川尾紘輝さん(2021年4月入社、羽島在住・本社工場勤務)が10月29日から開催される第22回全国障害者スポーツ大会「いちご一会とちぎ大会」の岐阜県代表(ボウリング)に選出されました。
大会の舞台は栃木。個人7競技(陸上競技、水泳、アーチェリー、卓球、フライングディスク、ボウリング、ボッチャ)、団体7競技(バスケットボール、車いすバスケットボール、ソフトボール、グランドソフトボール、バレーボール、サッカー、フットベースボール)の合わせて14競技を正式競技として実施され、全国から5,000人以上が参加されます。
https://www.tochigikokutai2022.jp/taikai/
昨年入社した若手社員、川尾紘輝さんの活躍が今からとても楽しみです。
皆さん、応援をよろしくお願いします。
総務部
6月21日、地元羽島にある羽島市立中央中学校で特別授業を行いました。
題して、「綿の栽培について学ぶ」
羽島市立中央中学校URL:https://www.hashima-gifu.ed.jp/chuou-jh/
昨年、竹鼻小学校での特別授業が噂から噂となって今回は中学校への訪問。
この地元羽島は、地名に桑原という名前があるようにその昔は養蚕業が大変盛んでした。
ですから、羽島市だけでなく一宮市など尾州と言われるこの地域は養蚕に始まり生糸など
時代の変遷とともに形は変わりましたが紡績や毛織など繊維に携わる企業が今も多く残っ
ています。
当社もその一つ。
衰退する日本の繊維産業。
そんな中で、当社は創業時から地元の皆さんのご理解と応援を頂いて今日を迎えます。
この6月1日には135周年を迎えました。
創業当時から受け継がれる共存共栄の精神。
少しでも地元の皆さんへ恩返しではありませんが、小さな一助となればという思いで授業
をさせていただきました。
元気な生徒たちを前に若手の社員が先生になっての授業。
「糸ってどうやってできるのか?」
実際に工場で使われている綿を使って、少しずつ撚りをかけながら引っ張る(ねじって引
く感じ)。これが、昨年同様になかなか上手くいかない💧
これを生徒さん一人一人に体験してもらいました。
最後は教室から校庭に場所を移して、皆で綿花の苗を花壇に植え付けました。
秋には綿花ができる予定です。
皆が育てた綿を使って、糸を作り、ハンカチとか何かちょっとしたアイテムができればと
思います。
先生役をしてくれた若手社員も一生懸命に生徒のもとへ行ってサポートしてくれました。
もしかすると、生徒以上に私たちが大きな学びをいただいたように思います。
そして、皆の笑顔を大切にサスティナブルな社会を目指す!
《先生役メンバーのコメント》
・枦山さん
地域の若い学生さんたちに、自分たちの会社の事、綿については糸の簡単な作り方を知っ
てもらえたので良かったと思いました。学生さんたちもはじめは緊張している様子でした
が、綿の苗を植えるときには興味深く作業をしていました。貴重な機会をいただきありが
とうございました。
・岡田さん
綿の苗を植えるとき、学生さんたちが楽しそうに作業をしていたので私も一緒に参加しち
ゃいました。とても楽しかったです。ありがとうございました。
・清水さん
スライバーから手作業で糸を作るとき、学生さんたちがすごく集中して上手に長~くでき
ていてびっくりしました。私も一緒に楽しめてよかったです。ありがとうございました。
総務部
6月1日、当社の創業記念日(6月1日)に合わせて創業135周年の記念式典が執り行われました。
コロナの感染予防に努め参加者はZoomを使って各事業所にて配信されました。
冒頭に社長より、
「毎年、こうして記念式典を執り行う意義と目的は、「感謝と報恩」の思いを新たに持つため
です。今日この日を迎えることができるのは、沢山の方々の支えがあったからです。私たちだ
けの力で今日があるのではありません。その沢山のご恩に感謝すること。
当社は創業以来、135年にわたって繊維に携わって来ました。この間、一度も歴史が途切れ
ることなく、こうして今日を迎えることができたのは、本当に有難いことです。明治、大正、
昭和、平成、令和と5つの時代を、繊維という事業を通して常に「人の幸せ」と「世の中のた
め」を願い、モノづくりに携わってきたからこそ、こうして今日を迎えることができたのです。
創業者の長谷虎吉がこの地に会社を興したのか。それは、「地域との共存共栄」です。
少しでもこの地域の人々の生活を豊かにしたいという、「地域との共存共栄」を胸にこの会社
が生まれました。私たちの事業の根底には、常に人の幸せがあります。この創業者の思いこそ
が、当社グループの基本的精神であり、今後も変わることのない不変のものです。この「地域
との共存共栄」を今の時代、これからの時代に置き換えて考えると、地域とは、私たちの会社
がある地域だけでなく、日本や世界、自然環境も地域に当てはまります。地域との共存共栄、
つまり地域が今よりもより良くなる、より豊かになることを、私たちの事業を通して提供して
いくこと。
今、私たちはコロナ禍で大変厳しい状況に身を置かれています。
しかし、今こそ創業の理念に立ち返り、私たちの事業使命を改めて見つめ直すこと。創業の理
念とは、地域との共存共栄であり、それは言い換えると従業員及び私たちを取り巻くすべての
人を幸せにすることです。そして、私たちの事業を通してより良い社会を築くことです。その
思いを新たに、皆さんと共に力を合わせて行きましょう。」
と挨拶がありました。
このあと、社業発展に寄与された従業員の方々へその功労を讃え、今年は12名の方々に社長賞、
優良従業員賞、永年勤続(30年)、一隅賞、自己啓発賞と各々に表彰され金一封が授与されま
した。
引き続いて、記念講演として臨済宗妙心寺派 正眼寺 山川宗玄老大師猊下からのお話を拝聴
しました。老大師猊下には、この日より正眼寺で始まる「作務大接心」という修行期間の中を
お越し頂きました。
本当にありがとうございました。
老師のお話を聴かせて頂き、社員一同、それぞれが大自然の慈しみの中で生かされていると自
覚し、この大変な世上の中、すべての事象を素直に受け入れ、いかなる困難苦境にも自信を持
って自ら為すべきことの淡々と最善を尽くし努力することをお誓いさせて頂きました。
講演後、創業家ならびに今日の長谷虎紡績をつくり上げ、伝統を祖述し亡くなられた先人先輩
への感謝報恩の誠を捧げて法要が執り行われました。
改めて、創業135年を迎えることができましたことは応援くださる皆様をはじめ、神・伝統に
感謝申し上げます。
今後ともより一層、皆様に信頼され、地域社会に貢献する企業をめざして、社員一同が社業に
励む所存であります。
環境にやさしく、お客様に安心と喜びと満足をしていただける商品はもちろん、どなたからも
“ワクワク”“ドキドキ”と楽しみにしてもらえるような新商品の開発に励み、社会になくては
ならない会社を目指して邁進していきます。
何卒、引き続いてのご愛顧のほどよろしくお願い致します。
総務部
凄いです!
昨年から当社グループのパートナー企業として協業を進めてきた、ヘラルボニー社が経済産業省が
主催する「日本スタートアップ大賞2022」にて「審査委員会特別賞」を受賞です。
詳しくは、
↓↓↓
「日本スタートアップ大賞2022」表彰式
https://www.meti.go.jp/press/2022/06/20220602002/20220602002.html
もしくは、
https://www.heralbony.jp/news/-japan-startup-award-2022
日本スタートアップ大賞とは、
次世代のロールモデルとなるような、社会的インパクトのある事業を創出した起業家やベンチャ
ー企業などを表彰し、積極的に挑戦することの重要性や起業家への社会的な評価の向上、社会全
体の起業に対する意識の高揚を図ることを目的に、2015年より実施されている制度です。
経済産業省、農林水産省、文部科学省、オープンイノベーション・ベンチャー創造協議会が応募
者を募り、有識者等から成る審査委員会により受賞者が決定されます。
改めて、
株式会社ヘラルボニー(代表取締役社長 松田崇弥様、代表取締役副社長 松田文登様)様、
本当におめでとうございます!
「ヘラルボニーの魅力」
見る者の心を動かし、そして見る者すべての心を明るく、温かくする。
ヘラルボニーのアート作品一つひとつに個性、ストーリー。この個性とストーリーが彩となり、
その空間を明るくし、そしてそこに集う人たちの心まで明るく彩る。
ヘラルボニーのアートには、そんな力強さと温かさがあります。
ヘラルボニーが掲げる「異彩を、放て。」が日本だけでなく世界の人々を明るく、温かく、益々
、彩っていくのではないでしょうか。
当社の経営理念「人を幸せにする」という観念からも、今回の受賞は、もすごく嬉しい受賞です!
【ライフスタイルブランド「HERALBONY」とは】
障害のある作家のアートデータを活用し、ハイブランドのアパレル用品(スカーフ・バッグ・
ネクタイ等)やインテリア製品をプロデュース。日本各地で展開するリアル店舗と越境ECにて販
路を拡張している。全日本仮囲いアートミュージアム事業で掲出したアート素材をアップサイク
ルするサスティナブル商品も手掛ける。
ECサイト:
https://heralbony.com/
総務部
GW(ゴールデンウイーク)も終わり、通常の生活に戻り営業活動に励む日々を過ごして
おりますが皆様方はいかがでしょうか。
二十四節気では立夏を過ぎ確かに暑い日が続く日がありますが急に暑いと
体調を崩しやすくなりますのでお気を付けください。
さて、当社は岐阜県羽島市に紡績工場とカーペット工場がございます。
そのカーペット工場傍に流れる「長良川」にちなんだ岐阜県の風物詩をご案内したいと思います。
それがこちら、(イラストでごめんなさい・・)
「長良川の鵜飼」です。
この長良川の鵜飼は1,300年以上の歴史があると言われており、
織田信長がおもてなしの手法に初めて取り入れ、取れた鮎を自ら選別して贈られたとも言われています。
松尾芭蕉が俳句に「おもしろうてやがてかなしき鵜舟(うぶね)かな」と詠んでおり
当時の華やかさが目に浮かんでくるようです。
また、昭和の時代には喜劇王のチャップリンが長良川鵜飼を観覧し大変喜んで、
2回も観覧したとあるようです。(余程感動されたのでしょう!!)
鵜を操る鵜匠さんは、長良川では6名の方が活躍されております。
この鵜匠さん方は特別な方々で「宮内庁式部職鵜匠」に任命されており、全国では9名のみ
で、その中で6名の方々だそうです。(そんなに少ないのは驚きです)
鵜匠さんは誰もが就ける職業では無く、鵜匠家に生まれた男性のみで1家に1人です。
(なりたくてもなれない職業なんてすごいです。)
現在6つの鵜匠家があり、鵜匠さん同士では「屋号」で呼び合う事もあるようです。
主役の「鵜」は、普段見る機会がありませんが長良川鵜飼ではカワウより
体の大きく丈夫な「ウミウ」を使うそうです。
このウミウは茨城県市十王町の伊師浜海岸の野生ウミウを捕獲しているそうです。
(関東の出身ですね)
鵜は人に懐き扱いやすいそうですが、写真などで見るとちょっと怖いですが・・・。(汗)
また視力が優れているそうで視界に入ると可能な限り魚を捕らえ、逃げるときに喉にためた魚を吐き出して飛び去る習性を利用しています。
歴史ある伝統行事ですので絶やさずにこれからも頑張って欲しいです。
長良川鵜飼は毎年5月11日~10月15日(9月又は10月の1日間お休み)まで行われていますので、お時間がありましたら足を運ばれてはいかがでしょうか。
※新型コロナ感染症対策は十分に行ってください。
※詳しくは「ぎふ長良川鵜飼」のHPなどをご確認いただけます様お願いいたします。
インテリア部門 営業1部 第一グループ
4月24日(日)、当社のOB・OG会である「桔梗会」が長谷虎紡績本社講堂で執り行われました。
今年は、25名のOB・OGの皆さんにお集まりいただきました。
当日は、総会ならびに物故者の法要が行われ、福安寺住職様のご法話を皆さんと聴かせていただき
ました。
この桔梗会も59回を迎え、来年は、60回と節目の年になります。
60回、人間で言えば、還暦。還暦は、生まれ変わる年とか第二の人生を出発する年。
今回もコロナ感染予防のため、会食までは行うことはできませんでした。
そして、朝からあいにくの雨模様。
しかし、今年は昨年の桔梗会には病気療養のため出席ができなかった当社の会長、桔梗会会長でも
ある長谷和治が出席し、参加者の温かい心づかいと思いで、会場はなんとなく温かく、何とも言い
難いぬくもりを感じる会場となりました。
ご参加いただいた、OB・OGの皆様には心より感謝申し上げます。
また、この度、長年にわたり副会長としてご尽力をいただいた、椎名一敏さんが副会長の職を退
任されました。長きにわたり、ありがとうございました。
新しく、浅野龍介さんが副会長に就任されました。
浅野副会長からは、「来年の60周年に向けての催しの他、桔梗会が益々盛り上がるよう皆さんと
企画、運営をしていきたい。」と、就任の挨拶として抱負を発表していただきました。
引続き皆様方の多数のご参加とご協力をよろしくお願い申し上げます。
こうして、当社が今あるのは、多くの先人先輩方のお陰であります。
6月1日には、創業135年を迎えます。
更なる長谷虎グループの発展を誓うと共に地域に貢献し、新たな事業への挑戦と事業を継続
すべく努力することをお誓いさせていただきました。
来年も4月に桔梗会を開催させて頂きます。一人でも多くのOB・OGの皆様にお越し頂き、
お会いできるのを楽しみにしております。
末筆ながら皆様のご健勝とご多幸を心より祈念しております。
総務部
(繊維ニュース 2021年11月10日掲載記事)
昨年、スタートしたグループ会社による
フェムテック事業(フェムテックブランド:efe エフェ by KODENSHI)
(12月1日~3日、ぬくもりLab 展 と題して展示会を開催)
プロジェクト立ち上げから、わずか9ヶ月での展示会を開催
(12月1日から3日の3日間)。
このわずか9ヶ月のスピード開催への秘訣を
様々な企業や団体でブランディング、クリエイティブサービスを
提供されている株式会社ロフトワーク(Loftwork Inc.)さんが
自社のHPに取り上げて下さいました。
題は、
「起案後わずか9ヶ月で展示会実施へ
フェムテック新ブランドの立ち上げ、スピードの秘訣を探る」
下記、URLより
https://loftwork.com/jp/project/firbest_efe_exhibition
もちろん、この新ブランド「efe」を立ち上げた入社2〜3年目
(当時、1~2年目)の3人の意気込みも掲載されています。
是非、皆さんにご覧いただければと思います。
efe のURLはこちらから
↓↓↓
https://efe.firbest.co.jp/
総務部
季節は巡り春ですね。
長く続いた寒さも和らぎ、桜も待ちかねたように一気に咲き誇っています。
日本には四季があると云われますが、季節と同様に人の別れと出会は巡るものです。
春は別れと出会の時期・・・。
この春は、当社にとって特別な年となりました。
3月26日、当社、元取締役で顧問の長谷至康(享年62歳)が逝去いたしました。
通夜(3月30日)、葬儀(3月31日)には、多くの方に多忙の中をご参列いただき
ありがとうございました。心より感謝とお礼を申し上げます。
葬事場を出棺後は、本社工場と平方工場を長谷顧問と回らせていただきました。
長谷顧問は、ご自宅では寡黙な方だと聞きました。
会社では、ものづくりに対する姿勢は厳しく、「会社の評価も製品に対する評価も
お客様が決めるものだ」と、とても情熱的な方でした。
満開の桜は、長谷顧問の情熱が溢れているようにも感じさせていただきました。
故人に対して、生前のご厚誼に心より感謝申し上げます。
4月1日、グループ会社を含め、新入社員9名を迎えて入社式が執り行われました。
「ご入社おめでとうございます」
当日は、お天気にも恵まれ、爽やかな雰囲気で清々しい穏やかな日となりました。
入社式の後は、わずか一週間という期間ですが様々な研修が行われます。
今年ほど、「別れと出会」というものを痛切に感じさせられた春はありません。
最後に、通夜・葬儀に駆けつけ参列いただいた皆様には感謝申し上げます。
ありがとうごいました。
そして、長谷顧問、本当にありがとうございました。お疲れさまでした。
ゆっくり休まれ、長谷虎の行く末をいつまでも見ていてください。
「おっ、なかなか頑張っとるやね〜け!」って言いてもらえるよう頑張ります。
総務部
国内唯一の「糸(YARN)」に特化した展示商談会「19th JAPAN YARN FAIR」が今年の2月17日~18日に開催されました。
国内の糸メーカー等49社2団体の企業団体に加えて、産学連携を支援する取り組みとして2大学が初出展。尾州産地の素材メーカーを中心とした川中事業者の機能性や意匠性に富んだ高付加価値の「糸」を提案する機会として注目を浴びています。
糸に特化した商談会「JAPAN YARN FAIR」を、尾州産地で開催し、川上事業者の情報発信・提案の場を
設けることで、川中事業者の高付加価値のものづくりの創出を支援し、ひいては産地・業界の新たな活路を見出す一助となるよう期待されています。
このイベントに当社が初出展しました。
来場の皆さんは、当社ブースの鮮やかさに目を引いたのではないでしょうか。
この鮮やかな床は、この1月31日よりヘラルボニー社との協業により開発されたラグマットを使用さ
せていただきました。
デザイナーの八重樫季良さんが色彩鮮やかな建築物をイメージしたデザインです。
当展示会「JAPAN YARN FAIR」は、冒頭にも述べましたように「糸」に特化された商談会です。
まさに、当社が掲げる「素材で世界を変える」にマッチした展示商談会でした。
それでは、今回展示させていただいた「糸」を紹介させていただきます。
光電子🄬は、高い遠赤外線輻射機能を持った素材で、最大の特徴は自身の体温によって生み出される
自然のあたたかさを感じられる素材となっており、コンディショニング機能としても注目を浴び大手
スポーツアパレルメーカーさんにも採用されています。
当社は、環境に配慮した素材に大きくシフトしています。
BRINGは、不要になった衣料や繊維製品を、生活者の協力を仰ぎ
リサイクルに繋げるプロジェクトです。ポリエステル繊維を再生
ポリエステル原料に変え、そこから新たな服を作ります。
Plax Fiberは、植物由来で生分解性を持つポリ乳酸繊維です。カーボンニュートラルといった
環境特性に加え、肌に優しい弱酸性や抗菌性に優れた特徴があります。従来の石油素材とは違い
自然に帰るとっても地球にやさしい素材です。
ULTRA-Fは、高レベルの難燃性を持つ素材です。また、抗菌・坑ウィルス機能を持っています。
Kynol™糸は、約50年前にアメリカで宇宙開発に用いる耐熱素材として
開発されたフェノール系ノボロイド繊維を使った素材で熱による溶融
がなく化学薬品にも強いため宇宙産業などに採用されています。
空間デザインの素材として、今回は当社のCJカーペットも紹介させていただきました。
当日は大変な寒波の中、お取引さまをはじめご来場いただいた方々には大変感謝を申し上げます。
ありがとうございました。
JAPAN YARN FAIR 出展担当者一同より
長谷虎紡績のカーペットが採用決定~
長谷虎紡績は、ヘラルボニー社が展開するライフスタイルブランド『HERALBONY』の「ラグマット」
「キッチンマット」「ドアマット」を共同企画として初めて製作しました。
ヘラルボニー社は、「異彩を、 放て。」をミッションに掲げ、日本全国の主に知的な障害のある作家
や福祉施設とアートのライセンス契約を結び、2,000点以上のアートデータを軸に福祉領域の拡張を
見据えた多様な事業を展開しています。同社は、2022年1月31日に運営するブランド「HERALBONY」
をライフスタイルブランドへと拡張し、日常を彩る製品の販売を通じて、「福祉」や「障害」という
普段の生活で関わりを持ちづらい分野と一般的な生活者の間にある目に見えない境界線を溶かし、福
祉を起点とした新たな文化や生活様式の創造を目指します。
■詳細は応援購入サービス「Makuake」のプロジェクトページにて公開:
https://www.makuake.com/project/heralbonylifestyle
【代表者メッセージ】長谷虎紡績株式会社 長谷 享治
ヘラルボニーの魅力は何か?
それは見る者の心を動かし、そして見る者すべての心を明るく、温かくすることです。ヘラルボニー
のアート作品一つひとつには個性があり、ストーリーがあります。この個性とストーリーが彩となり、
その空間を明るくし、そしてそこに集う人たちの心まで明るく彩るのです。ヘラルボニーのアートに
は、そんな力強さと温かさがあります。ヘラルボニーが掲げる「異彩を、放て。」日本だけでなく世
界の人々を明るく、温かく彩っていきたいです。
■起用作品・作家紹介
八重樫季良 作品名:「(無題)(家)」
作家:八重樫季良
在籍:るんびにい美術館(岩手県花巻市)
一見抽象的な幾何学パターンを描いたように見える絵だが、それが独自のアレンジによって描かれ
た建築物だと知ったら多くの人が驚くだろう。 この表現様式を八重樫は子どもの頃、誰に習うこと
なく独創によって生み出し、以来半世紀余りにわたってこのただ一つのスタイルで創作し続けて来
た。その作品数はおそらく数千点に及ぶと思われる。
SATO 作品名:「Festival」
作家:SATO
在籍:個人(ボストン)
本名・本山慧(もとやまさとる)。1999年米国ボストン生まれ、メガネと補聴器をかけた身長120cm
のアーティスト。軽度難聴をもつ低出生体重児として小さく生まれ、のちに知的障害を伴う自閉症ス
ペクトラムと診断された。10歳のサマーキャンプで水彩画と出会う。以来、自宅でも毎日1枚の絵を
描くようになった。好きな音楽を聴きながら、その日選んだ2〜3色で大判画用紙を埋め尽くしてい
くスタイルは変わらない。米国製の透明感ある水彩絵の具24色セットを愛用している。地元のサポー
トグループ「ボストンスペシャルニーズ(BSN)」メンバーとして数々のアートフェアに出品。余暇
には、障害者のためのさまざまなアートクラスで、さをり織り、ピアノ、ダンスを楽しむ。
ヘラルボニーが契約する日本全国の知的障害のある作家が描いた個性アートは、作品一つ一つの描き
方や色使いが異なり、実際の紙やキャンバスに描かれる色味と、カーペットの色味では見え方が全く
異なります。熟練の職人により、一色一色検討し、調色された色彩を用いてアートを表現。
そこに弊社独自の技術であるCJ(コンピュータージェットダイ)機による染色技術がかけ合わさり、
再現性の高い製品となっています。
これからも長谷虎紡績は、環境に配慮した人に優しいインテリア空間の演出のため、全社を挙げて取
組んでいきます。
※ご参考
【ライフスタイルブランド「HERALBONY」とは】
障害のある作家のアートデータを活用し、ハイブランドのアパレル用品(スカーフ・バッグ・ネク
タイ等)やインテリア製品をプロデュース。日本各地で展開するリアル店舗と越境ECにて販路を拡
張している。全日本仮囲いアートミュージアム事業で掲出したアート素材をアップサイクルするサ
スティナブル商品も手掛ける。
ECサイト:
https://heralbony.com/
1月5日、年賀式「四方拝・仕事始め式」が行われました。
あけましておめでとうございます。年頭にあたり、皆さんと天地四方および山陵を拝して、
年災をはらい、幸福無事をお祈りしました。
二ヵ年も及び世界中に大きな災いをもたらしました新型コロナウイルスにより、幾度となく
都市封鎖や外出禁止と行動自粛に加え、私たちの生活に多大な影響を及ぼしたコロナ禍も、
恐怖の淵から徐々に立ち戻り、昨年末には平静の生活が営める程になりましたことは大きな
変化であり進歩であったかと思います。
しかしながら、オミクロン株の影響は年が明けて日が経つにつれて私たちの生活をまたもや
脅かし始めています。
改めて、まだまだ気が抜けない状況でることを実感しました。
今年は、「壬寅(みずのえ・とら)」です。
「壬(みずのえ・にん)」は昨年の「辛(かのと)」を受けても尚、厳しい巡りが予想され
る年で、来るべき春を心待ちにして、万物を地下で育み新たに輩出すべき力を妊み養うこと
をいうとあります。
壬は姙なり。
土は万物の母、水は生命一切の母。すなわち全生物は水の恵みと働きによって生命を得ます。
まさに、「陽気を孕(はら)み、春の胎動を助く」です。つまり、冬が厳しいほど春の芽吹き
は生命力に溢れ、華々しく生まれることを表しています。
1月7日、当社月例会に臨済宗妙心寺派 正眼寺住職の山川宗玄老大師をお招きして新春記念講演を
開催いたしました。
老師様より、今年の干支「寅(とら)」に因んだ「虎視牛歩(こしぎゅうほ)」や「一呼百諾来
一笑万人賀」と言った、お話を拝聴させていただきました。
ありがとうございました。
禅語に「現成受用」という言葉があります。これは、いまある現実、この世に起こる全てのことは
人知を超えた世界、神・仏が作り上げたものであり、素直に受け入れるべきで排除すべきではない。
人生には様々な出来事が起こります。どの出来事にも大いなる何らかの意味があり、それを否定せ
ずに受け止めて生きることが大切だと言います。
1月14日、自警団出初式が行われました。
悪天候の中、早朝6時半より本社・平方各自警団員が集合。7時半から松井羽島市長さん、青木
羽島市消防長さんを来賓にお迎えして、令和4年度自警団出初式を行い、視閲・基本操作(平方
分団)等日頃の成果を発揮しました。
例年であれば、屋外で本社・平方各分団の操法や放水訓練、初期消火など火災現場さながらの様
子を見ていただくのですが、今年はあいにくの降雪により屋内(講堂)で換気に十分注意しなが
らの出初式となりました。
長谷虎自警団は愛社精神と安全意識の高揚、自己の品性完成への修練の場、地域社会への奉仕を
目的として、昭和24年に発足以来73年の輝かしい伝統と功績があります。
本年も「わが城はわが手で守る」という自覚に基づいて訓練を重ね、より充実させ、結団74年の
歴史にふさわしい自警団づくりに精進して参ります。
コロナ禍で厳しい状況はまだまだ続くかと思います。
しかし、私たちは過去にいくつもの困難を乗り越えてきました。
みずからの手でしっかりと明るい未来に向かってこの難局を乗り越えなければなりません。
信頼や安心を生み出すのは私たち人間です。
人とのつながりが薄れてきている今日、『ご縁を大切に』や『みんなが助け合う』という、
人を思いやる気持ちを忘れず、日々の社業発展に努力して参ります。
改めて、取引様をはじめ、当社を応援して下さる皆々様には、本年もご支援とご鞭撻のほどよ
ろしくお願いいたします。
総務部
明けましておめでとうございます。
皆様におかれましてはつつがなく新しい年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
こうしたご祝詞を申し上げますと、皆様方の中には「何を呑気なことを」とお思
いの方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、光輝ある令和四年の新春を迎えるにあたり、私達一同伝統精神を祖述し
て「日日新」「日孜孜」の心で創業以来のご縁を大切にして感謝報恩、反省精進
することを念誓するものであります。
ご承知の通り、このところの原材料価格の急騰、部品調達の停滞、withコロナの
もとでの勤務形態の多様化など、我々を取り巻く環境はますます変化しておりま
す。
また、日本の国内だけをみても、難問が山積しておりますが、まずはこうして無
事に新しい年を迎えることができたことを感謝する気持ちだけは、毎年大切にし
たいと思っております。
弊社も神伝統に守られ、生かされ、許され、愛せられ、恵まれての新春を迎える
ことができましたのは、これひとえにお取引様をはじめ、当社を応援してくださ
る皆々様の数々のご支援ご協力とご声援によるものであると衷心より感謝しお礼
申し上げます。
今年の干支は、「寅」です。
「寅」の字は春が来て草木が生じる状態を示すといい、明るい未来を感じさせる
年だと言えます。また、動物の「虎」の字をあてられることから、勇猛さや大胆
さがイメージできます。
虎の諺の一つに、「虎穴に入らずんば虎子を得ず」があります。
虎の子を捕まえるには、虎の穴に入るほかないという意味。
これは、ご存知の通り「大きな成功を得るためには、危険を冒す必要がある」と
いうたとえですよね。
当社は昨年、サスティナブルな社会実現を目指して、
「私たちは、環境配慮へ大きく強く舵をきりました。」
今年も、応援してくださるお取引先の皆々様をはじめ、お客様のご期待に応える
べく、目標に向かって粘り強く精一杯、全社一丸となって社業に励み、社会にな
くてはならない会社を目指し、お客様により一層の安心と喜びと満足をしていた
だける商品づくりをすべく、創造・開発に邁進して参る所存です。
改めて、この新しい年が、より佳き年になるよう心より祈念致しまして、年頭の
挨拶とさせて頂きます。何卒本年も変わらぬご指導とご支援を賜りますよう心か
らお願い申し上げます。
総務部