長谷虎の歴史
皆さん、こんにちは。
この度(5月12日)、長谷虎グループ会社の1つ、株式会社 長谷虎リネンサービスが私募債を活用して羽島特別支援学校様に宮太鼓2台を贈らせていただきました。
これは、大垣共立銀行様が行っている「OKB地域応援私募債(拍手喝債)」を活用して発行手数料の一部を指定先へ寄付を充てるものです。
長谷虎グループとしては3回目(2019年に長谷虎紡績株式会社と株式会社ファーベストでそれぞれ実施した)です。
羽島支援学校様には、2年前から生徒さんが本社工場に現場実習に訪れていただいています。
今春には、当社の社員として1名の方が仲間入りしています。
当社、創業者から受け継がれた地域との共存共栄を根ざした精神。
今でいうフェアトレードの取り組みの1つです。
校長先生からは、今までも学校の活動のなかで宮太鼓を使っていたそうですが、他校から借用しての活動だったそうで、大変喜んでいただきました。
当社はこれからも、こうした活動を通して地域の発展に貢献して参ります。
総務部
4月は、別れと出会いの月でもあります。
まず初めに、新型コロナウイルス感染(COVID-19)は第4波となり、一向に収まることなく、命を落とされた方のご冥福をお祈り申し上げます。
また、療養中の方々、ご家族をはじめ、医療従事者の方々に改めて、「頑張ってください」「ありがとう」と応援と感謝の気持ちをと申し上げさせていただきます。
今年は、桜の開花が記録的な速さ。時の速さを感じずにはいられませんね。
4月1日、グループ会社を含め、新入社員16名を迎えて入社式が執り行われました。
「ご入社おめでとうございます!」
当日はお天気にも恵まれ、爽やかでフレッシュな雰囲気で本当に清々しい穏やかな日となりました。
また、入社式の後は様々な研修を開催させて頂きました。
製造メーカである当社の社員・プロとして、モノづくりの基本となる、安全や品質、社会人としてのマナー、そして道徳と品性の大切さなど、多岐にわたるものでした。
新入社員の真剣な眼差し、メモを取る姿に心が洗われる思いです。
研修期間中には瑞浪生涯学習センターにて2泊3日の「令和3年度 新入社員セミナー」に参加しました。
昨年は、コロナの影響によりこのセミナーは中止となりました。
そこで、私どもは昨年入社の11名も加わり、25名が参加です。
センター受講中は、社会人に最も必要な資質である“人間力”の視点から、社会人としての基本的なルールやマナー、一人の人間として「未来をひらく人間力」と題して「心づかい」について、当社グループを含めて7社、総勢48名(引率を含む)の方々と一緒に学ばせていただきました。
また、お世話になっているセンターの皆様や学ばせていただけるという環境に感謝し、相手を思いやるという心を奉仕作業という形で、最終日は大講堂の消毒と掃除をさせていただき研修を締め括らせていただきました。
改めて、ご指導いただいた講師の先生方をはじめお世話していただいた皆様、本当にありがとございました。
4月24日、当社のOB会でもある「桔梗会」が執り行われました。
今年でこの桔梗会も58回を数えます。23名の方々にお集まりいただき、本社講堂で総会、物故者の法要が行われ、福安寺住職様のご法話を皆さんと聴かせていただきました。
この桔梗会を通じて、改めて当社に息づく長い歴史と伝統を感じずにはいられません。
6月1日には、創業134年を迎えます。
今年入社してくれた方々が、20年、30年と永続して働き続けられるようご縁尊しで、
地域に貢献し、新たなる事業への挑戦と事業を継続すべく努力して参ります。
総務部
1月5日、年賀式として、「四方拝・仕事始め式」が行われました。
新年あけましておめでとうございます。年頭にあたり、皆さんと天地四方および山陵(さんりょう)を拝して、年災をはらい、幸福無事をお祈りしました。
昨年は、コロナ一色の年でありました。
しかし、私たちはこれをチャンスだと捉えています。
今年は「辛丑(かのと・うし)」です。
「辛(かのと)」とは、金の気の陰のエネルギーのことを指すそうです。宝石を研磨して光らせるように、辛の年は「余計なものを取り除いて、新しい輝きに向けて進む」という「革新」の流れがあると言われています。
「丑(うし)」は、「地面の中で植物の種が、発芽に向けて一生懸命に伸びようとするさま」を表しているそうです。
昨年は、私たちを取り巻く環境は激変しました。
我が社にとって、この変化は絶好のチャンスです。
当社は、この令和3年を大きな変化と変化のための挑戦の一年にします。
1月8日、当社月例会に臨済宗妙心寺派 正眼寺住職の山川宗玄老大師をお招きして新春記念講演を開催いたしました。
老師様より、今年の干支「丑(うし)」に因んだ「虎視牛歩(こしぎゅうほ)」や無門関の「牛過窓櫺(ごか・そうれい)」お話しのほか、清大寺であったエピソードなどもお聴かせいただきました。
ありがとうございました。
コロナ禍で厳しい状況はまだまだ続くかと思います。
しかし、私たちはいくつもの困難を乗り越えてきました。
正に、『目を覚まし』みずからの手でしっかりと明るい未来に向かってこの難局を乗り越えなければなりません。
どんなにAIが発達しても、信頼や安心を生み出すのは私たち人間です。
3蜜回避やソーシャルディスタンスという礼儀のなか、人とのつながりが薄れてきている今日、『みんなが助け合う』という当たり前のことを心において、日々の社業発展に努力して参ります。
改めて、昨年に引き続き、取引様をはじめ、当社を応援して下さる皆々様にはご支援とご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
総務部
明けましておめでとうございます。
はじめに、慶事の中で新型コロナウイルス感染対策に従事されている医療関係者をはじめとする皆さん、本当に有り難う御座います。心より感謝と応援を申し上げます。また、治療中の方々には、1日も早くご回復されますことを祈念申し上げます。
弊社も神伝統に守られ、生かされ、許され、愛せられ、恵まれての新春を迎えることができましたのは、これひとえにお取引様をはじめ、当社を応援してくださる皆々様の数々のご支援ご協力とご声援によるものであると衷心より感謝しお礼申し上げます。
光輝ある令和三年の新春を迎えるにあたり、私達一同伝統精神を祖述して「日日新」「日孜孜」の心で創業以来のご縁を大切にして感謝報恩、反省精進することを念誓するものであります。
昨年は新型コロナウイルスの流行が発端となり、社会構造が大きく変化し、当社も仕事の仕方や業務形態、働き方を変える一年となりました。さらに、まだまだ完全なる終息が見えない中、日本のみならず世界を取り巻く経済環境にも大きな打撃は避けられず、悪化の懸念は拭い去れない状況です。
一方で、ワクチンの開発が進むなど、わずかながら明るい兆しもあります。
「丑年」の2021年は、子年の繁栄を土台に先を急がず一歩一歩着実に物事を進めることが大切な年にしようという気配も感じられます。
「丑」は中国で生まれた漢字で、本来の意味は「からむ」という意味があり、芽が種子の中で伸びることができない状態を表しているそうです。これを後に覚えやすくするために「牛」の意味が与えられました。
「牛」は古くから食牛や乳牛、耕牛と呼ばれ酪農や農業で人々を助けてくれる存在として重要な生き物でした。大変な農業を地道に最後まで手伝ってくれる様子から、丑年は「我慢(耐える)」や「発展の前振れ(芽が出る)」を表す年になると言われています。
また、十二支で言うところの「辛丑(かのと・うし)」。
十干十二支を植物で見たとき、「辛丑」は変化が生まれる状態、新たな生命がきざし始める状態なので、全く新しいことにチャレンジするのに適した年とも言えるようです。
今年も、応援してくださるお取引先の皆々様をはじめ、お客様のご期待に応えるべく、目標に向かって粘り強く精一杯、全社一丸となって社業に励み、社会になくてはならない会社を目指し、お客様により一層の安心と喜びと満足をしていただける商品づくりをすべく、創造・開発に邁進して参る所存です。
改めて、この新しい年が、より佳き年になるよう心より祈念致しまして、年頭の挨拶とさせて頂きます。何卒本年も変わらぬご指導とご支援を賜りますよう心からお願い申し上げます。
総務部
弊社長谷虎紡績の大阪営業所は開設して早33年。昭和から平成、令和へと時代が移り変わっていく中、2Fフロアのリニューアルに伴い先日天照大御神様、豊受大御神様をお祀りする神棚を新調し護国神社神主による神事式を執り行いました。
とても厳かな雰囲気でした。
私も久々にネクタイを締めて、背筋が伸びました。
ON、OFFの切り替えではないですが、ネクタイもたまには良いものですね。
神様へのお供え物のことを『神饌=しんせん』といい、海、川、山、野でとれる季節の旬のものをお供えさせて頂きました。
尚、最も大切な『神饌』は日本人の命を育んできたお米です。
この他にも酒、餅、魚、野菜、果物、塩、水などをお供えします。
神事式後にはご神前にお供えしたものを社員皆で頂戴し、大神様のお力を頂きました。
因みにこのことを『直会=なおらい』と言います。
新型コロナウィルスは今も世界中で猛威を振るい続けています。
今、会社に出社し元気に仕事をさせて頂いているこの何気ない毎日 = 日常に感謝しつつ、
大神様へ感謝と平和を祈り、そして会社の更なる発展を願いお参りしたいと思います。
感恩
社長室 室長
長谷 憲治
当社は明治20年(1887年)に長谷虎吉(初代社長)が当地(現在の本社所在地)に長谷製糸会社を創業し
6月1日で133年目を迎えることができました。
こうして今日を迎えることができるのも沢山のご恩(恩恵)に守られ、恵まれ、助けられたからです。
まさに私たちは沢山のご恩(恩恵)に生かされていると言えます。
決して私たちだけの力でここまで来ることができた訳ではありません。
(5/25、羽島市役所にて松井市長と)
(5/22、岐阜県立特別支援学校にて奥村校長と)
創業記念日を迎えるにあたり、先ずはこうした沢山のご恩(恩恵)に対して、心から感謝の思いをお伝えさせて頂きます。
この感謝の思いを何か形にしたいと思い立ち
5月22日羽島特別支援学校様へマスク2,000枚と当社の特殊機能素材で作られた布マスク30枚、
5月26日には羽島市役所を訪問し松井市長にマスク6,000枚と同布マスク60枚をお渡しさせて頂きました。
創業者の虎吉は今から133年前、地域との共存共栄を胸にこの事業を興しました。
私たちが今こうして存在することができるのも、地元地域の支えがあるからこそ。
その創業者の思いをしっかりと受け継ぎ、そして更なる成長と飛躍を目指し、世界の人々を笑顔に幸せにするものづくりに邁進します。
代表取締役社長 長谷享治
まず初めに、新型コロナウイルス感染(COVID-19)により
命を落とされ方のご冥福をお祈り申し上げると同時に、療養中の方々や
ご家族をはじめ感染拡大に立ち向かわれている医療従事者の方々に
「頑張ってください」「ありがとう」と応援と感謝の気持ちをと申し上げさせていただきます。
さて、新型コロナウイルス感染の拡大の一方で季節は巡っております。
今年も4月1日、グループ会社を含め、めでたく新入社員13名を迎えて入社式が執り行われました。
「ご入社おめでとうございます!」
この日は、あいにくの雨となりましたが会場内は緊張感があるものの
フレッシュな雰囲気と清々しい空気に包まれました。
当日の昼食は役員や工場長と新入社員が歓談の場として緊張のなかにも笑い声や笑顔が見られました。
翌々日には改めて記念植樹も行われるなか2週間の社内教育実習が行われました。
製造メーカである当社の社員として、モノづくりの基本となる、安全や品質、
社会人としてのマナーなど、多岐にわたるものでした。
新入社員の真剣な眼差し、メモを取る姿に共感しました。
そして、それぞれに各職場で頑張ってくれています。
若い彼らの姿を通して、今年もこの歴史と伝統をしっかりと繋げて行かなければと強く感じました。
最後に当社は、新型コロナウイルス感染予防対策として3月より様々な社内行事をはじめ
4月のOB会の「桔梗会」など中止となっております。
行事中止だけでなく従業員への予防喚起や事業所内の消毒、勤務形態の見直し
(テレワークや時差出勤)など様々な方法で感染予防に努めておりますので
何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。
総務部
1月7日、年賀式として、「仕事始め式」「四方拝」が行われました。
「仕事始め式」には、新年を迎えて、私たちがこうして仕事ができることに対して
沢山の恩人のお陰であることを改めて噛みしめさせていただきました。
「庚子(かのえ・ね)」の年。
「全ての始まりと可能性のある未来に向かって伸びよう」と誓いました。
さらに、これまでにない発想によるモノづくりで
私たちの夢、「私たちの製品と素材で世界の人を笑顔で幸せにする」ことを改めて確認し合いました。
「四方拝」では、天地四方および山陵(さんりょう)を拝して、年災をはらい、幸福無事をお祈りしました。
年賀式に続いて、初荷式を行いました。
われわれ従業員が心を込めてつくられた製品を満載にした5台のトラックが関係者一同拍手で見送る中を
次々に出発していきました。
本当に「感謝!感謝!」です。
1月11日、当社月例会に臨済宗妙心寺派 正眼寺住職の山川宗玄老大師をお招きして
新春記念講演を開催いたしました。
老師様より、今年の干支「子(ね)」に因んだお話しや禅語の
「鼠入銭筒伎己窮(ねずみせんとうにいって わざすでにきわまる:銭を入れるための細い筒に鼠が入っていき、
すっぽり挟まって前にも後ろにも動けなくなった状態)」という言葉について、
現在の世相になぞったお話しを拝聴させていただきました。
ありがとうございました。
混迷する世相を「変化」「変身」をキーワードに筒の中で何もできないと思い込んで縮こまることなく、
「正眼」で正しいものを正しく見て、正しく判断し、干支が一巡して始めに戻った子年、
新たな気持ちで困難、苦難に立ち向かって参ります。
今年もつつがなく令和2年をスタートさせていただきました。
改めて、「私たちの製品と素材で世界の人を笑顔で幸せにする」を胸に
さらなる繁栄永続を目指します。
昨年11月より、「地球のためにできること」をテーマにした
地球環境を配慮した取組みとして「羽毛リサイクル」をスタートさせ、
ご家庭で不用となった「羽毛ふとん」「ダウンジャケット」の無料回収をはじめました。
昨年は、みなさまのご理解とご協力により
(11月~12月)
羽毛布団:11枚、
ダウンジャケット:8枚
を回収させていただきました。ありがとうございました。
回収したものは、専門業者:河田フェザー㈱様により解体し羽毛を取り出し殺菌・洗浄して再利用され、
また、社会貢献と災害復興義援金などに使わせていただきます。
引き続き、ご協力をお願いします。
《お問合せ》TEL:058-392-2121 総務部まで
(回収は各事業所にて行っております)
総務部
新年明けましておめでとうございます。
謹んで新春のお慶びを申し上げます。
令和初の新年に当たり、皆々様ご一同様に至るまで清々しくお迎えられことと存じます。
弊社も神伝統に守られ、生かされ、許され、愛せられ、恵まれての新春を迎えることができましたのは、
これひとえにお取引様をはじめ、当社を応援してくださる皆々様の数々のご支援ご協力と
ご声援によるものであると衷心より感謝しお礼申し上げます。
光輝ある令和2年の新春を迎えるにあたり、私達一同伝統精神を祖述して
「日日新」「日孜孜」の心で創業以来のご縁を大切にして感謝報恩、
反省精進することを念誓するものであります。
昨年は、上皇陛下の御譲位を受けられまして、第百二十六代天皇・皇后両陛下の御即位をはじめ
一連の諸儀式も、万事恙なくご斎行に成られました由、誠にありがたく国民一同斉しく慶びに触れることができました。
皇室のご繁栄と両陛下の弥栄をお祈り申しあげる次第でございます。
さて、かような慶事の中にも、自然災害によりまして各地に甚大な被害がもたらされ、
未だ復旧覚束ない地域もあろうと存じます。
改めてお見舞い申し上げますとともに、謹んでお悔やみ申し上げるところでございます。
願わくば昨年のような大災害が起きないことを、天地の神々に天地の神々にお祈りするところです。
今年は「庚子」の年です。字義を調べてみると、庚子の「庚(かのえ)」には、
「成長を終えた草木が次の世代を残すために花や種子を準備する状態」という意味があり。
これを人や組織に例えると、「完成した個人・組織から不要な価値観をそぎ落とし、
新しい環境へ対応する体制を整える」という意味もある。
「子(ね)」は、「固い種に押し込められていた生命が、新たに芽生えて、いろいろな方向に育ち始める状態」、
「個人は自分の軸となる価値観をしっかり持つ、組織は新たな局面に対応できる
人材の育成・活用に取り組む」とあります。
そのため、この2つの意味と合わせると、来るべきときに向けて準備を整えている状態になります。
この令和2年は過去の成果から引き継ぐべきものを維持しつつ、
新たな環境や局面に向けて体制を整えていくと良い年になりそうです。
1月3日、伊勢神宮を参拝させていただきました。
そこで、天照大神様に感謝の思いを伝え、昨年以上の進歩発展と多種多様な業種の方々から
注目を集める会社を目指して、一致団結し邁進することを誓願しました。
そして、多くの参拝者が訪れる中、厳かで凛とした空気に身を委ねたとき、ふと、「令和の御代に到り新年を迎え、
また子年は十二支の「いの一番」この年が万事の基礎ともいえ、最初良ければ万事良しとも申します。
原点に立ち返っての大維新。維新とはこれを新たにするということ。
すなわち現下において見直し聞き直して新たな歴史を積上げよう・・・。」と感じました。
今年も、応援してくださるお取引先の皆々様をはじめ、お客様のご期待に応えるべく、
目標に向かって粘り強く精一杯、全社一丸となって社業に励み、社会になくてはならない会社を目指し、
お客様により一層の安心と喜びと満足をしていただける商品づくりをすべく、創造・開発に邁進して参る所存です。
改めて、皆様方のご健勝とご多幸をお祈り申し上げます。
そして、何卒本年も変わらぬご指導とご支援を賜りますよう心からお願い申し上げます。
総務部
皆さま、おはようございます。
この度12月18日、株主総会で社長を拝命しました。
前社長(現、会長)からバトンを引き継ぎ、
これから長谷虎紡績及びその関連会社の代表として、今の思いをお伝えさせて頂きます。
明治20年、1887年、今から132年前に初代長谷虎吉がこの会社を創業し、私で5代目となります。
今、この会社があるのは従業員の皆さまをはじめ先人先輩方のお陰です。
まずは、これまでこの会社を共に支えてきてくださった皆さまに心から感謝をすると共に、
日頃私たちを支えてくださっているお客様やパートナー企業様に対して、心から感謝申し上げます。
私は物心つく前、保育園に入る頃から毎日、祖父であり当社の3代目社長の、長谷虎治に手を引かれ朝6時に家を出て、
近くにある神社と先祖が眠るお墓をお参りするのが日課でした。
その時によく祖父が話してくれたのが、人の幸せのために生きることの大切さと、
人の幸せを願い仕事をすることの大切さでした。
そして今から17年前に大学を卒業し、この会社に入る時に、一つのある決断をしました。
それは、跡を継ぐためにこの会社に入るのではなく、
創業者をはじめ祖父や父の思いを継ぐことを第一にすること。
そして、跡を継ぐ、社長になることを目的にしないことでした。
その思いとは何かと言うと、祖父がいつも私に語りかけてくれた人の幸せのために仕事をすることです。
私達の製品をお使いくださるお客様だけでなく、共に働く皆さまを幸せにすることが
私の最終的な願いであり、社長としての最も大切な使命です。
これから皆さまと共に、お客様の幸せのため、そして私達の製品を通して世の中がより良いものになること。
それが当社の最も重要な事業目的です。
最後に、朝、起きて仕事のできることに感謝し、家族・同僚との絆を大切にし、
こうしてご縁を頂けていることに、感謝と喜びを共有して、
すべてのお客様や関係する方々が応援してくださる会社にします。
皆さま、これからよろしくお願いします。
代表取締役社長 長谷享治
今年もこの時期恒例の伊勢神宮新商品奉納に参加しました。
毎年11月23日の新嘗祭に合わせての当社の一大行事。
今年は、天皇皇后両陛下が「即位の礼」と「大嘗祭」が終わったことを
皇室の祖先とされる「天照大神」に伝える儀式と重なり、一週間遅れの11月30日となりました。
今年の奉納は25社32の新商品、参加はグループ会社を含め最多の32名。
お客様のご繁栄とご多幸を祈念し、よりいっそうお客様に安心と喜びと満足を
して頂ける商品を開発しお届けできるよう努力精進することを参加者全員で大神様にお誓いしました。
早朝6時30分に宿を出発し外宮参拝。
早朝から多数の方が参拝していました。
その後、一度宿に戻り、内宮へ。
毎回思いますが、凛とした冷えた空気と厳かな雰囲気で、身が引き締まる思いです。
帰りはおはらい町、おかげ横丁を散策。赤福本店にて、できたての赤福餅を頂きました。
こどものほっぺのような柔らかさとやさしい甘さに舌鼓をうちました。
また来年も多くの新商品を奉納させて頂ける様に、一年間業務に精進したいと思います。
紡績部門 テキスタイル・アパレル部
西塚 直樹
6月3日、当社の創業記念日(6月1日)に合わせて創業132周年の記念式典が執り行われました。
冒頭に社長より、
明治20年6月の創業以来、幾多の試練、困難を乗り越え、
本日、ここに創業132周年を迎えることができましたことに対し、皆さんと共に先人先輩の努力と苦労を偲び、
感謝し、大いに喜びを分かち合うと共に、日々の皆さんの努力と協力に対して心より御礼申し上げます。
本日の創業記念式の意義をしっかり噛みしめ、この式典の日を境とし今日から新しい第一歩を積み重ねるよう、
恩人や先人先輩の方々に心から感謝報恩の誠を捧げ、創業の原点に戻り、基本に忠実となり、
自己の品性完成、人格の向上に社員一同、努力精進し、社業発展に努めさせていただきます。
と挨拶がありました。
このあと、社業発展に寄与された従業員の方々へその功労を讃え、今年は9名の方々に社長賞、優良従業員賞、
一隅賞と各々に表彰され金一封が授与されました。
引き続いて、記念講演として臨済宗妙心寺派 正眼寺 山川宗玄老大師猊下
(現在、毎月第3日曜日 NHK:Eテレ、こころの時代~宗教・人生~シリーズ「禅の知恵に学ぶ」にもご出演)から
元号「令和」に因んだお話を拝聴しました。改めて、新しい時代「令和」を迎えての新風のなか
「現成受用(げんじょうじゅよう:この世に起こることは、神・仏によるものでありすべて受け入れること)」で
地に足をつけ自ら為すべきことに最善を尽くし努力することをお誓いさせて頂きました。
講演後、創業家ならびに今日の長谷虎紡績をつくり上げ、伝統を祖述し亡くなられた先人先輩への感謝報恩の
誠を捧げて法要が執り行われました。
こうして、創業132年を迎えることができましたこと応援くださる皆様をはじめ、神・伝統に感謝申し上げます。
今後ともより一層、皆様に信頼され、地域社会に貢献する企業をめざして、社員一同が社業に励む所存であります。
そして、さらなる躍進をめざし環境にやさしく、お客様に安心と喜びと満足をしていただける商品はもちろん、
どなたからも“ワクワク”“ドキドキ”と楽しみにしてもらえるような新商品の開発に邁進していきます。
何卒、引き続いてのご愛顧のほどよろしくお願い致します。
総務部