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長谷虎紡績グループはモーリシャス油流出事故への支援を決定しました!
 
インド洋・モーリシャス沖で貨物船が座礁し、重油が漏れ出した事故で、環境への影響が世界的に危惧されている。
日本は緊急援助隊を派遣し、東京・大田区のエム・テックス社の特殊な繊維(ナノファイバー技術を使用した)で作られた製品「マジックファイバー油吸着材」が油除去作業に使用されている。
 
当社は、この未曾有の災害となったモーリシャスの重油流出事故に対して、グループ会社の長谷虎リネンサービス株式会社、株式会社ファーベストと共に、エム・テックス社が立ち上げたクラウドファンディングをはじめ「モーリシャス緊急救援プロジェクト」に参加・協力を決めた。
 
「エム・テックス社HP」
「モーリシャス緊急救援プロジェクト」
 
長谷虎紡績株式会社とエム・テックス社は今年、令和2年1月24日にナノファイバーの開発を目的に
設立したスピタージュ株式会社を共同で設立し非常に関係が深い。
そこで、今回の未曾有の災害に対して何とか我々グループも、一人でも多くの人たちに日本人として
お役に立てることがないかと、コロナ禍の大変厳しいなかをグループを合わせて300万円の拠出を決断した。
 
因みに、共同設立したスピタージュ株式会社は、Spinner(紡ぐ人)と
ラテン語のPilotage(ピロタージュ、水先案内人、指導者)からなる造語で、
ナノファイバー技術を通じて繊維業界の中で牽引的な立場となり、世界の人々を幸せにする願いが込められている。
 
まさに、今回の決断はグループの合言葉、「製品と素材で世界中の人々を笑顔にする」に合致するものです。
 
この支援にご賛同いただける場合は、上記に述べた
「エム・テックス社HP」もしくは、
「モーリシャス緊急援助プロジェクト」のリンクよりご支援をいただければ幸いです。
 
総務部

(繊研新聞2020年8月21日)
 
2020年8月21日、業界紙である「繊研新聞」に当社が紙面一面に取り上げられました。
 
まず、一般に馴染みがない「繊研新聞」さんとは、
ファッションビジネスの情報を満載した業界紙。
新聞だけにとどまらず、展示会事業や人材教育、セミナーや出版など多彩な事業をされ、
ファッションビジネスの総合情報企業。
昨年の2019年3月には、「繊研新聞社創業70周年記念賞」を受賞。
(2019/03/18ブログ掲載)
 
記事のキーワードは「開発」と「教育」
価値を生み出すために新たな素材を見つけ、パートナーとともに商品を開発する。
そのために教育に投資。
「素材で世界を変える」を企業像とする。
 
「コロナ禍によって、仕事の環境は激変」
目的意識を明確に持てないままの行動ではダメ、「作業と仕事は違う」
テレビ会議の浸透は、「会議に参加することが目的」という慣習的な側面が減り
「会議に漫然と参加するのではなく、発言して何かの成果を得よう」という意識が
高まった。
さらに、入社2、3年の若手社員の意識変革
2年目の社員を集めた研修会もテレビ会議にて実施された。
まとめ役として社歴が数年上の社員を起用。
まとめ役の先輩社員もテーマや課題といった達成すべき点を考えた研修会となり
お互いに良い刺激になっている。
 
「新素材の発掘」
 

 
オリジナル原料の先駆け「光電子®」
グループ企業のファーベストは、集熱輻射作用のあるセラミック微粉末を繊維に
練りこむことで、「光電子®」の名前で様々な分野に素材提供。
「光電子®」は「疲労回復」や「リラクシング」というキーワードを打ち出す。
(今年の5月28日発売された雑誌Tarzanにも「緊急ウイルス対策講義~免疫強化」
という見出しで取り上げられた。:2020/06/08ブログ掲載)
 
ナノファイバーの新会社「スピタージュ」を設立
ナノファイバーのベンチャー企業「エム・テックス」と共同設立。
ダウンジャケットなど衣料品への新たな機能の付加をめざす。
 

 
(エム・テックス社は最近、モーリシャスの原油流出事故への応援物資として話題となった「マジック・ファイバー」魔法の繊維が注目を浴びています)
 
「環境配慮」
サステイナブル(持続可能)において、「環境配慮」が重要なテーマ。
「2030年取扱い素材の80%を環境配慮型のものに置き換える」ことを目標とした。
 
不安を煽るようなニュースばかりのコロナ禍、当社は危機をチャンスと捉え、「明るい未来を創造」して参ります。
最後に繊研新聞様には毎々、当社を取り上げていただきありがとうございます。
 
総務部

 
皆さんのご自宅では、カーペットを敷かれていますか?
模様替えでカーペットを敷くと部屋の印象が大きく変わります。
 
コロナ禍で今年の夏は例年にない大変な夏となりました。
ステイホームによりご自宅で過ごす時間が増えています。
 

 
「カーペットなんて、掃除がめんどう」なんて人も…、
カーペットの注目機能で「ハウスダストの舞い上がり抑制効果」と言うのがあります。
ハウスダストの舞い上がりがカーペットはフローリングの1/10で瞬間的には1/20などの数値結果が出ているそうです。
http://www.carpet.or.jp/日本カーペット工業組合HPより)
これはほかの床材にはないカーペット独特の「ダストポケット効果」が理由です。
でも…。
ポケットもいっぱいになれば、それ以上は入れられません(汗)
溜まらないようにポケットからごみを取り除ければ、埃の舞い上がりを抑制してくれます。
 
心地よい住環境の維持において、掃除は重要です。
 

 
頻度は毎日が1番良いのですが…。
それでもせめて週1回は行いたいと思います。
 一番簡単ですぐできる掃除は「掃除機での掃除」です。
ここで大事なのは
 
その1
カーペットのパイル(糸)の向きにも気を付ける事。
カーペットを手でなでると「パイルが倒れる方向」「パイルが起き上がる方向」があるのが分かります。
起き上がる方向で掃除機での吸引(ゴミを取り除く)を行ってください。
また髪の毛やパイル糸などが絡まっていることがありますので方向を変えて吸引してください。
起き上がる方向で吸引してから左右90°の2方向から吸引するような感じです。
 
その2
掃除機ヘッドの動かす速度に気を付ける事。
「新幹線」の如くシューシューと動かしてはいませんか?
そんなに高速に動かしていたらせっかくの掃除機でも奇麗に吸引できません。
テレビCMを思い浮かべてください。
「すぅー」とゆっくり1方向に動かして吸引している映像・・・。
この「すぅー」でヘッドを手前に引く時のスピードが一番。
約3秒程度で手前に引くスピードが効率よく吸引出来綺麗に掃除できます。
 
ここまで行えばダストポケットのごみを効率よく取れて綺麗になることでしょう。
取り切れない髪の毛などは「粘着シート」などを、お使いになる事でより綺麗に掃除できます。
 

 
カーペットには「ダストポケット効果」だけではなく、
「騒音の軽減」「転倒時のダメージ軽減」などの効果も期待できます。
その他カーペットの快適性などは「日本カーペット工業組合http://www.carpet.or.jp/」ホームページ等をご覧ください。
いろんな情報が満載です。
 
インテリア部門
営業第一グループ

出典:日本環境設計より
 
服から服をつくる。
消費者とともに服から服をつくることでサーキュラーエコノミーを実現する。
我々長谷虎グループはこの画期的な『BRING™』取り組みに共感し、
連携する事で地球環境の課題解決に向けて共に歩みを進めていこうとしています。
 
現在世の中に沢山の衣料品が溢れておりますが、衣料品の約5割強にポリエステル繊維が使用されています。おおよそ年間4,000万トン以上が生産されており、多くの石油由来原料が使われています。
この取り組みでは衣料品に含まれるポリエステル繊維だけを溶かして、精製して、もう一度
ポリエステル繊維の原料であるポリエステル樹脂を製造する事が出来ます。
循環させる事によりエネルギー量や石油の使用量が減り、CO2排出量の削減に貢献する
 

 
我々長谷虎グループは2030年までに80%以上を環境に配慮した物作りにしていこう、というスローガンを掲げて様々な取り組みをしておりますが、その一例です。
 
これをSDGsと照らし合わせると
 

 
これらの項目に該当します。
我々長谷虎紡績グループはSDGsの考え方に沿ってこれからの事業運営を行っていきます。この活動を更に推し進めていくことで地球環境に配慮した社会になくてはならない会社となることを目指していきます。
 
社長室 室長
長谷 憲治

 
皆さま、新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言が発布され
これまでに経験がないような生活をされたのではないでしょうか。
 
ようやく緊急事態宣言が解除されたと言え、まだまだ予断を許さない状況に変わりがなく
当分の間はWithコロナの生活が続きそうですね。
 
そんな中、5月28日発売の雑誌Tarzanには「緊急ウイルス対策講義~免疫強化」という見出しで
さまざまな免疫強化に纏わる記事が掲載されています。
 
記事には当社の主要取引先であるGoldwinさんの「Re-Poseシリーズ」が紹介されていました。
「Re-Poseシリーズ」は当社の紡績から商品化に到るまで深いかかわりがあります。
この「Re-Poseシリーズ」には私たちの機能素材である『光電子®』が使われており
遠赤外線作用による心身のリラックスをサポートしリカバリー時におすすめのコレクションであります。
 
商品のタグに「光電子®」と書かれているのを見られた方もみえると思います。
「光電子®」?
きっと、なんだろうと思われているのでは?
 
そこで、雑誌Tarzanにも書かれている「免疫力」の重要性について、
そして、「光電子®」について少しお話させてください。
 
「免疫力」は、記事にも登場された、医学博士・大阪府立大学名誉教授 清水教永先生によりますと
病気にならないように体を守り病気を予防する力、病気になっても回復する力、
人間が進化の過程で獲得してきた生き抜く力、生命力そのものなのです。
その「免疫力」を担っているのは血液の中の白血球、その中のマクロファージ、顆粒球、
リンパ球には人間の進化の名残が見受けられます。
 
免疫力のおおもとは、無脊椎動物の頃までは異物処理にあたっていた、アメーバーのような単細胞生物です。
ただひたすら侵入者を飲み込んで処理をするマクロファージ(単球)が私たちの先祖です。
このマクロファージから進化を遂げたのが顆粒球、リンパ球。
 
私たちが健康であるためには、この顆粒球とリンパ球のバランスが大切です。
病院の血液検査でバランスは分かりますが、もっと簡単な方法は体温です。
体温は、熱、エネルギーです。恒温動物である人間にとって、体温は高度な体のシステムを働かせて
健康に生き抜くための大切な要因です。
 
「免疫力」が適正に働くかどうかは、体温次第といっても過言ではありません。
体温がある程度高い状態ならば、どんな侵入者でも異物でもある程度処理が出来るのです。
免疫細胞は、体内で侵入者や異物を処理するにはエネルギーを必要とするため、
体は風邪を引いたときには体温を上げて、ウイルスの処理をするために働きやすい環境を作っているのです。
 
ちなみに皆さんの平熱はどれくらいですか?
 
外界の細菌やウイルスなどから身を守るために、体が必要としている一定の体温は、深部体温(脳や内臓などの体の内部の体温)では、約37.2度。
このくらいの深部体温がないと免疫は働かず、体内酵素や新陳代謝も活性化しません。
ストレスやウイルスと闘う「気力」「根気」といった精神力も深部体温の変化と深い関係があることが分かってきました。
又、腋下体温約36.5度の状態は、自律神経のバランスが偏らず、
免疫力が理想的な状態(リンパ球の割合38%)にあります。
つまり、常に約36.5度の体温があれば体は健康な状態を維持し続けることが出来るのです。
 

 
このような体の状態を維持するためには、適度な運動、栄養、休養が大切です。
 
では、Goldwinさんの「Re-Poseシリーズ」に使われている機能素材「光電子®」とはどんなものなのでしょうか?
 
清水教永先生は「光電子®」を一言でいうと、遠赤外線放射エネルギー量を人間の体温域で定量化することができ
さらに人体よりも高いエネルギーを輻射するとおっしゃっています。
先生は長年この「光電子®」の機能性について健康医科学の視点から臨床実験に取り組まれ持続着用することにより
以下のような知見を得られました。
 
1.分泌型免疫グロブリンの有意な増加が示され、免疫向上とリラクセーション効果。
2.環境の変化に体温が適応することが明らかとなり、保温だけでなく生体の体温コントロール機能の賦活。
3.血中活性酸素量の有意な逓減により疲労回復効果。
4.快適睡眠の指標とされる睡眠潜時や徐波睡眠発現時間の短縮が示され睡眠改善効果。
5.エストラジオールやテストステロンなどのホルモンの増加により健康と美容効果。
(なお、これらの科学的知見の結果は、個体特性による相違があります。)
  
「光電子®」は、免疫とPhysical fitness(環境適応能力)を高める高機能性素材と位置付けておられます。
つまり、「光電子®」は私たち人間の生活環境に適応できる体温調節機能が向上し「免疫力」を高めることができるということになります。
 
このような観点から「光電子®」素材には限りなく発展の可能性を秘めています。
 
今世界は大きく変わって来ています。
withコロナの中で、これから「光電子®」は世の中のため、人のために更にお役に立てると感じております。
今後の『光電子®』に乞うご期待下さい。
 
そして、私たちの機能素材がこうして注目されるということ
は私たち長谷虎グループにはまだまだやれることがあるということを感じております。
是非、長谷虎グループの技術力にご期待下さい。
 
テキスタイル・アパレル部 長谷憲治

 
当社は明治20年(1887年)に長谷虎吉(初代社長)が当地(現在の本社所在地)に長谷製糸会社を創業し
6月1日で133年目を迎えることができました。
 
こうして今日を迎えることができるのも沢山のご恩(恩恵)に守られ、恵まれ、助けられたからです。
まさに私たちは沢山のご恩(恩恵)に生かされていると言えます。
決して私たちだけの力でここまで来ることができた訳ではありません。
 

(5/25、羽島市役所にて松井市長と)
 

(5/22、岐阜県立特別支援学校にて奥村校長と)
 
創業記念日を迎えるにあたり、先ずはこうした沢山のご恩(恩恵)に対して、心から感謝の思いをお伝えさせて頂きます。
この感謝の思いを何か形にしたいと思い立ち
5月22日羽島特別支援学校様へマスク2,000枚と当社の特殊機能素材で作られた布マスク30枚、
5月26日には羽島市役所を訪問し松井市長にマスク6,000枚と同布マスク60枚をお渡しさせて頂きました。
 

 
創業者の虎吉は今から133年前、地域との共存共栄を胸にこの事業を興しました。
私たちが今こうして存在することができるのも、地元地域の支えがあるからこそ。
その創業者の思いをしっかりと受け継ぎ、そして更なる成長と飛躍を目指し、世界の人々を笑顔に幸せにするものづくりに邁進します。
 
代表取締役社長 長谷享治

 
まず初めに、新型コロナウイルス感染(COVID-19)により
命を落とされ方のご冥福をお祈り申し上げると同時に、療養中の方々や
ご家族をはじめ感染拡大に立ち向かわれている医療従事者の方々に
「頑張ってください」「ありがとう」と応援と感謝の気持ちをと申し上げさせていただきます。
 

 

 
さて、新型コロナウイルス感染の拡大の一方で季節は巡っております。
今年も4月1日、グループ会社を含め、めでたく新入社員13名を迎えて入社式が執り行われました。
 
「ご入社おめでとうございます!」
この日は、あいにくの雨となりましたが会場内は緊張感があるものの
フレッシュな雰囲気と清々しい空気に包まれました。
当日の昼食は役員や工場長と新入社員が歓談の場として緊張のなかにも笑い声や笑顔が見られました。
 

 
翌々日には改めて記念植樹も行われるなか2週間の社内教育実習が行われました。
製造メーカである当社の社員として、モノづくりの基本となる、安全や品質、
社会人としてのマナーなど、多岐にわたるものでした。
新入社員の真剣な眼差し、メモを取る姿に共感しました。
そして、それぞれに各職場で頑張ってくれています。
若い彼らの姿を通して、今年もこの歴史と伝統をしっかりと繋げて行かなければと強く感じました。
 
最後に当社は、新型コロナウイルス感染予防対策として3月より様々な社内行事をはじめ
4月のOB会の「桔梗会」など中止となっております。
行事中止だけでなく従業員への予防喚起や事業所内の消毒、勤務形態の見直し
(テレワークや時差出勤)など様々な方法で感染予防に努めておりますので
何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。
 
総務部

(画像はSDGs推進大使でもあるピコ太郎instagramより出典)
 
少し前になりますが、ピコ太郎さんの登場です。
最近テレビでもお見かけしなくなりましたが、やはりインパクトは絶大です。
調べたところ2016年に日本中で大流行。
はや4年が過ぎており、時が過ぎ行くスピードに少しショックを感じながらこの原稿を書いております。
 
今回この写真で注目して欲しいのはもちろんピコ太郎さんではなく安倍首相です。
 

 
安倍さんのスーツには17色で円形になっているバッチが付いておりますが、これがSDGsバッチです。
最近街ナカでもスーツ着用のサラリーマンがバッチを付けている光景を沢山見るようになりました。
日本でもだいぶ浸透してきているように日々感じます。
 
このSDGsは先日の社内報でもお知らせ致しましたが
「SDGs(エスディージーズ)」とは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称であり、
2015年9月に国連で開かれたサミットの中で世界のリーダーによって決められた、国際社会共通の目標です。
 
簡単に申しますと、環境問題に配慮しつつも経済的に発展し戦争や貧困もない世界を2030年迄に作ろう、この様なイメージです。
 
当社はこのSDGsの考え方に沿って今後事業を行って参ります。
 

 
具体的には17個の目標が有り、この目標に向かって何をしていくか、
どのようにして世界に貢献していくかを、これからスタートしていきます。
 
企業としての取り組みは今後推し進めていきますが、個人としても出来る事は沢山有ります。
例えばスーパーでレジ袋を貰わずにエコバックを持参する。
これは12『つくる責任 つかう責任』に該当します。
身近なことでも貢献出来る事は沢山有りますし、まずは知って出来るところから始めてみる。
これが社会貢献です。
 
このような国際的な取り組みの輪が徐々に広がり、より良い世界が広がれば良い社会になるのではないかと思います。
 
会社として行うSDGsの活動につきましては随時更新して参りますので、引き続きご覧頂ければ幸いです。
 
社長室 室長
長谷 憲治

 
昨年(10月)ですが、仕事でパキスタンへ旅立ちました。
小生、海外は30年前に新婚旅行でハワイで行きましたがそれ以来の海外となりました。
 
初めは正直なところ不安一杯でしたが、ご同行頂いた方々の暖かいサポートで、3泊5日でしたが不安が払拭されました。
訪問は、紡績工場や織布工場へ行かせて頂きました。
ホテルより紡績工場へ行く途中・・・
 

 
54年間・・見たことない現実に遭遇しました。。ケンタッキーを見た瞬間・・ホッとしました。
 
紡績工場へ着いて、最初に感動したことがありました。
 

 
3本の旗ですが、1本は紡績工場の社旗1本は国旗
そして・・・もう1本が何と日の丸の旗だったのです。
 
紡績工場の方々が、日本からの来客ということで、日の丸の旗が掲げてありました。敬意を表されてのものだそうです。
 
小生は、大感動です。。素晴らしい気配りに自然と頭が下がりました。
 

 
紡績工場内を見させて頂きました。スケールの大きさに、これまた驚きでありました。
 

 
出来上がった製品(糸)や材料の倉庫です。
ラホールより車で約1時間半 規模は100,000錘 敷地面積は、3,000,000平米
 
規模の大きさには驚きを隠せませんでした。
それと工場内は、3S(整理・整頓・清掃)が完璧に為されてました。
また、オーナーの方ともお話を聞かせて頂きました
(英語はサッパリ・・ですが)が、終始ニコニコされ穏やかな方で何か安心感100%でした。
 
ここで・・・宿泊先のホテル様子です。
 

 
ここはロビーです。素晴らし過ぎてパキスタンとは思えない・・。
 

 
お待たせしました・・朝ごはんです。

 
小生大好きなオムレツです。最高なお味でありました。
 
最後は、織布工場の見学です。先ずは構内風景です。
 

 
ここもスケール大きすぎてウォーキング気分です。日本の織布工場しかみたことなく・・。
 

 
この様な広すぎるサイジング工程は見たことないです。
 
ドビー織機の現場へ連れて行って頂きました。
 

 
何と・・150台のドビーが所狭しを並んで、稼働しております。
ワーカーの方も沢山おられ、真剣にお仕事に取り組まれていたことには何か安心度100%になりました。
ここの織布メーカーは、ラホールより車で約2時間半掛かりました。
風景は、片田舎という感じでしたが、広大すぎる敷地に中に現場があり
約31年間、日本でしか見たことなかったメーカーさんと比較しても小生、規模の大きさに驚きの連発でした。
現場のワーカーさんは、時には真剣に、時にはニコニコしながら我々に対し対応され、またまた安心感満載でした。
 
オーナーさんともお話(英語はあきません・・)させて頂きました、
何とジェントルマンな方であり、且つ穏やか満載な方で第一印象は抜群でした。
 
冒頭でも申し上げましたが、30年ぶりの海外であり行先はお仕事とはいえパキスタン・・。
本当に不安だらけでしたが、現場の方々や各先のオーナーさん、皆さん良い方ばかりで、私のなかでパキスタンというお国の印象が変わりました。
 
日本しか見てなかったですが、今回の海外出張は小生に取って本当に勉強になりましたし、充実した出張となりました。
 
また行きたいです・・パキスタン。ご同行頂いた皆様・・本当に有難う御座いました。引き続き、宜しくお願い致します。
 
紡績部門  資材・商品部
平川 克巳

 
みなさんこんにちは
本社工場の岡田と伏見です!
大垣桜高校のみなさん先日は工場見学にお越しいただきありがとうございました。
 
昨年より、「魅せる工場」をめざし会社として積極的に工場見学を受け入れております。
 

 
先日は大垣桜高校の生徒さん80名の方がお越しになられました。
おそらく近年では最多の人数です。
 
昨春に入社した私たちから見ても
皆さんお若い! そして、みなさん将来に向かって夢を輝かせているってヒシヒシと感じました。
 

 
スケジュールには質問を受ける時間があってドキドキでした。
「どうして、この会社に入ろうと思ったんですか?」
「仕事をしていて何が楽しいですか?」
こんな嬉しい質問も・・・
「どうすれば、この会社に入れますか?」
こんな質問をしてくれる生徒さんもいて採用担当の方は大喜びでした。
私も学校の先輩として嬉しく思いました☆
 

 

 

 

 
毎回、工場を見学いただく度にスキルアップしようと入社1年~3年の若手
メンバーが集ってあれこれと試行錯誤をしてきました。
実は、自分の担当ではない工程が学べるいい機会でもあるんです。
「次はこうしよう!ああしよう!」「これも見てもらおう!」って頑張ってます。
是非、この頑張りの結果を皆さんに見てもらいたいです。
 
すべての方に安心して楽しんでお越しいただける工場に・・・
これからもっと、頑張って行きます。
 
本社工場 岡田尚子
     伏見明莉

(ファーベスト社、施工イメージデザイン画)
 
弊社ではCJ(コンピュータージェットダイ)機による、お好きなデザインを
カーペット原反へプリントして製品化しております。
 

 
因みに冒頭とは別の柄ですが、こんな感じの機械で、
強大なインクジェットプリンタのイメージで、染色しております。
 
1980年導入して様々なデザインを世に送り出しましたが、今回グループ会社
株式会社ファーベスト社様での模様替えに協力致しました。
株式会社ファーベスト社様は特徴のある繊維を作っておりますが、その特徴とは
「高純度微粒子セラミックスを独自技術により均一に繊維の中に練り込み
遠赤外線の吸収・ふく射作用を高める繊維」です。
そんな特殊技術を持つ会社からのデザインの要望を受けました。
 
そこで、当社デザイナーがどのような考えをもってデザインしたかですが
「企業イメージを踏まえてデザインは・大地の大いなる力・生命の源の海(水)」
(冒頭の施工イメージデザイン画)を表現しました。
 
企業イメージ大事ですよね!!
そのイメージをカーペットでお伝えするするのは、なかなか難しいですが・・・。
大地・海・・・大きいですよね。そのイメージを大事にするために
500㎜角のタイルカーペットを約300枚使い全体を1つの柄として表現することにしました。
 
柄は非常に大事ですが、色も同じように大事です。
今度はいつも色を作っている担当者へ話を聞いております。
社内デザイナーより「紙」でもらったデザインを見て色を出しましたが、発色性や
色のバランス・濃淡
などを見て紙で作った色柄のイメージを崩さない様苦心したようです。
紙での色とパイル(繊維)での色は同じようにはなかなか出ません。
より近い色を出すようにするのは、長年の経験・技術の積み重ねがあってこそです。
 

 
特に今回のポイントは「ラメ糸」です。キラキラ光るあの「ラメ」です。
このラメ糸が本来の「キラキラ」感が出るか大変不安だったようです。
試作でOKでもお客様が満足いただけなければNGです。
また、試作OKでも施工してイメージ通りでないとこれもまたNGになります。
残念ながら、写真ではラメ糸の感じが(申し訳ありません・・・)
試作品では出てます!
OKをいただき本番です。
約300枚の500㎜角タイル1枚ずつ柄が違います。
1枚ずつ柄のデータを作成して本番の日はデザイナー自ら色柄をチェックします。
「OK!」と言っては無いですが、心の中ではつぶやいたと思います。
 

 
当日は少し雨が降っていましたが濡れないように無事搬入後、
施工がスタートいたしました。
ベテラン職人さんが手際よく貼っていきます!無事に施工が完了致しました。
写真を撮り社内へ報告しましたが、どうしても現物が見たい!!とデザイナーと工場メンバーと東京へ・・・。
 
オフィスの出来栄えに!! 
 

 

 
お客様へ感想をお聞きしましたが、「500㎜角タイルをつなぎ合わせたように見えない」
「ラメ糸がキラキラ光って豪華」などの感想をいただきました。
タイルカーペットが1枚物に見えるので意図して1枚だげ向きを変えていただいたり
ライトを一部消してラメ糸のキラキラ感を確認させていただきました。
 
出来上がり大変驚いておりました。
 
アミューズメント施設や遊技施設などには効果が期待できそうです。
お客様がよろしければ、執務室なども良いかもしれません。
 
商品の特性上、一部制約がございますのでお問い合わせをいただければと思います。
 
冒頭の「ファーベスト社」への特殊繊維については下記URLを参考の上、
お問い合わせください。
http://www.firbest.co.jp/
 
営業部 第一グループ

1月7日、年賀式として、「仕事始め式」「四方拝」が行われました。
 
「仕事始め式」には、新年を迎えて、私たちがこうして仕事ができることに対して
沢山の恩人のお陰であることを改めて噛みしめさせていただきました。
「庚子(かのえ・ね)」の年。
「全ての始まりと可能性のある未来に向かって伸びよう」と誓いました。
さらに、これまでにない発想によるモノづくりで
私たちの夢、「私たちの製品と素材で世界の人を笑顔で幸せにする」ことを改めて確認し合いました。
 

 
「四方拝」では、天地四方および山陵(さんりょう)を拝して、年災をはらい、幸福無事をお祈りしました。
 

 
年賀式に続いて、初荷式を行いました。
われわれ従業員が心を込めてつくられた製品を満載にした5台のトラックが関係者一同拍手で見送る中を
次々に出発していきました。
本当に「感謝!感謝!」です。
 

 
1月11日、当社月例会に臨済宗妙心寺派 正眼寺住職の山川宗玄老大師をお招きして
新春記念講演を開催いたしました。
老師様より、今年の干支「子(ね)」に因んだお話しや禅語の
「鼠入銭筒伎己窮(ねずみせんとうにいって わざすでにきわまる:銭を入れるための細い筒に鼠が入っていき、
すっぽり挟まって前にも後ろにも動けなくなった状態)」という言葉について、
現在の世相になぞったお話しを拝聴させていただきました。
ありがとうございました。
 
混迷する世相を「変化」「変身」をキーワードに筒の中で何もできないと思い込んで縮こまることなく、
「正眼」で正しいものを正しく見て、正しく判断し、干支が一巡して始めに戻った子年、
新たな気持ちで困難、苦難に立ち向かって参ります。
 
今年もつつがなく令和2年をスタートさせていただきました。
改めて、「私たちの製品と素材で世界の人を笑顔で幸せにする」を胸に
さらなる繁栄永続を目指します。
 

 
昨年11月より、「地球のためにできること」をテーマにした
地球環境を配慮した取組みとして「羽毛リサイクル」をスタートさせ、
ご家庭で不用となった「羽毛ふとん」「ダウンジャケット」の無料回収をはじめました。
 
昨年は、みなさまのご理解とご協力により
(11月~12月)
羽毛布団:11枚、
ダウンジャケット:8枚
を回収させていただきました。ありがとうございました。
 
回収したものは、専門業者:河田フェザー㈱様により解体し羽毛を取り出し殺菌・洗浄して再利用され、
また、社会貢献と災害復興義援金などに使わせていただきます。
引き続き、ご協力をお願いします。
 
《お問合せ》TEL:058-392-2121 総務部まで
(回収は各事業所にて行っております)
 
総務部

1 6 7 8 9 10 11 12 13 14 16

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