長谷虎紡績公式ブログ
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~「おかえり」はやぶさ2。。。~
©JAXA 「おかえり」はやぶさ2。。。そして「いってらっしゃい」 先日、新型コロナウィルスの猛威により世界中が暗く落ち込みがちな中、明るい話題がありました。皆さんも今まで少なからずテレビや新聞で目にしたことはあったと思います。はやぶさ2が52億キロの宇宙の旅を約6年の歳月をかけて無事任務を果たし地球近くへ戻ってきました。はやぶさ2は2014年2月に鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられたH2Aロケット26号機に搭載されていました。12月5日の夜にカプセルも無事に分離でき2019年に小惑星「りゅうぐう」で採取した岩石のサンプルが入っていると言われています。 そのカプセルも12月6日午前4時47分に、前回のはやぶさのカプセルと同じオーストラリア南部ウーメラの砂漠地帯で回収されました。はやぶさ2本体は次の目的地の小惑星「1998KY26」に向け出発しました。 以前、阿部寛が主演した下町ロケットというドラマがありましたが皆さんご存知ですか? これは、佃製作所という中小企業が作ったバルブがロケットに採用された物語ですが、実は私たちが作っている糸もロケットに必要不可欠なものであり、このはやぶさのカプセルにも耐熱材として採用されています。 前回のはやぶさのカプセルは「イトカワ」で微粒子の採取に成功しました。今回のカプセルは基本的な素材はそのままで、いろいろな機能が改善されています。 ©JAXA このカプセルの耐熱材「ヒートシールド」は弊社で生産しているカイノールカーボン(カーボンフェノール)が採用されています。もともとこの素材は、H2ロケットの固体燃料ブースターの噴射ノズルの内側に耐熱材として採用されたのが始まりで、現在はH2A、H2B、H3ロケットの固体燃料ブースターやイプシロンロケットの噴射ノズルに使われています。 ©JAXA カイノールはフェノール系ノボロイド繊維で、耐薬品性や耐熱性に優れた素材です。弊社では1977年(昭和55年)よりカイノールの生産に取り掛りました。当初は非常に糸にする事が難しい繊維でしたが、工夫に工夫を重ね設備改造をして何とか糸にすることに成功しました。しかしながら、産業資材用途に使うには糸のムラなど課題が多く残されました。それでも日本の宇宙開発において当初から期待されていた素材であり、弊社もプロジェクトチームを作り品質の向上・安定に取り組んだ結果、1994年2月のH2ロケット1号機から採用されました。つい先日の11月29日のH2Aロケット43号機まで全ての固体燃料ブースターに続けて採用されており、イプシロンロケットも1号機から採用されています。 私達が、作った糸が遠い宇宙まで行くのに役立っている事は嬉しい限りです。 弊社は、今後も世界に貢献できる企業になるべく日々精進してまいります。 そして、お客様にとってより良い商品づくりに、これからも邁進して参りたいと思います。 紡績部門 生産統括部 小笠原正人
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~大阪営業所3Fリニューアル~
この度、大阪営業所3Fショールーム・会議室の天井・クロス・照明・空調・そしてカーペットの改修工事を実施致しました。今回のリニューアルのポイントは下記になります。 1. 天井 元々の仕様に合わせて、塗装にて対応致しました。 2. クロス 長期的な利用を考慮し汚れが目立ちにくいよう、表面に凹凸があり、目にも優しいアイボリーに致しました。 3.照明 これまでより全体の雰囲気が明るくなるよう、照度の高いLEDへ変更致しました。 4. 空調 環境への配慮を考慮し、省エネルギー対応機へ変更致しました。 5. カーペット 新商品のラメ糸を使用し、デザインは壮大な1枚柄を使用したプリントタイルカーペットに致しました。 現在の厳しい状況下でも、お客様に少しでも快適な空間で商品をご紹介したいという 私たちの想いから、今回の環境整備を実施致しました。 ここからはリニューアル実施前・実施後の写真をご案内致します。 ●会議室のリニューアル前後 タイルカーペットの一枚柄の壮大さを活かした空間になっております。 ※一枚柄は、全体で一枚の柄を表現することで、単調さの解消とスケールの大きなデザインを可能にします。 ●ショールームのリニューアル前後 照明とクロスを変えることでここまで明るくなりました。 机と奥のパーテーションに木目のダイノックシートを貼り統一感を持たせました。 商品展示用のスポットライトも取り付けました。カーペットの中にあるシルバーのラメ糸がゴールドに光り幻想的な空間を演出しています。 2Fオフィスもリニューアルを実施致しましたが、特に3Fはショールームということもあり、お客様にご来社頂くことを想定したお客様目線のリニューアルです。 お客様に弊社商品を知って頂くための空間ですので、少しでもご興味頂きましたら、是非ご来社頂き実物をご覧下さい。 インテリア部門営業部
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若手社員研修 ~垣根を超える!~
こんにちは!資材商品部、入社2年目の喜多條です。 11/4(水)若手社員研修が行われました。 現在はコロナ禍のため、各営業所をZoomで繋ぎリモートで行われています。 今回はグループ会社であるファーベスト社より 「光電子®」についてレクチャーをしていただきました。 ファーベストの社員の方たちからパワーポイントを用いて 非常に内容も分かりやすく、とても素晴らしい資料だと私自身感じました。 (実際私がこのような資料を作れるかと言われれば難しいです…) 実際の資料をお見せしたいのですが、ここは企業秘密ですね・・・(笑)。 「光電子®」ってどんなもの? 2020/06/08ブログ『ハセトラの技術力 ~免疫力をアップ~』を見てください! 目的としては ・「光電子®」の機能、効果、価値を知る。 ・「光電子®」について理解し、各部署で光電子を活用し 売上・利益に繋げる。 この2点です。 ↓グループディスカッションの様子 その後、Zoomにて各グループに分かれ グループディスカッションを行いました。 様々な意見が出てとても面白いディスカッション になりました。 今回改めてこのように、研修の場を用意して頂きとても、有難いです。 遠方の他部署の方と交流できる機会は今までになかったと思います。 社長の言う、「垣根を超える!」 まさに、この研修がその場だと感じています。 しかし、私たちはただ研修を行うだけで終わってはいけません。 研修の成果として、私たち一人ひとりが成長して、 会社の成長と発展に貢献していきます。 資材商品部 喜多條 祐人
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~ 平方事務所リニューアル ~
来年で60年目を迎える平方(カーペット)工場 「古き良き」な雰囲気の平方工場ですが、この度営業事務所をリニューアル致しました◎ インテリア部門らしくとってもおしゃれな内装。。。 デスクにこんなかわいい小物が置いてありました。 さすがインテリア営業の皆さんです。グリーンが映えてますね。 お次は私の職場でもあるデザイン室です。 奥の黄色い壁がすごくかわいいです。 一面壁の色を変えるのはデザイン室の先輩方のアイデア。 さすがインテリア部門のデザイン室。。。おしゃれです。 営業とデザイン室のカーペットは、単調にならないようにベース色を変えているんです。 営業側はベージュが基調になっていて、明るい雰囲気にすることで、営業の皆さんの コミュニケーションがより活発になるようにしているんです。 デザイン室はブラウンが基調になっていて、落ち着いた雰囲気で集中してデザイン できるように工夫されているんです。 デザイン室の先輩がつくってくださったデザインです。 ポイント色にパープルとイエローが入ってます。 こういうポイント色、かわいくてグッときちゃいますよね。。。 応接間もミーティングルームに改装されました。 Zoom環境も整っていて、時代に乗ってます。さすが。 写真だと分かりづらいんですが、このカーペットにはラメ糸を使ってるので光の反射でキラキラしてます。 ラメ糸を使ったカーペット。キラキラを活かした柄を…と考えて水面イメージの柄を作ってみました。 壁のブルーも爽やかで、ミーティングにはもってこいな色ですね。 このミーティングルームはお客様にもお使い頂くスペース。 定期的に新作カーペットに貼り変えていく予定なのでお越しの際はぜひ注目してみてください◎ こんな感じでおしゃれに、快適に改装された営業事務所。 ただ環境が良くなっただけでは意味がない、ということで、整理整頓、環境整備、意識も変化が大切です。 きれいなオフィスにエネルギーをもらって新しいアイデアやインスピレーションも湧きそうな予感。。。 「古き良き」も大切に、「新しい」にも挑戦する営業チームにご期待ください◎ 新しいオフィスで心機一転、コロナに負けず頑張って行きます! コロナ対策もばっちりですので、安心してお越しください。 営業部デザイン室 中村
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~ 地元、竹鼻中学校の体験学習会 ~
「みなさん、こんにちは!」 ようやく、この東海平野部も秋めいてきた感じですね。 秋と言えば、学校では運動会や修学旅行、社会見学といったイベントが多いのではないでしょうか? しかし、Withコロナで各地の学校ではイベントが中止されています。 当社では、一昨年前から「魅せる工場」をめざして工場見学を積極的に受け入れています。 先日も地元の竹鼻中学校1年生の方々が体験学習を兼ねた工場見学に来てくれました。 学校では新型コロナの影響により、バスの移動が制限されたとか。 そこで、テキスタイルマテリアルセンター(岐阜県毛織工業組合)様が主催し、 地元の繊維産業や企業を知ってもらおうという今回の企画。 当社も喜んで、協力させていただきました。 はじめの座学では、会社の紹介のほか、羽島や日本の繊維産業の変還も学んでいただきました。 みなさん、まじめにノートをとって、すごく礼儀正しい。 元気がない感じに、ちょっと心配。 でも、座学のあとのアイスブレイキングでの「じゃんけんゲーム」。 そして、ワークショップでは6種類の異なった素材の糸で「糸電話づくり」では もう、みんなのボルテージはヒートアップです! 続いて、工場見学は数名のグループに分かれての見学。 みんな、見たことがない機械に興味津々。 食い入るように見つめる子も。 当社にとっても貴重な1日でした。 今回の運営は、この春に入社したばかりの社員から2、3年の社員が中心となって普段はまったく違った部署の メンバーが集まって対応してくれました。 「本当にありがとう!」 若手社員の成長と活躍。これも、喜びの一つでした。 私たちが携わる繊維には、凄い可能性と魅力があります。 私たちは常に繊維に触れています。 人間に一番近いプロダクトは繊維です。 この繊維が少しでも快適なもの、良いものになれば人の生活が変わります。 人の生活が変わると、世界を変えることが出来ます。 これからも「素材で世界を変える」をスローガンに、コロナに負けない企業、地元に根ざした企業として頑張ります。 総務部
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〜 SDGs通信 VOL.3 〜
まず初めに、11月に毎年執り行っている長谷虎グループ伝統行事である「ハセトラ祭」は、コロナウィルスの影響で残念ながら今年は中止とさせていただきます。 まさに、断腸の思い。 昨年のハセトラ祭では、『地球のためにできること』をテーマにした「自然環境への循環型ビジネス」として、当社のパートナー企業である河田フェザー株式会社様のご協力で、Green Down Project・羽毛循環サイクルについてのパネル展示、「羽毛ふとん」と「ダウンジャケット」の無料引き取りを行いました。 この羽毛循環サイクルをする取り組みは「資源の再利用」、「ゴミ減量」等地球環境に優しい取り組みです。 昨年の様子は、記事の「ハセトラ祭2019 ~地域への感謝報恩の思いと自然環境への循環型ビジネスをめざして~」でも紹介しています。 いまでは、さらに一歩進み、「自然環境への循環型ビジネス」に賛同していただける企業様が増えています。 しかも、当社とは全く畑違いの異業種からです。 これこそ、まさにSDGs「パートナーシップで目標を達成しよう」に当てはまるのではないでしょうか。 私たちグループはこの様な取り組みを更に広め、これからの社会になくてはならない企業となることを目指しています。 もちろん、回収された「羽毛ふとん」と「ダウンジャケット」は、専門業者により解体され羽毛を取り出し殺菌・洗浄して再利用され、社会貢献として災害復興支援金としても使われています。 「羽毛ふとん」と「ダウンジャケット」の回収については、各事業所にて毎日続けられています。 お問い合わせは各事業所総務までお願いします。 社長室 室長 長谷 憲治
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〜 大阪営業所神事式 〜
弊社長谷虎紡績の大阪営業所は開設して早33年。昭和から平成、令和へと時代が移り変わっていく中、2Fフロアのリニューアルに伴い先日天照大御神様、豊受大御神様をお祀りする神棚を新調し護国神社神主による神事式を執り行いました。 とても厳かな雰囲気でした。 私も久々にネクタイを締めて、背筋が伸びました。 ON、OFFの切り替えではないですが、ネクタイもたまには良いものですね。 神様へのお供え物のことを『神饌=しんせん』といい、海、川、山、野でとれる季節の旬のものをお供えさせて頂きました。 尚、最も大切な『神饌』は日本人の命を育んできたお米です。 この他にも酒、餅、魚、野菜、果物、塩、水などをお供えします。 神事式後にはご神前にお供えしたものを社員皆で頂戴し、大神様のお力を頂きました。 因みにこのことを『直会=なおらい』と言います。 新型コロナウィルスは今も世界中で猛威を振るい続けています。 今、会社に出社し元気に仕事をさせて頂いているこの何気ない毎日 = 日常に感謝しつつ、 大神様へ感謝と平和を祈り、そして会社の更なる発展を願いお参りしたいと思います。 感恩 社長室 室長 長谷 憲治
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~モーリシャス重油流出事故、支援を決定!~
長谷虎紡績グループはモーリシャス油流出事故への支援を決定しました! インド洋・モーリシャス沖で貨物船が座礁し、重油が漏れ出した事故で、環境への影響が世界的に危惧されている。 日本は緊急援助隊を派遣し、東京・大田区のエム・テックス社の特殊な繊維(ナノファイバー技術を使用した)で作られた製品「マジックファイバー油吸着材」が油除去作業に使用されている。 当社は、この未曾有の災害となったモーリシャスの重油流出事故に対して、グループ会社の長谷虎リネンサービス株式会社、株式会社ファーベストと共に、エム・テックス社が立ち上げたクラウドファンディングをはじめ「モーリシャス緊急救援プロジェクト」に参加・協力を決めた。 「エム・テックス社HP」 「モーリシャス緊急救援プロジェクト」 長谷虎紡績株式会社とエム・テックス社は今年、令和2年1月24日にナノファイバーの開発を目的に 設立したスピタージュ株式会社を共同で設立し非常に関係が深い。 そこで、今回の未曾有の災害に対して何とか我々グループも、一人でも多くの人たちに日本人として お役に立てることがないかと、コロナ禍の大変厳しいなかをグループを合わせて300万円の拠出を決断した。 因みに、共同設立したスピタージュ株式会社は、Spinner(紡ぐ人)と ラテン語のPilotage(ピロタージュ、水先案内人、指導者)からなる造語で、 ナノファイバー技術を通じて繊維業界の中で牽引的な立場となり、世界の人々を幸せにする願いが込められている。 まさに、今回の決断はグループの合言葉、「製品と素材で世界中の人々を笑顔にする」に合致するものです。 この支援にご賛同いただける場合は、上記に述べた 「エム・テックス社HP」もしくは、 「モーリシャス緊急援助プロジェクト」のリンクよりご支援をいただければ幸いです。 総務部
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「繊研新聞掲載」 ~新素材発掘しパートナーと商品開発~
(繊研新聞2020年8月21日) 2020年8月21日、業界紙である「繊研新聞」に当社が紙面一面に取り上げられました。 まず、一般に馴染みがない「繊研新聞」さんとは、 ファッションビジネスの情報を満載した業界紙。 新聞だけにとどまらず、展示会事業や人材教育、セミナーや出版など多彩な事業をされ、 ファッションビジネスの総合情報企業。 昨年の2019年3月には、「繊研新聞社創業70周年記念賞」を受賞。 (2019/03/18ブログ掲載) 記事のキーワードは「開発」と「教育」 価値を生み出すために新たな素材を見つけ、パートナーとともに商品を開発する。 そのために教育に投資。 「素材で世界を変える」を企業像とする。 「コロナ禍によって、仕事の環境は激変」 目的意識を明確に持てないままの行動ではダメ、「作業と仕事は違う」 テレビ会議の浸透は、「会議に参加することが目的」という慣習的な側面が減り 「会議に漫然と参加するのではなく、発言して何かの成果を得よう」という意識が 高まった。 さらに、入社2、3年の若手社員の意識変革 2年目の社員を集めた研修会もテレビ会議にて実施された。 まとめ役として社歴が数年上の社員を起用。 まとめ役の先輩社員もテーマや課題といった達成すべき点を考えた研修会となり お互いに良い刺激になっている。 「新素材の発掘」 オリジナル原料の先駆け「光電子®」 グループ企業のファーベストは、集熱輻射作用のあるセラミック微粉末を繊維に 練りこむことで、「光電子®」の名前で様々な分野に素材提供。 「光電子®」は「疲労回復」や「リラクシング」というキーワードを打ち出す。 (今年の5月28日発売された雑誌Tarzanにも「緊急ウイルス対策講義~免疫強化」 という見出しで取り上げられた。:2020/06/08ブログ掲載) ナノファイバーの新会社「スピタージュ」を設立 ナノファイバーのベンチャー企業「エム・テックス」と共同設立。 ダウンジャケットなど衣料品への新たな機能の付加をめざす。 (エム・テックス社は最近、モーリシャスの原油流出事故への応援物資として話題となった「マジック・ファイバー」魔法の繊維が注目を浴びています) 「環境配慮」 サステイナブル(持続可能)において、「環境配慮」が重要なテーマ。 「2030年取扱い素材の80%を環境配慮型のものに置き換える」ことを目標とした。 不安を煽るようなニュースばかりのコロナ禍、当社は危機をチャンスと捉え、「明るい未来を創造」して参ります。 最後に繊研新聞様には毎々、当社を取り上げていただきありがとうございます。 総務部
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〜 カーペットにベストな掃除方法 〜
皆さんのご自宅では、カーペットを敷かれていますか? 模様替えでカーペットを敷くと部屋の印象が大きく変わります。 コロナ禍で今年の夏は例年にない大変な夏となりました。 ステイホームによりご自宅で過ごす時間が増えています。 「カーペットなんて、掃除がめんどう」なんて人も…、 カーペットの注目機能で「ハウスダストの舞い上がり抑制効果」と言うのがあります。 ハウスダストの舞い上がりがカーペットはフローリングの1/10で瞬間的には1/20などの数値結果が出ているそうです。 (http://www.carpet.or.jp/日本カーペット工業組合HPより) これはほかの床材にはないカーペット独特の「ダストポケット効果」が理由です。 でも…。 ポケットもいっぱいになれば、それ以上は入れられません(汗) 溜まらないようにポケットからごみを取り除ければ、埃の舞い上がりを抑制してくれます。 心地よい住環境の維持において、掃除は重要です。 頻度は毎日が1番良いのですが…。 それでもせめて週1回は行いたいと思います。 一番簡単ですぐできる掃除は「掃除機での掃除」です。 ここで大事なのは その1 カーペットのパイル(糸)の向きにも気を付ける事。 カーペットを手でなでると「パイルが倒れる方向」「パイルが起き上がる方向」があるのが分かります。 起き上がる方向で掃除機での吸引(ゴミを取り除く)を行ってください。 また髪の毛やパイル糸などが絡まっていることがありますので方向を変えて吸引してください。 起き上がる方向で吸引してから左右90°の2方向から吸引するような感じです。 その2 掃除機ヘッドの動かす速度に気を付ける事。 「新幹線」の如くシューシューと動かしてはいませんか? そんなに高速に動かしていたらせっかくの掃除機でも奇麗に吸引できません。 テレビCMを思い浮かべてください。 「すぅー」とゆっくり1方向に動かして吸引している映像・・・。 この「すぅー」でヘッドを手前に引く時のスピードが一番。 約3秒程度で手前に引くスピードが効率よく吸引出来綺麗に掃除できます。 ここまで行えばダストポケットのごみを効率よく取れて綺麗になることでしょう。 取り切れない髪の毛などは「粘着シート」などを、お使いになる事でより綺麗に掃除できます。 カーペットには「ダストポケット効果」だけではなく、 「騒音の軽減」「転倒時のダメージ軽減」などの効果も期待できます。 その他カーペットの快適性などは「日本カーペット工業組合http://www.carpet.or.jp/」ホームページ等をご覧ください。 いろんな情報が満載です。 インテリア部門 営業第一グループ
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〜 SDGs通信 VOL.2 〜
出典:日本環境設計より 服から服をつくる。 消費者とともに服から服をつくることでサーキュラーエコノミーを実現する。 我々長谷虎グループはこの画期的な『BRING™』取り組みに共感し、 連携する事で地球環境の課題解決に向けて共に歩みを進めていこうとしています。 現在世の中に沢山の衣料品が溢れておりますが、衣料品の約5割強にポリエステル繊維が使用されています。おおよそ年間4,000万トン以上が生産されており、多くの石油由来原料が使われています。 この取り組みでは衣料品に含まれるポリエステル繊維だけを溶かして、精製して、もう一度 ポリエステル繊維の原料であるポリエステル樹脂を製造する事が出来ます。 循環させる事によりエネルギー量や石油の使用量が減り、CO2排出量の削減に貢献する 我々長谷虎グループは2030年までに80%以上を環境に配慮した物作りにしていこう、というスローガンを掲げて様々な取り組みをしておりますが、その一例です。 これをSDGsと照らし合わせると これらの項目に該当します。 我々長谷虎紡績グループはSDGsの考え方に沿ってこれからの事業運営を行っていきます。この活動を更に推し進めていくことで地球環境に配慮した社会になくてはならない会社となることを目指していきます。 社長室 室長 長谷 憲治
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ハセトラの技術力 ~免疫力をアップ~
皆さま、新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言が発布され これまでに経験がないような生活をされたのではないでしょうか。 ようやく緊急事態宣言が解除されたと言え、まだまだ予断を許さない状況に変わりがなく 当分の間はWithコロナの生活が続きそうですね。 そんな中、5月28日発売の雑誌Tarzanには「緊急ウイルス対策講義~免疫強化」という見出しで さまざまな免疫強化に纏わる記事が掲載されています。 記事には当社の主要取引先であるGoldwinさんの「Re-Poseシリーズ」が紹介されていました。 「Re-Poseシリーズ」は当社の紡績から商品化に到るまで深いかかわりがあります。 この「Re-Poseシリーズ」には私たちの機能素材である『光電子®』が使われており 遠赤外線作用による心身のリラックスをサポートしリカバリー時におすすめのコレクションであります。 商品のタグに「光電子®」と書かれているのを見られた方もみえると思います。 「光電子®」? きっと、なんだろうと思われているのでは? そこで、雑誌Tarzanにも書かれている「免疫力」の重要性について、 そして、「光電子®」について少しお話させてください。 「免疫力」は、記事にも登場された、医学博士・大阪府立大学名誉教授 清水教永先生によりますと 病気にならないように体を守り病気を予防する力、病気になっても回復する力、 人間が進化の過程で獲得してきた生き抜く力、生命力そのものなのです。 その「免疫力」を担っているのは血液の中の白血球、その中のマクロファージ、顆粒球、 リンパ球には人間の進化の名残が見受けられます。 免疫力のおおもとは、無脊椎動物の頃までは異物処理にあたっていた、アメーバーのような単細胞生物です。 ただひたすら侵入者を飲み込んで処理をするマクロファージ(単球)が私たちの先祖です。 このマクロファージから進化を遂げたのが顆粒球、リンパ球。 私たちが健康であるためには、この顆粒球とリンパ球のバランスが大切です。 病院の血液検査でバランスは分かりますが、もっと簡単な方法は体温です。 体温は、熱、エネルギーです。恒温動物である人間にとって、体温は高度な体のシステムを働かせて 健康に生き抜くための大切な要因です。 「免疫力」が適正に働くかどうかは、体温次第といっても過言ではありません。 体温がある程度高い状態ならば、どんな侵入者でも異物でもある程度処理が出来るのです。 免疫細胞は、体内で侵入者や異物を処理するにはエネルギーを必要とするため、 体は風邪を引いたときには体温を上げて、ウイルスの処理をするために働きやすい環境を作っているのです。 ちなみに皆さんの平熱はどれくらいですか? 外界の細菌やウイルスなどから身を守るために、体が必要としている一定の体温は、深部体温(脳や内臓などの体の内部の体温)では、約37.2度。 このくらいの深部体温がないと免疫は働かず、体内酵素や新陳代謝も活性化しません。 ストレスやウイルスと闘う「気力」「根気」といった精神力も深部体温の変化と深い関係があることが分かってきました。 又、腋下体温約36.5度の状態は、自律神経のバランスが偏らず、 免疫力が理想的な状態(リンパ球の割合38%)にあります。 つまり、常に約36.5度の体温があれば体は健康な状態を維持し続けることが出来るのです。 このような体の状態を維持するためには、適度な運動、栄養、休養が大切です。 では、Goldwinさんの「Re-Poseシリーズ」に使われている機能素材「光電子®」とはどんなものなのでしょうか? 清水教永先生は「光電子®」を一言でいうと、遠赤外線放射エネルギー量を人間の体温域で定量化することができ さらに人体よりも高いエネルギーを輻射するとおっしゃっています。 先生は長年この「光電子®」の機能性について健康医科学の視点から臨床実験に取り組まれ持続着用することにより 以下のような知見を得られました。 1.分泌型免疫グロブリンの有意な増加が示され、免疫向上とリラクセーション効果。 2.環境の変化に体温が適応することが明らかとなり、保温だけでなく生体の体温コントロール機能の賦活。 3.血中活性酸素量の有意な逓減により疲労回復効果。 4.快適睡眠の指標とされる睡眠潜時や徐波睡眠発現時間の短縮が示され睡眠改善効果。 5.エストラジオールやテストステロンなどのホルモンの増加により健康と美容効果。 (なお、これらの科学的知見の結果は、個体特性による相違があります。) 「光電子®」は、免疫とPhysical fitness(環境適応能力)を高める高機能性素材と位置付けておられます。 つまり、「光電子®」は私たち人間の生活環境に適応できる体温調節機能が向上し「免疫力」を高めることができるということになります。 このような観点から「光電子®」素材には限りなく発展の可能性を秘めています。 今世界は大きく変わって来ています。 withコロナの中で、これから「光電子®」は世の中のため、人のために更にお役に立てると感じております。 今後の『光電子®』に乞うご期待下さい。 そして、私たちの機能素材がこうして注目されるということ は私たち長谷虎グループにはまだまだやれることがあるということを感じております。 是非、長谷虎グループの技術力にご期待下さい。 テキスタイル・アパレル部 長谷憲治
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