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写真提供:ボクシングモバイル様

 

私達、長谷虎グループがスポンサー契約しサポートしている藤田炎村選手が、4月26日に行われた
日本スーパーライト級のタイトルマッチでアオキ・クリスチャーノ選手を見事2ラウンドTKOで倒
して日本チャンピオンになりました。

 

藤田選手と長谷虎グループのご縁は、紡績部門の糸染め関係で祖父にあたる一宮市のエフテック(株)
藤田典久様(元 茶久染色 幹部)に今から40年ほど前から永年お世話になっていました。残念な
がら、昨年の秋に会社の方は廃業されましたが、かねてからお孫さんがプロボクサーで頑張っている
のをお聞きしており、何かしらサポートできないかという事でスポンサー契約に至りました。トラン
クスの右前に「光電子」のワッペンを付けて頂いています。
5月8日に藤田選手と藤田典久様が、勝利の報告とお礼をという事で本社事務所の方へお越し頂きま
した。

 

 

藤田選手について、簡単にご紹介しますと現在は東京で(株)リクルートに勤務し、営業をしながら
プロボクサーもされている、いわゆる「サラリーマンボクサー」で頑張っている立派な青年です。

 

藤田炎村選手
所属:三迫ジム(東京都練馬区)
階級:スーパーライト級
戦績:11戦10勝1敗(9KO)
出身:愛知県一宮市
年齢:28才
通称:尾張の鉄人

 

また、国内のプロボクサーは、試合のチケットを自分で売るという慣習があり、藤田選手は営業経
験を活かして1試合でのチケット販売枚数は最高で300枚弱を売られる敏腕営業マンでもありま
す。
チケットを販売する時は、購入者の立場になって知りたい情報を伝えているそうです。
①日本のプロボクシング界の構造。約千人のプロボクサーがいること
②その中で自分の立ち位置はどこで、この試合に勝ったらどうなるか
③相手選手の特徴
それに加えて自己紹介のチラシや資料も準備されています。これらは、自分がお客さんとしてチケ
ットを買う立場になったときに、当たり前に欲しい情報です。
 これは、私達にも言える事ではないでしょうか。ただ物を売るのではなく、お取引先やお客様に
心から喜んで頂くためにも正確な情報をお伝えする事の大切さを改めて考えさせられます。
 すでに、今年の8月に初防衛戦の予定があるそうです。
今後の活躍を祈念して皆さんで応援して行きましょう。

 

 

                                       紡績部門 小笠原

去る、4月22日(土)、長谷虎紡績本社講堂で、第60回桔梗会が開催されました。
今年は、25名の皆様にお越し頂き、式の合間に歓談される様子をあちらこちらで目にさせて頂きました。
コロナ感染拡大から丸3年。ようやく、以前のように総会、記念法要、福安寺住職様のご法話、そして会食を和やかに開催させて頂きました。
今回は、親交を深めて頂こうと席を抽選とさせていただき、会食中は各テーブルともに一段と昔話しに花が咲き、皆様の笑顔と笑い声に溢れ、会場内は華やかにそして若葉が光り輝くかのような雰囲気に包まれました。
引続き、皆様方と笑顔と笑い声に溢れた桔梗会が行われることを願って止みません。

 

桔梗会会長でもある、長谷虎紡績株式会社、会長より、「昨年、長谷虎紡績は創業から135年という節目を迎えることができ、また桔梗会も今回で60回という長きにわたり皆様方と共に開催することができるのも、桔梗会の皆様をはじめとするOBの皆様のお陰でございます。その御恩に感謝報恩の誠を捧げ永続していけるよう、より一層の努力と精進をして参る所存でございます」とご挨拶がありました。

 

社長からは、「本日は、お忙しい中を桔梗会に参加いただきありがとうございます。来年は60回と言う節目、還暦であります。還暦は、生まれ変わりの年でもあります。長きにわたりご縁をいただいているOB、OGの方々には、この桔梗会を通して喜んでいただけるような桔梗会の運営に努めさせていただきますので、ご意見等がございましたら何なりとお申し付けください。また、ご意見は長谷虎グループの成長、発展につなげたいと考えておりますので、よろしくお願い致します。」と挨拶をされました。

 

《お知らせ》
【4年度物故者】
林美佐子さん、木村瞭司さん、川瀬民蔵さん、南谷多美子さん の 4名の方がお亡くなりになられました。
心より、ご冥福をお祈りしたいと思います。

 

 最後に、桔梗会のご案内は、4年間にわたりご返信が無い場合はご案内を控えさせていただいております。あらためて桔梗会参加をご希望される方がいらっしゃいましたら、次回よりご案内をお送りいたしますのでぜひともご連絡頂ければ幸いです。
また、会社の近くにお越しになることがございましたら、いつでもお気軽にお立ち寄り頂ければと思います。OBの皆様をはじめ、沢山の人が集まれる様なアットホームな会社作りを目指しております。色々と至らない点もあることと思いますが、OBの皆様には、ぜひ屈託の無いご意見やアドバイスを頂ければと思います。何卒よろしくお願い致します。

 

 来年も4月に桔梗会を開催させて頂きます。一人でも多くの皆様にお越し頂き、お会いできるのを楽しみにしております。
 末筆ながら皆様のご健勝とご多幸を心より祈念しております。

 

 

                                           総務部

 

毎年、桜の開花が記録的な速さ。時の速さを感じずにはいられません。

 

 

4月3日、グループ会社を含め、新入社員12名を迎えて入社式が執り行われました。
「ご入社おめでとうございます!」
当日はお天気にも恵まれ、爽やかでフレッシュな雰囲気で本当に清々しい穏やかな日となりました。
また、入社式の後は様々な研修を開催させて頂きました。
製造メーカである当社の社員・プロとして、モノづくりの基本となる、安全や品質、社会人としてのマナー、そして道徳と品性の大切さなど、多岐にわたるものでした。

 

 

研修期間中には瑞浪生涯学習センターにて2泊3日の「令和5年度 新入社員セミナー」に参加しました。
センター受講中は、社会人に最も必要な資質である“人間力”の視点から、社会人としての基本的なルールやマナー、一人の人間として「未来をひらく人間力」と題して「心づかい」について学ばせていただきました。

 

 

また、お世話になっているセンターの皆様や学ばせていただけるという環境に感謝し、相手を思いやるという心を奉仕作業という形で、最終日はお風呂の掃除と大講堂の消毒と掃除をさせていただき研修を締め括らせていただきました。

 

改めて、ご指導いただいた講師の先生方をはじめお世話していただいた皆様、本当にありがとございました。

 

 

                                           総務部

3月24日、当社重要お取引さまGOLDWIN社とSpiber社によるプレスリリースがありました。
ポイントは、構造タンパク質素材「BREWED PROTEIN™」を使用した 23FWコレクションの
5ブランド(「GOLDWIN」「THE NORTH FACE」「THE NORTH FACE PURPLE LABEL」「NANAMICA」「WOOLRICH」)一斉による発表です。

 


(公式サイトより)

 

株式会社ゴールドウィンさまは、2015年から始動したSPIBER株式会社さまとの共同研究開発に
より生み出された新素材「BREWED PROTEIN™」を採用した、リジェネラティブなコレクショ
ンを発表。GOLDWIN・THE NORTH FACE・NANAMICA・WOOLRICHの4つの時代を超え普
遍的に愛されるシンボリックなプロダクトの素材をBREWED PROTEIN™に置き換え、次世代の
アウトドアウェアの新たな価値を提案しています。

 

これは、日本初となるさまざまな環境課題への新たなソリューションとして次世代型の新素材
BREWED PROTEIN™繊維を使用した製品を今秋(2023年秋冬コレクション)より販売開始。

 


(公式サイトより)

 

当社もこうした企画・プロジェクトに参加させていただいています。
今回、販売される製品は当社で生産した糸・生地を使用いただいています。

 

繊維の新たな可能性と未来を切り拓く第一歩のスタートです。
まさに、繊維は私たちの生活から時代と未来を変えることができます。

 


(公式サイトより)

 

■公式サイト : https://spiber.goldwin.co.jp/
■参考サイト : https://release.nikkei.co.jp/attach/651805/02_202303241549.pdf

 

 

 

                                           総務部

皆さんこんにちは!
 今回はインテリア部門より、初音ミク ドアマット販売のお知らせです。

 

 3月14日(火)12:00~4月13日(木)の期間で株式会社ムービック様の
 通販サイトにて、初音ミクのドアマットを予約制販売頂くことが決まりました。

 

 【商品紹介】
 「初音ミク」ドアマット 3種。
 ●価格   : 各\10,390(税抜)
 ●販売数量 : 各種 限定390枚
 ●サイズ  : 900mm×600mm
 ●材質   : 表面ナイロン 裏面天然麻

 

クリプトン・フューチャー・メディア株式会社様の【初音ミク】と公式コラボした商品です。

 

それでは、商品の写真をどうぞ、↓↓↓
■初音ミク ドアマット(petiteシリーズ1)

イラストレーター F*kaoriさんが描いたお子様向けのレトロでポップなデザインです。

 

■初音ミク ドアマット(petiteシリーズ2)

初音ミクのロゴとアイコンを組み合わせた使いやすいデザインです。

 

■初音ミク ドアマット(シルエット)

初音ミクのシルエットと音の波長を可視化したオーディオスペクトラムを使用したデザインです。

 

クリプトン・フューチャー・メディア様のブログで、素敵な商品紹介を頂きました。
 ↓↓↓
初音ミク公式ブログ – クリプトン公式!「初音ミク」らバーチャル・シンガーの最新情報を発信します! (piapro.net)

 

ご購入をご検討の方へ、株式会社ムービック様の通販ページをご紹介します。
↓↓↓
https://www.animate-onlineshop.jp/corner/cc/VOCALOID-goods/cd/2553/

 

とてもお洒落なデザインマットとなりましたので、お部屋のインテリアに
ご検討頂けましたら、うれしいです。

 

 

                                     2023年3月14日
                              インテリア部門 営業部
                                    小林 隆

私たちは、フィリピン・フォレストプロジェクトに参画しています。
フィリピン・フォレストプロジェクトとは、株式会社リバネスさんが主催・運営する
リバネス・フォレスト・プロジェクト(https://forest.lne.st/team/)による、VISIONの
6つの領域(土壌開発・播種技術開発・森林管理技術開発・有価物開発・価値評価系開発・
教育普及・文化醸成開発)から研究開発のアプローチを行うプロジェクトです。

 

 

そして、先日このプロジェクトの記者発表が行われ、当社の長谷享治はこのようにコ
メント致しました。

 

 

「私たちは明治20年(1887年)に創業し、今年の6月で136年目を迎えます。

 

136年間、繊維に携わった事業を継続できたのも、単なるモノづくりをしてきたから
ではなく、常に世の中をより良くしたいという思いがあったからです。

 

移りゆく時代の中で常に社会課題に向き合い、それを解決してきたからこそ、136年
間という歴史を重ねることができました。

 

このプロジェクトを通して、私たちは真剣に世界の環境問題に向き合います。そし
て、この大きな課題を解決するために、私たちは全力で取り組みます。」

 

と、コメントさせていただきました。

 

 

 

 

                                       総務部

国内唯一の「糸(YARN)」に特化した展示商談会が今年も行われました。
「20th JAPAN YARN FAIR」です。2月16日~17日に開催されました。
当社は、昨年に続いての2回目です。
昨年は、初めての出展に緊張と要領がつかめず準備段階から右往左往でした。
しかし、今年は昨年の反省点を踏まえての準備。
そして、何よりオール長谷虎での長谷虎グループでの参加です。

 

「JAPAN YARN FAIR」は、素材メーカーを中心とした川中事業者の機能性や意匠性に富んだ高付加価値の「糸」を各社が提案する内容です。
尾州産地で開催し、川上事業者の情報発信・提案の場を設けることで、川中事業者の高付加価値のものづくりの創出を支援し、ひいては産地・業界の新たな活路を見出す一助となるよう期待されています。

 

 

今回は、ブースを拡げて昨年の2倍の規模で参加です。

 

 

来場の皆さんは、当社ブースの鮮やかさに目を引いたのではないでしょうか。
これも当社は、カーペットメーカーでもある強みです。

 

 

当展示会「JAPAN YARN FAIR」は、冒頭にも述べましたように「糸」に特化された商談会です。
まさに、当社が掲げる「素材で世界を変える」にマッチした展示商談会でした。

 

お取引さまをはじめご来場いただいた方々には大変感謝を申し上げます。
ありがとうございました。

 

 

                                       総務部

1月27日(金)羽島市立中央中学校1年生の皆さんが私ども長谷虎紡績へ
工場見学にお越し下さいました。
午前の部と午後の部に別れてのご来場です。
当日は、霙まじりで凄く寒い。
でも、皆さん元気!
今回、当社に勤める方のお孫さんも来訪です。

 

 

まずは座学で工場・製品に関わる話を聞きます。
会社の紹介のほか、羽島や日本の繊維産業の変還も学んで
いただきました。
説明役は当社の若手入社1年目の社員。
毎回ですが、こちらも勉強をさせてもらっています。

 

 

座学が終わって20人ごとに分かれて工場内を見学。
食い入るように見つめる子も。

 

工場見学後のワークショップでは6種類の異なった素材の糸で「糸電話づくり」を体験してもらいました。

 

皆さん。ご来場ありがとうございました。

 

 

2月22日(水)に中央中学校を訪問。

 

今回、1月27日の工場見学の際に託された綿花を使ったハンカチを
お届けしました。

 

 

 

岐阜新聞さんにも取り上げられました。

 

 

実は、この綿花。
昨年の6月21日、特別授業「綿の栽培について学ぶ」と題して当社
若手社員が訪問して生徒さんが実際に種を蒔き、約半年をかけて育てた綿花です。
皆さん、綿花を収穫して中からゴミや種を取るのに一番苦労したとか。
「すっごく、手が痛くなったよ!」って(笑)

 

 

 

 

 

 

 

学校で、実際に食物を育てる。そして、そこからモノが作られる。
そこに携わる人たちの苦労を知る。
素晴らしい授業が学校で行われていることに私ども感動です。
そして何より、喜ぶ生徒さんの笑顔は最高です!
この子たちが未来を支えていくのだと考えると私たちの心は晴れやかになって、清々しくなります。

 

 

 

最後に感謝状を生徒さんの手から渡されたときは感無量です。
中央中学校の皆さん、本当にありがとうございます。

 

 

 

                                       総務部

 

1月29日、株式会社リバネス主催のサイエンスキャッスル2022 関西大会に参加しました。

 

サイエンスキャッスルは未来の研究者の登竜門として、2012年に始まり、あらゆる研究に挑戦する中高生を応援しています。

 

口頭発表、ポスター発表ともに中学、高校の学生さんの熱意を感じました。
みなさんが純粋な考えをもっていて、とことん追求する姿がとてもかっこよかったです!!!
なかには小学生から、もっと早い方だと5歳から研究について考え始めたと聞き、いつまでたっても情熱をもつことは大きな力、原動力になることを感じました。
また、多くの人を巻き込む、魅了する力も同時に感じました。僕自身も皆さんの研究に対する姿勢に惹かれていきました。
みなさんのおかげで、楽しく見学することができました。ありがとうございました。

 

 

加藤さんの「藻の生物利用による物質生産~光合成の出来る繊維製品の開発の可能性を探る~」ということで、なんと藻から繊維を作るという発表がありました。
これにはとても驚かされました。実際に綿との混紡でできた繊維を見て、圧倒されました。 

 

実は我々もこの研究に少し加わっていました。
加藤さんから紡績について学びたいとお声をいただき、本社で紡績について一緒に学んだことがあります。そのことで少しでも研究に携われたと思うととても嬉しいです!!

 

僕たちも日々、環境に配慮した繊維はないか?
新しい素材はないか?
考えながら仕事をしていますが、藻から繊維ができるとは思ってもみませんでした。

 

藻はいろんなところにありますし、もし藻から製品化できたらと思うと様々な可能性があり、今からわくわくしています。

 

 

そして、なんと加藤さんが優秀賞、追手門学院大学賞を受賞されました。
おめでとうございます!!!

 

日々研究に励んできた姿、研究内容のすばらしさ、研究に対する情熱が審査員に感動を与えたからだと思います。
僕自身が何かしたわけではありませんが、自分のことのように嬉しかったです。
これからの加藤さんの活躍がとても楽しみです。
また、私たちも協力できることがあれば、嬉しいです。

 

最近はまだまだ寒い日がつつきますが、僕も加藤さん負けないぐらい社会人としてたくさん勉強をしていきます!!

 

 

                                       本社工場 小田川

 

1月5日、年賀式「四方拝・仕事始め式」が行われました。

年頭にあたり、皆さんと天地四方および山陵を拝して、
年災をはらい、幸福無事をお祈りしました。

また、今年は癸卯です。癸卯には「これまでの努力が花開き、実り始める」と言った意味が含まれるそうです。私たちを取り巻く環境は大きく変わり、そして私たちもその中で変化をしてきました。今までの努力が花開くことを信じ、より良い会社づくりに向け、さらに努力し続けることを誓願しました。
 


 

1月6日、当社月例会に臨済宗妙心寺派 正眼寺住職の山川宗玄老大師をお招きして新春記念講演を開催いたしました。
老師からは、「和気兆豊年(気候の順当な移りが豊かな実りの兆し)」や「人人脚痕下 有一坐具地(一人ひとりの足下に、自分が存在する(生きる)だけの十分な場がある)」と言った、お話を拝聴させていただきました。
 

コロナやウクライナ情勢など混沌とした世の中で、私たちは生きる場所があるのかと不安に思う事があります。
しかし、昔から越すに越されず越されずに越すなどと言い、年末に厳しい時でも時がこれば必ず新しい年は来る。新しい年が穏やかに進んでいる事が本当にありがたい事です。穏やかに進んでいる状態を和気と言うそうです。正に「和気兆豊年」。こうした毎日に感謝し、目標に向かって精一杯努力して生きたいものです。
 


 


 

1月13日、自警団出初式が行われました。
早朝7時より本社・平方各自警団員が集合。
7時30分から松井羽島市長さん、奥田羽島市消防長さんを来賓にお迎えして、令和5年度自警団出初式を行い、視閲・基本操作等日頃の成果を十二分に発揮させて頂きました。
長谷虎自警団は愛社精神と安全意識の高揚、自己の品性完成への修練の場、地域社会への奉仕を目的として、昭和24年に発足依頼74年の伝統と功績があります。本年も「わが城はわが手で守る」という自覚に基づいて訓練を重ね、より充実させ、結団75年の歴史にふさわしい自警団づくりをしていきます。
 

総務部

明けましておめでとうございます。
今年も新年の幕開けをみなさんとともに迎えることができました。

 

光輝ある令和五年の新春を迎えるにあたり、私達一同伝統精神を祖述して、「日日新」「日孜孜」
の心で創業以来のご縁を大切にして感謝報恩、反省精進することを念誓させて頂きます。

 

ご承知のように、今年は卯年(うどし)、いわゆる兎(ウサギ)年で、十二支では4番目に数
えられます。
そして卯は、時刻でいえば午前5時から7時までの2時間を、方角でいえば東をさします。
また、今年の干支は「癸卯(みずのと・う)」です。干支の組み合わせは全部で60通りありま
すが、その40番目です。癸は、甲乙で始まる十干(じっかん)の10番目で、「植物の種子が大
きさを測れるまでになった状態」を意味します。

 

 

さて、ウサギというと、みなさんはどんなイメージをもたれるでしょうか。
生態としては、ウサギは草食動物で、警戒心が強く、早朝や夕方に活発に活動します。
そのイメージとしては、おとなしい、かわいい、小心者、臆病、あるいは悪賢い、愚か・・・
などなど、実に幅広いのではないかと思います。

 

古来より、ウサギは狩猟・捕獲の対象であり、食肉としても用いられてきました。人間にと
って身近な存在であったからこそ、ウサギに対してはさまざまな見方があり、ウサギの特徴
を捉えた慣用句も多く存在します。

 

たとえば、「ウサギの耳」といえば、地獄耳のことですし、「ウサギの昼寝」は、油断をし
て思わぬ失敗をすること、「ウサギの上り坂」なら、物事が早く順調に進むこと、「兎に祭
文(さいもん)」なら、いくら説いて聞かせても一向に効果がないことを意味します。あく
まで人がウサギに対してもつイメージを踏まえたものですから、ウサギには迷惑な話かもし
れませんが、こうしてみると、ウサギはとても人間的な動物だといえそうです。

 

それから、ウサギには「跳ねる」という特徴があるため、卯年は景気が良くなる年ともいわ
れています。
ちなみに、前回の卯年は、東日本大震災と原発事故に見舞われた2011年です。
この年の日経平均株価は、年初は1万円を超えていましたが、年末には8千円台半ばまで大
きく下げました。

 

はじめにも紹介しましたが、卯の刻は午前5時から7時までの2時間をさします。
まさに、日の出とともに1日が始まる時間帯です。夜が明けて新しい1日、1年が始まり、
ウサギが跳ねるように株価も上がって、日本経済も私たちの会社も力強く成長していく、
そんな1年になるといいですね。

 

まだまだ油断はできないものの、コロナ禍もようやく出口が見えてきたようです。引き続き
感染防止に留意しながらも、ぜひ高い目標に向かって飛躍する1年にすべく、粘り強く精一
杯、全社一丸となって社業に励み、社会になくてはならない会社を目指し、お客様により一
層の安心と喜びと満足をしていただける商品づくりに創造・開発、邁進して参る所存です。

 

改めて、この新しい年が、より佳き年になるよう心より祈念致しまして、年頭の挨拶とさせ
て頂きます。何卒本年も変わらぬご指導とご支援を賜りますよう心からお願い申し上げます。

 

 

                                       総務部

皆さん、こんにちは。

 

タイトルにある、「5S活動(整理、整頓、清掃、清潔、しつけ)」
当社だけでなく、長年にわたりどこの会社も取り組んでおられるのではないでしょうか。

「人材セミナー2022リターンズ」(日本紡績協会主催)が、2年ぶりに当社に帰って来ました。
5S活動による生産性向上や人材育成を目指して、11月29、30日と2日にわたって当社で開催されました。
今回は本社工場(紡績工場)だけでなく、2日目には平方工場(カーペット工場)と2会場に分かれての開催です。

 

5S活動に関するレクチャーや事例発表、工場見学会がそれぞれの工場で行われました。
同セミナーは2017年から開催されています。
今年は、久々に対面方式が復活し、紡績企業を中心に12社・団体が参加されました。

 

 

長谷社長から「より良い事業を展開していくためのベースは5Sにある。5Sを通じて従業員一人一人の成長と教育を促し、共に日本の繊維産業を世界で輝けるものにしてきましょう」と挨拶をさせていただきました。
これまで、会社間の交流には閉鎖的だった紡績業界。
しかし、このセミナーを通じて、機械の部品などを融通し合うなんてことも行われるようになりました。
益々、セミナーを通して互いに見て、互いに補い相乗効果で業界の底上げが図れることを願います。

 

 

今回の企画運営会社のヒューマンアクティベーションのシニアコンサルタントの保田講師から5S活動の目的などを解説いただき、
「ビジョンを達成するためには利益を上げる経営が必要。それには理にかなった生産と管理が重要で、その土台となるのが5S活動」
「5Sをやると決めたらそれを徹底することが大事、そのためには管理者が率先して5Sに取り組む。それによって他の従業員のやる気を起こし、5S活動を定着させることができる」と強調されたのは印象的でした。

 

 

もちろん、当社の5S活動の発表もありました。
紡績部門本社工場の大橋さん、斎藤さんから改善前と改善後の報告として、「これまで使用するギアを棚に置く際には同じ大きさで重ねていたが、担当者意外だと億位置が分かりづらかった。改善後は棚にギアの大きさに合わせた枠を書き、担当者以外でも分かるような定位置化を施した。そして、周囲の協力を得てルールが守られている」と説明。
この積み重ねが、一人一人の成長、そして企業の成長につながるのではないでしょうか。

この後、工場見学と意見交換会が行われました。

 

 

 

 

                                       総務部

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