)」と
言ったお話しを拝聴させていただきました。
ありがとうございました。
 
今年も、応援してくださるお取引先の皆々様をはじめ、お客様のご期待に応えるべく、
「猪突猛進」ではありませんが、世に惑わされることなく目標に向かって粘り強く精一杯、
全社一丸となって社業に励み、社会になくてはならない会社を目指し、
お客様により一層の安心と喜びと満足をしていただける商品づくりをすべく、
創造・開発に邁進して参る所存です。
 
改めて、皆様方のご健勝とご多幸をお祈り申し上げます。
そして、何卒本年も変わらぬご指導とご支援を賜りますよう心からお願い申し上げます。
 
本社総務部 安田誠一

 
本年も大変お世話になり誠にありがとうございました。
年内最後のブログは、これからの私たちのモノづくりを考えることをテーマにさせて頂きました。
 
最近になり、マスコミ各社がテレビや新聞で地球環境に関する記事がとても多くなってきました。
今年も世界各地で異常気象によるいろいろな災害があり、日本でも
今年は地震や台風・集中豪雨による土砂崩れなど災害が多い年となりました。
地球温暖化が一つの原因と言われていますが、今後は地球環境について
見直さなければならないとしみじみ感じました。
また、今年の漢字は「災」なったのもうなずけます。
 
近年は以前からアメリカが指摘していた海洋に漂流するプラスチックゴミが問題提起されています。
皆さんは上記の写真を見てどう思われるでしょうか?
 
目にされた方もおみえになると思いますが、海外では川が
ゴミ捨て場になっているところがあるのです。
このゴミは、だれも掃除することなくゆっくりと海へと流れていくのです。
日本の川もゴミが無いわけではありませんが、すごい量ですよね。
ほとんどが、ペットボトルやレジ袋などのプラスチック製品やPP製品です。
このゴミはやがてどうなるのでしょうか。
 
これは、日本沿岸にも漂流して大きな物がたどり着きますが
中には長い月日を経て海上で波や紫外線により劣化して小さくなる5㎜以下の
小さな粒のマイクロプラスチックもあります。
この小さな粒を、魚がえさと間違え食べてしまいます。
その魚を水鳥や私たち人間が知らずに食べるのですから最近は大きな問題になっています。
先日、ニュースで日本近海の魚の内臓からもマイクロプラスチックが見つかったと報じていました。
 
また、香港の海鮮料理に使われている魚の60%からマイクロプラスチックが見つかったという記事も出ています。
これではちょっと魚が食べづらいですね。
すでに、ヨーロッパ各国ではプラスチックストローの廃止やレジ袋を
紙などに置き換える動きが活発になっています。
 

 
私ども繊維業界においても、地球環境についてはメーカーをはじめ
リサイクルやリユースの話題は以前よりありましたが
ここにきて合成繊維の是非を問われ始めたのも事実です。
特にアウトドアメーカーは自然の中で使われる商品なので、より切実な問題でもあります。
 
つい5年ほど前までは、エベレスト山に挑む登山家がベースキャンプや
登山中に捨てる飲食物のパッケージゴミが環境破壊をしているとして問題になりました。
また、日本でも富士山への登山者が捨てていくゴミや、排泄物についても問題になっていました。
 

 
私達にとって合成繊維は今や暮らしの中では欠かせない素材となっています。
家庭の周りを見ても、インテリア用品や寝装用品、衣料など
天然繊維100%のものが非常に少なくなってきました。
自宅の屋内を掃除するとよく解るのですが、掃除機のフィルターには細かな合成繊維の屑が多いはずです。
洗濯機のごみネットの中や、エアコンなどのフィルターも合成繊維の屑がいっぱいです。
外出時にも衣料から少しづつホコリとなって落ちているでしょう。
 
最近はアウトドアをはじめ衣料に使われる素材についても見直されつつあります。
肌着、フリースや毛布など特に起毛してある合成繊維素材が脱落し易いと問題になっています。
 
ここにきて、天然繊維(綿花・羊毛・麻・絹)を見直す動きがあるのも事実です。
中でもやはり綿花のサスティナブル(環境や社会にやさしく持続可能)
トレーサビリティ(栽培から流通に至る経緯が解る事)に注目が集まっています。
また、オーガニック綿やBCI綿もメーカーからの要望が増えてきています。
当社も様々な要望に応えるべく、綿花については自信を持って手配してメーカーに供給しています。
小職も親として、子供や孫の世代にも美しい地球を守っていく為にも
製造メーカーの立場でも地球環境について提案していきたいと思います。
そして、お客様にとってより良い商品づくりにこれからも邁進して参りたいと思います。
 
最後に、来年も更なる発展と飛躍に向けて誠心誠意、精進致しますので
今後とも長谷虎紡績株式会社をどうぞよろしくお願い申し上げます。
 
当社の年末年始の休業期間は下記の通りです。
 
[年末年始休業]
営業・工場 12月29日(土)~1月6日(日)
新年は営業、工場ともに1月7日(月)9:00より営業開始となります。
 
来年も相変わらぬご愛顧を頂けますようお願い申し上げます。
 
(紡績部門 業務課 小笠原正人)

今回、長き伝統ある社内行事「伊勢神宮の新商品奉納」に参加させて頂きました。
役員の方々に交じって、私朝から少々緊張気味です。
 

 
内宮参拝です。鳥居から覗く見事な光景に思わず興奮しシャッター連発でした。
少し冷静になってみると、 身が引き締まる思いが致しました。
 

 
内宮参拝です。当日は本当にお天気が良く絶好の参拝日和です。
素晴らし過ぎる景色に、私声が出ません。
 

 
内宮参拝です。何か伊勢神宮の偉大さに頭が上がりません。
自然と頭が下がります。緊張がMAXを向かえている様です。
 

 
今回、役員の皆様に交じって参加させて頂きました。
伊勢神宮の偉大さ、スケールの大きさに感動しっぱなしでした。
 
普段は雑踏の中でバタバタとしてますが、此方に寄せて頂きますと
心が洗われ素直になれた思いでした。
自分を見つめ直す本当に良い機会となり、この様な素晴らしい時を
与えて頂いたことに感謝しております。
 
そして、今回の目的である私たちが精魂込めて造った新商品を奉納し
その商品を通じてお客様の繁栄とご多幸を大神様に祈願し
さらなる努力と躍進をお誓いして参りました。
 
改めて、この様な素晴らしい伝統ある行事に参加させて頂き
本当に有難う御座いました。
 
一年の締めくくりという何かその様なイメージです
残りの12月を乗り切れる思いです。
 
有難う御座いました。
 
紡績部門 資材・商品部
平川 克己

私たちは明治20年に創業してから今日まで、繊維に携わり実際にモノづくりを続けて参りました。
 
先代の社長は、昭和5年の世界大恐慌や、戦後の大きな混乱など、時代の大きな変化を経験する中で
企業にとっても人にとっても道徳が無ければ、永続することも真の幸せを得ることも
できないというひとつの答え・真理にたどり着きます。
 
いち早く企業と道徳について説かれた、法学博士の廣池千九郎博士は
事業経営の根本は「品性を第一資本とし、金を第二資本とす」と説かれました。
 
そうした理念を受け継ぎ、社員一人ひとりのお幸せを願い
そして私たちの品性向上を目指して現在も毎月教育講話などの行事を開催させて頂いております。
その一環として、11月6日にサッカー日本代表のチーフトレーナーである
前田弘様をお招きし、組織(チーム)力の大切さと人間性の重要さについてお話しをして頂きました。
 
日本代表はご存知の通り、今年のロシアワールドカップで日本中を熱狂させました。
特に、ワールドカップ開催直前での監督交代など、様々なトラブルを抱える中
予選を突破し準々決勝のベルギーとの激闘など、日本中を感動と興奮に包みました。
 

 
前田弘様は、2007年のオシム監督時代から日本代表を支え続け
今回の大躍進の立役者でもあると言っても過言ではありません。
10年以上にわたり、日本代表に選出される一流選手と間近で接し
また代表チームの監督と選手の間に立ち、様々な経験をされたお話しは
会場に居る者の心を強く動かし、胸が熱くなるものでした。
 
代表で活躍している一流選手の共通点は技術が優れているだけでなく、人としての
人間性が高いという言葉を聞き、改めて品性の大切さを実感し
私たち一人ひとりが品性向上を目指し、努力していかなければならないと強く感じております。
 

 
そして、私たちのモノづくりを行う上で、大切な日が11月23日です。
この日は「新嘗祭」とも言われ、その年に収穫された新穀を神様に奉納し
その恵みに感謝し、国家安泰、国民の繁栄を祈る祭典。宮中では天皇陛下が
神嘉殿(しんかでん)で新穀を皇祖はじめ神々に供え、日本中に新米が行き渡り
国民一人ひとりが口にしたころ、一番最後に天皇陛下自身が召し上がる。
もともと新嘗祭は、日本人が飛鳥時代から受け継いできた祭典の一つとされとても大切な文化です。
 

 
私たちの会社にとってこのお米にあたるのが、その年に作られた新商品です。
毎年、11月23日には、長谷虎グループ各社の社長以下幹部と各部の責任者
若手社員も参加し、伊勢神宮の外宮参拝と、内宮での正式参拝(御垣内参拝)
神楽殿での新商品を奉納させて頂き御神楽を奏上しました。
 
今年も29社38商品を無事に奉納させて頂きました。
これらの新商品を奉納ができたことに対し大神様のご加護に感謝報恩と
私たちの製品をお使い頂くすべてのお客様のご繁栄とご多幸を祈念し
さらに私たちがより良いモノづくりとサービスができるよう
努力精進することを神様の前でお誓いして参りました。
 
この新商品奉納の行事は、40年以上前から続く当社の伝統行事として
毎年欠かすことなく続いているものです。
こうして長年にわたり一度も欠かすことなく継続できることは本当に有難いことです。
当日、お話しさせて頂いた伊勢神宮奉賽部の方から
「40年以上にわたり毎年新商品を奉納されている企業は
トヨタさんと長谷虎さんだけですよ」との有難いお言葉を頂きました。
嬉しく思うのと同時に、大きな責任と使命を感じております。
 

 
社会にとってお客様にとって、より良いモノづくりを目指し、
そして私たち一人ひとりが品性の向上を目指し努力精進して参ります。
 
その誓いを胸にこれからも頑張って参ります。
 
(社長室 長谷享治)

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