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春風薫る心地よい季節となりました。
そんな、4月。
国内はもとより海外でも様々な出来事があった平成の時代も終わりです。
4月1日、新元号『令和』が発表された好き日に、当社では入社式が執り行われました。
 
新しい時代を迎え、今年も新入社員5人が当社に加わってくれました。
「入社おめでとうございます!」
当日は素晴らしいお天気にも恵まれ、新入社員5名の爽やかでフレッシュな雰囲気で
本当に清々しい穏やかな一日となりました。
また、入社式の後は様々な研修を開催させて頂きました。
製造メーカである当社の社員として、モノづくりの基本となる、安全や品質、社会人としてのマナー
そして道徳と品性の大切さなど、多岐にわたるものでした。
新入社員の真剣な眼差し、メモを取る姿に共感し、新しい時代を改めて感じます。
 

 
研修期間中には瑞浪生涯学習センターにて2泊3日の「平成31年度 モラロジー新入社員セミナー」に参加しました。
 
センター受講中は、社会人に最も必要な資質である“人間力”の視点から、社会人として
の基本的なルールやマナー、一人の人間として幸せな人生を歩んでいくために必要な「心づかい」について
当社を含めて28社、総勢208名の方々と一緒に学ばせていただきました。
 

 

 

 
また、お世話になっているセンターの皆様や学ばせていただけるという環境に感謝し
そして相手を思いやるという心を奉仕作業という形で
新入社員5人と引率者全員で期間中は食堂での後片付けをお手伝いさせていただき
最終日にはお風呂掃除をさせていただき締め括らせていただきました。
改めて、ご指導いただいた講師の先生方をはじめお世話していただいた皆様、本当にありがとございました。
(後編)へ続く
 
総務部

(繊研新聞2019年3月12日)
 

(繊研新聞2019年2月20日)
 
やりました!待ちに待った授賞式です!
1月のブログにも載せておりました、「繊研新聞社創業70周年記念賞」(繊研新聞社主催)に選ばれた
「ハイブリットクリーンダウン光電子プロ」の授賞式が3月11日、東京都中央区のロイヤルパークホテルで行われました。
当日は、東レの日覺社長をはじめ帝人やユニチカといった繊維業界のトップの方々が受賞されるなか
当社からテキスタイル・アパレル部の河野さん、グループ会社のファーベストからは福谷さんが堂々と登壇し受賞です!
「おめでとう!」
当社から会場へ出席した小笠原さんをはじめ、全員が歓喜に沸きました。
 

 
今回、この業種が異なる4社、河田フェザーさん、ファーベストさん、ゴールドウィンさんとわが社が
ひとつのチームとなって受賞できたこと、非常にうれしく思います。
グループ会社とパートナー企業様がそれぞれの強みを活かし、それが単なる開発にとどまらず、製品化に結びつき、
こうして特別賞として認められたものだと自負しております。
この開発において、わが社の開繊技術と工程をインサレーション(中綿)の開繊に活用できたことは、
これからの成長戦略を考える上で、非常に意義深ことです。
 

 
わが社は繊維を通して人と社会を豊かにする企業へ
常に挑戦する姿勢を続けて参ります。
そして、環境にやさしく世界中が注目するような商品開発をめざします。
みなさんも乞うご期待ください!
 
【担当者からのコメント】
・テキスタイル・アパレル部:河野貴俊
この度、繊研新聞主催の繊研新聞社創業70周年記念賞を㈱ゴールドウイン、河田フェザー㈱、㈱ファーベスト、
長谷虎紡績㈱の4社にて受賞し、私が長谷虎紡績㈱の代表として受賞式に登壇させていただきました。
この開発は、以前もお話させていただきましたが、当然、私一人では、実現できなかった開発だと今でも思っています。
受賞された会社以外にも、協力していただいた、高安(株)様、ゴールドウインテクニカルセンター様、
岐阜県産業技術センター様、本社工場の方々に感謝し、今後もお客様により一層、
満足していただけるような開発を進めて参りたいと思います。
 
・本社工場:小笠原正人
本社工場では、繊維の開繊度合を調整するのに苦労しました。糸に加工するなら、最適な条件を
見つけ出す実績がありますが、今回は羽毛と絡むような開繊方法を見つけ出すのに苦労しました。
岐阜産業技術センター様で、水準を振って少量テストを何度も行い最適条件を見つけ出し、
本社工場の設備を一部改造して製品化に結び付けました。
今後も製販一体となった取組みを行っていきたいと思います。
 
・㈱ファーベスト:福谷有高
羽毛にポリエステルを40%混ぜる必要があり、そのポリエステルを加工する油剤の選定からスタートしました。
羽毛に混ざりやすい油剤の知見も乏しく、開発の時間も無いため当時はかなり焦っておりました。
そんな矢先、岐阜の産業技術センター様を紹介いただきヒントを得ることができました。
その後、紡糸メーカー様で試作したポリエステルが羽毛に40%混ざってもダマにならないことが分かりました。
今回の開発は、グループが一丸となって知識・経験・人脈が無ければ到底なし得なかったと思います。
改めて、協力いただいたみなさんに感謝しております。
 

 

 

 
3月に入り、春の訪れはうれしいのですが花粉症が心配な季節がやって来ました。
さて、この時期女の子がいらっしゃるご家庭では「桃の節句」で雛人形を飾る風習がございます。
「上巳の節句」で身を清めるために川へ入る習慣が中国から伝来し、平安時代に草や紙で人形を作、
自分の厄災を移し川に流しお祓いをする「流し雛」に変わり、江戸時代に庶民へ定着していき
女の子のお祝いの儀式となったと、ある文献に書かれていました。
また、桃の花は魔除け効果があるため「桃の節句」と呼ばれるようになったそうです。
御馳走を食べるのも意味があり
 
菱餅:厄除け・清浄・厄病除けの効果で健やかな成長を願う。
雛あられ:関西風は餅を砕いて揚げたあられで関東風は米粒をあぶった物が原型で倹約の心を表しているそうです。
 

 
白酒:本来は桃の花びら浮かべた「桃花酒」で百歳(ももとせ)を願う心。
 

 
はまぐり:潮汁にして食べます。はまぐりは対の貝殻しか合わない為
     将来相性良い相手と結ばれて仲睦まじく過ごせるようにとの願う心。
「季節の節目に旬の物を食べて末永く健康を祈る」などの親の想いが込められているそうです。
雛人形の飾り方で、お内裏様の並べ方で関東・関西での違いがあるそうです。
 
関西では人形に向かって右に御殿様・左に御姫様(日本古来の様式)
関東では逆で右に御姫様・左に御殿様。
これは南に向かった時、日の出方向を上座とする事で、伝統を重んじる関西圏では左上位。
右上位は国際的な主流だそうです。
今月は女子のお祝いの風習を書きましたが、5月には男子のお祝いもあります。
その5月はGWがございますが、今年は5月1日に「即位の日」がございますので、
「10連休」となるようです。
お子さんの健やかな成長をご家族で喜び、有意義な連休を過ごすのはいかがでしょうか。
 
インテリア部門
営業1部 第一グループ

 
1月30日〜2月1日までアメリカ デンバーにて開催された
世界最大級のアウトドア展示会「アウトドアリテーラーショー2019ウインターマーケット」の視察に行ってきました。
 
飛行途中、機内からアラスカ上空で偶然オーロラを見ることができたので、
出張初日からラッキーと思いきや、シカゴの悪天候(-29℃)による
飛行機の遅れや、途中、デモイン空港を経由するなどで、
日本を出発してから24時間後に無事デンバーに到着しました。
時差があるので、結構フラフラです。(決して、お酒のせいではございません。)
 

(写真:デンバー市内)
 
さて、本題のアウトドアリテーラーショーについてですが、
この展示会 以前は、ユタ州のソルトレイクで行われていました。
ですが、2018年度から開催地をコロラド州デンバーに変更となりました。
その理由は、前オバマ政権時に国定記念物として自然保護地域に指定された
ユタ州南部の「ベアーズ・イヤーズ」について、
ユタ州知事とトランプ政権が指定を覆そうとしていることに対して、
アウトドア・インダストリー協会が反発した背景にあります。
 
ちなみにデンバーは、ロッキー山脈の東側にある町で標高が1600mにあり
Mile High City(標高1マイルの町)と呼ばれています。
標高の高さに少し、息が上がります。運動不足のせいかも・・・。
 

 
展示会場では、いつもの青い巨大な熊が展示会場に入りたそうにのぞき込んでおり
お尻をむけて、お出迎えしてくれました。
 
アウトドアの展示会自体は撮影禁止なので載せることはできませんが
各ブースともに、非常に活気にあふれていました。
各有名ブランドをはじめ、ベンチャー企業や、スキンケアメーカーなどが数多く出展されておりました。
夕方には、各ブースで お酒を呑みながら、楽しそうに商談をしているところがアメリカっぽいですね。
 

(写真:夜のデンバー市内)
 
全体的な感想としては、日本でも最近話題となっているエコを取り上げているところが多く
サスティナビリティー(持続可能)な商品づくりがキーワードとなっていました。
 
マイクロプラスチック問題や大気汚染など地球環境問題が取り上げられており
今回の出張中のシカゴの大寒波という異常気象も地球が悲鳴をあげているのかもしれませんね。
 
当社としては、引き続き、テーマ『地球の為に出来る事』と環境配慮型素材の開発をキーワードとして
これから、生まれてくる子供たちが住みやすい地球環境であり続けられるような
商品づくりを目指していきたいと思います。
 
テキスタイル・アパレル部 河野 貴俊

新年あけましておめでとうございます。
本年も皆様にとって実りある年になりますようお祈り申し上げます。
 
今年はいよいよ平成最後の年です。
大きな節目と新しい時代の幕開けが間もなくやって参ります。
 
これから新しい時代を迎えるにあたり、私たち自身も将来を見据え
常に挑戦する姿勢を忘れず、変化と成長し続けなければと強く感じております。
 
さて、昨年末に大変嬉しい出来事がありました。
繊研新聞社が主催する、2018年度繊研合繊賞の発表があり
私たちが受賞したとの連絡が入りました。
 

 
繊研新聞は繊維関連の業界紙として70年の歴史を誇ります。
その70周年を記念した特別賞に、私たちグループが開発した
「ハイブリットクリーンダウン光電子プロ」が見事選ばれました。
 
この開発には私たちグループ企業と、パートナー企業様がそれぞれの強みを活かし
それが単なる開発にとどまらず、製品化に結びつき、こうして特別賞として
認められたことは大変嬉しく思います。
 


 
この技術と各社の取り組みをより深め、さらなる新素材、新製品の開発に注力し
今年も世の中をより良くする開発に結び付けたいと思います。
 
また、繊維に関して何かお困りや、より良いモノづくりのアイデア、アドバイスが
あれば、どんなことでも結構ですのでご連絡ください。
 
繊維を通して人と社会を豊かにする企業へ。
常に挑戦する姿勢を持ち続けて参ります。
 
今年も一年どうぞよろしくお願いします。
 
社長室 長谷享治

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