長谷虎紡績公式ブログ
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~さらなる飛躍を誓って~
9月13日(金)配属後研修の第3弾として、大阪市内で新入社員・2020内定者研修が実施されました。 テーマは「当社の製品の価値を知り、感動を呼ぶものづくりへ」と題し、 私たちの製品が実際に施工されているホテル及び小売店を見学させていただく勉強会を行いました。 概要は大きく3つ。 ・新大阪ワシントンホテルプラザにて当社製品のカーペットを実際に体感 ・THE NORTH FACE堀江店での当社製品であるテキスタイル製品を実際に購入されるお客様の様子を体感 ・入社二年目社員による日々の業務を知る 研修が始まってすぐ気が付いたのは、参加者である新入社員・内定者の研修に取組む姿勢です。 真摯で、真っ直ぐで、直向きで、積極的で、自ら学び取ろうとする姿勢。 言葉や文字ではなく、彼らの“目”です。 真っ直ぐ前を見る彼らの目はとてもキラキラとしていました。 きっと明るい未来や希望・大きな夢をみている目です。 そして、準備にあたった者として私は改めて商品と向き合い、 商品の新たな魅力に気付くことができました。 それは、「どのように説明をすれば、初めて商品に触れる方々に その魅力を伝えることができるのか」考える機会となりました。 わたしたちの仕事は製品を通じて、「お客様の喜びや感動、そして笑顔」という価値を造っています。 その価値を実際に彼らは、自分たちの「目でみて、感じたこと」をさらに製品に造り込んでいく。 この大切さを感じてくれたようです。 各職場に配属され、同期がこうして集うことはなかなかない機会です。 今回それぞれが、学び得られた知識、創造力、発想力は切磋琢磨され、 「さらなる飛躍」の礎になってくれるでしょう。 (インテリア部門 営業部)
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〜 羽毛のリサイクルについて考える 〜
最近はマイクロプラスチック問題をはじめ、地球環境の悪化を防ごうと様々な取り組みがされています。 私ども繊維業界も環境負荷の少ない素材、生産・加工方法を製造の立場で行っています。 今回は弊社が今後取り組んでいく事についてご紹介します。 皆さんは羽毛布団やダウンジャケットをお使いでしょうか。 最近は、資源ステーションで衣類の回収が盛んに行われていますが、 布団やダウンジャケットは対象外になっています。 その為、古くなったものや破れてしまったものは各市町村の粗大ごみとして処理しているのではないでしょうか。 これは住んでいる治自体により違いますが、年に何回の決められた日に無料回収に出すか、 有償で回収してもらうかになりますが、行先はすべて焼却場になります。 これをリサイクルできるところがあります。 弊社の取引先で三重県にある河田フェザーの工場では新しい羽毛の洗浄を行っていますが、 近年は世界的に羽毛の需要が急激に増え、特に新興国で多く使われる様になりました。 羽毛はもともとアヒルやガチョウを食用に調理する時にでる副産物になります。 消費量が圧倒的に多いのが北京ダックで有名な中国です。 中国国内でどんどん需要が伸び日本向けの羽毛確保が難しくなってきているのが現状です。 そこで目を付けたのが焼却処分される羽毛布団とダウンジャケットです。 現在は三重県では社会福祉協議会や治自体が中心となって回収をしています。 その活動に刺激され、一部の百貨店も協力して店頭で回収をするようになりました。 また、衣料や寝具の販売メーカーなどと協力し「グリーンダウンプロジェクト」を設立し、 羽毛を再利用する仕組み作りに取り組んでいます。 もちろん、弊社も参画しています。 回収された羽毛布団やダウンジャケットはどのようになるか簡単に説明します。 ①倉庫内でダウンとフェザーの混率で布団を層別します。 ②一枚一枚手作業で側地を切り、中身の羽毛を取りだします。 ③取り出した羽毛を洗浄・乾燥・選別します。 ④リサイクル羽毛の完成です。 弊社は、リサイクル羽毛を使った商品をメーカーに提案し採用して頂いていますが、 羽毛布団の回収はしておりませんでした。 私達に出来る事で、まだやっていない回収を会社全体として取り組むことになりました。 各事業所に回収ボックスを設置して従業員の家族はもちろん 取引先や近隣の方々も交えて実施してまいります。 今後も製造の立場で少しでも地球環境問題に役立てる様 さまざまな省資源活動や省エネ活動に取り組んでまいります。 ( 紡績部門 業務課 小笠原正人 )
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〜 5S活動 〜
皆さんの会社では、5S活動はされていますでしょうか。 本社工場は、3年前より外部講師のセミナーに参加して 工場内の「整理・整頓・清掃・清潔・躾」について本格的に取り組んでいます。 もちろん、その前より各職場で活動をしていましたが、外部講師の本格的な指導を受ける事は ありませんでした。今回はその取組みを少し紹介させて頂きます。 全日本短繊維紡績協同組合、日本紡績協会が中心となってヒューマンアクティベーション社を招き、保田講師の指導の下 紡績会社11社が参加して年/3~4回の講義や各社の工場見学を実施しています。 やはり、セミナーの講義だけではピンとこず、実際に他社の取組みを見学が出来るのが刺激になっています。 また、同じ業界の仲間と交流する良い機会となっています。 本社工場も、昨年に工場を見て頂きました。 お見せするからにはと今まで以上に力を入れ、他社の良いところを真似て、 いらない物を捨て、必要なものの定位置化と表示を工夫したりしました。 この準備期間が今となっては皆で考えて活動したのが良い経験になっています。 5Sの基本は、まず整理からです。 事務所の机回りはもとより、工場内の備品を「生・休・死」に区分し必要ないものを分別して不要なものは捨てます。 (生・・・使っているもの 休・・・使う頻度が少ないもの 死・・・使ってないもの、いらないもの) やってみて判るのですが、何時か使うからととっておいたものは大半が使ってない事が判りました。 私の自宅もそうなのですが、「何時か使うかも・・・」とか「捨てるのはもったいない。」と思いとっておくと、 知らない間に物にあふれてしまいます。 それこそ、引越しなどの期会が無いと物が減りません。これではいくらたっても物が片付きません。 そうなる前に必要なものと不要なものを分けて、いらないものを処分していくのです。 今年になって取り組んでいるのは、基本は昨年出来ましたので、5S活動の継続と使い勝手の悪いところを更に改良して 働きやすい職場を目指しています。 表示一つにしても、色分けをしたり字の大きさを見直してちょっとした工夫をしています。 いらない物を分別できたら、整頓に入ります。また、ここで清掃もしっかり行います。 それを継続する事により清潔な環境が保たれ躾となります。 一度、整理・整頓したからといってそれが最適でない事が、使っていくと解ってきます。 更に、働きやすい環境にする為に、日々考えながら改良を行っています。 そうする事で、仕事の効率も上がり間接的には会社の収益も、今より良くなっていくと思います。これからも、継続して5S活動を行っていきたいと思います。 (紡績部門 本社工場 安藤辰樹・長迫和冶)
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~さらなる飛躍を誓って~
今年は令和元年という新しい時代を迎え、当社もさらなる飛躍の年と位置付け全社をあげて頑張っております。 そして、昨年から若い後継者の育成にも取り組んでおります。 その一部の光景をご紹介させていただきます。 今年、5名の新入社員が新しいメンバーに加わってくれました。 4月には社内研修と瑞浪生涯学習センターでの研修を終えて、それぞれ営業や工場などに配属されました。 配属後も定期的に研修を企画し、実施させて頂いております。 6月27日、昨年に引き続き元アップルジャパンの社長で、現在は株式会社コミュニカを立上げ、日本の若者を育て、 日本を元気にしようと活動されている、山元賢治様をお招きし、「若者の覚悟」と題し、 名古屋OKBハーモニープラザで特別研修を実施させて頂きました。 今回は、昨年に入社し2年目となる、9名も新入社員5名に加わり和やかな雰囲気のなかにも緊張感のある研修となりました。 昨年は、終了後に山元様から「今日は非常に疲れた」という感想を頂きましたが、今年は2年生の成長ぶりを見ていただき喜んでいただけました。 これは、スティーブ・ジョブス氏から直接ヘッドハンティングされ、 そしてiPhoneを日本にこれだけ広めた山元様からの言葉の重み一つ一つが参加メンバーそれぞれに 衝撃とも言ってよいほどの「しげき」となり、日々努力してきた結果だと思います。 そして、参加した全員が山元様の話しに引き込まれるように目の輝きが変わっていくのをひしひしと感じた一日でありました。 7月12日、トヨタ紡織様の「安全体感道場」を新入社員4名と受講させて頂きました。 こちらも昨年に引き続いてとなりますが、 トヨタ紡織の塚田様にはわかりやすく丁寧なご指導をいただきありがとうございました。 7月は、1日から7日まで全国安全週間でした。 新入社員は4月に各職場に配属され、少しずつ仕事や作業にも慣れ始めた時期です。 この時期が最も事故が多いとも言われています。 今回の体験は、各自が職場だけでなく普段の生活の中でも危険に対する気づきの場になったのではないでしょうか。 今回の経験を単なる学びで終わることなく、各自が成長していく糧としてさらなる飛躍に繋がっていければと思います。 そして、これからも若手社員の飛躍を会社としてサポートして行きます。 もし、就職をお考えの方がこのBLOGを見られて、気になる方は 気軽に採用ページもしくは直接、連絡をいただければと思います。 ご連絡をお待ちしております。 さて、一転して8月9日、お盆を前に私たちの祖先、両親、先人先輩といった恩人の方々に対して、 感謝報恩の誠を捧げ盆入式を執り行いました。 お盆とは盂蘭盆会(うらぼんえ)の略語で、日本では推古天皇14年(西暦606年=1413年前)に始まったと言われています。 そのいわれは、お釈迦様の弟子の目蓮尊者(もくれんそんじゃ)が、母親が餓鬼道におちて苦しんでいるのを見て、 お釈迦様の教えによって、旧暦の7月15日に供養してその母親を救ったという故事によるものです。 社員一同、こうした伝統を継承し受け継いで来られた先人に対して改めて感謝し、さらなる飛躍を誓いました。 総務部
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NeoCon 2019視察
先日、アメリカ合衆国シカゴで開催された「NEOCON2019」の視察に行ってまいりました。 年に一度開催されるNEOCONですが、今年も6月10日から3日間に渡って開催され 500社を超える企業が出展し、今年で51回目を迎えました。 会場となったマーチャンダイズマートは商業施設としては世界一の延床面積がある建物だそうで 高さ104m・25階建てのビルの敷地はなんと39,000㎡だそうです。 建築はアールデコ・クラシックスタイルが用いられており古代のピラミッド建築に強い影響を受けているそうです。 ロビーは豪華に仕上げられていて、1930年に完成した建物とは思えない荘厳な佇まいに思わず息を呑みました・・・。 一時衰退した歴史もありましたが、今では世界で一番大きな貿易センタービルとして シカゴのランドマークとなっています。 ロビーを後に展示会場へ移動しますと、見渡す限りに人で溢れた光景が飛び込んできます。 初日とあって、互いにNEOCONの開催を心から喜び合う姿で会場はハッピーな空気に包まれていました。そして何より自社の製品を熱心に説明される姿が、会場の熱気をより熱いものへと盛り上げていたように感じます。 華やかなカーペットはまるで一枚の絵画の様です。 今年は色彩豊かなプリントカーペットが会場を彩っていたのが印象的でした。 最新鋭のマシンや新技術の賜物であるカーペットからは、デザインする楽しさがひしひしと伝わり 非常に大きな刺激をもらえました。 ここ数年、技術の進化とともにカーペットの形態やデザインが多岐にわたっています。 そんな最先端のデザインやテクノロジーを感じながら見る展示会は、多くの実りと共に充実感を得る事ができました。 そして世界各国からあらゆる人種が一同に集まり、熱心に視察する姿はモノづくりに取り組む姿勢そのもので こうした姿こそ新しい製品が生まれる根源なのだと感じています。 今回の視察で得た貴重な経験をフィードバックし、新たな商品を皆様へお届けできますよう 更なる技術とデザインの向上に務めてまいりまいりたいと思います。 営業部 藤井 優 デザイナー 片桐恵理
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大阪府堺市の伝統産業について
日常、お仕事で大阪府は堺市へ出かけることがあります。 もう30年以上になりますが、織物の晒加工をお願いしていますので打合せ等々で良く出向きます。 堺市には伝統産業の中に和ざらし(和晒)というのもがあり 明治20年頃に水量豊かな石津川沿いの毛穴(けな)地域に【和ざらし】という産業がおこりました。 【和ざらし】に必要な水と自然の日光に干す為の広い土地という自然条件 に恵まれていることと、泉州特産の綿織物が、大阪の問屋に流れる 流通経路の中間に位置している為です。 【 堺の伝統産業・・・・和晒 】 織り上がった生地には、綿に含まれている成分や製糸にする際の糊などが付着しています。 これらの不純物を取り除く為の加工をし真っ白な綿布にする工程が【晒】なのです。 本日は、その工程を少しご紹介してみたいと思います!! 最初の画像は、晒釜・・と言われるものです。 この晒釜の中に、綿織物を入れて、大量の水と薬剤を投入し、 1日掛けて不純物を取り除きながら、真っ白な織物にします・・・これが晒です。 ↑これは遠心分離機と言い、晒釜から出てきた生地(濡れている)を この中に入れて脱水を行う為の機械です。 この後は完全乾燥機に掛けます、その機械が↓下の写真です。 真っ白に晒された綺麗な綿織物ですね。 この綺麗な織物を、シリンダー乾燥機(アイロンの様なものです)に掛けて製品に仕上げて行くんです。 ↓これは、規定に沿った生地幅にするための幅出しするテンターというものです。 その後、整理をする為に綺麗に機械で畳んでいくのがメーター畳機というものです。 下の写真がそれ・・です。。 堺市の伝統産業である、泉州織物に対する【和ざらし】の工程を紹介させて頂きました。 沢山の工程を通って製品にしていくのが良くわかりますよね。 色んな方々の手によって伝統が守られて行きます。 小生がお仕事をお願いしているこの和晒の加工メーカーさんは創業108年目です。 伝統を人から人へ継承されて行ってます。 この素晴らしい伝統を活かさせて頂きながら、30年以上お仕事をさせて頂いています。 今後150年、、200年とこの伝統が受け継がれていくことを願います。 簡単では御座いますが、紹介させて頂きます。 有難う御座いました。 紡績部門 資材・商品部 平川 克己
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紡績の可能性~ハイブリッドの生む効果~
6月20日、山形県鶴岡市のバイオベンチャーのスパイバー(関山和秀代表執行役)が開発した クモ糸構造タンパク繊維(「ブリュード・プロテイン」)で作られたTシャツ “Planetary Equilibrium Tee”がアウトドアブランド「ザ・ノース・フェイス」から 8月下旬に発売されることが発表されました。 この開発には、長谷虎紡績も 2014年3月から参画して参りました。 今から5年前に、スパイバーの関山和秀様にお会いし、石油由来ではない全く新しい素材とその可能性に魅力を感じ 何よりも世界をより良くしたいという関山様の熱い思いに共感し 弊社トップの英断でこの取り組みがスタート致しました。 そして、そのトップの思いをもとに会社全体が一体となり、実際の開発は若手社員が中心となり そこにベテラン社員がサポートを行い、まさにものづくりの現場でも若手とベテランのハイブリッドが生まれました。 しかし、全く新しい素材ということもあり、ここまで来るまでには大きな困難もありました。 スパイバーから提供される素材も十分な量でないこともあり、限られた環境の中で何度も関係者が集い 最善の方法を見出しながら、この開発に繋がりました。 紡績という素材を自由に組み合わせ、ブレンドできるという技術は、この開発には必要不可欠なものでした。 素材にはそれぞれ様々な特性があります。時にはそれは欠点にもなります。 その欠点をどう補い、その良さを最大限に引き出すか。 まさに今回発売されたTシャツは、ブリュード・プロテインと天然のコットンのハイブリッドによる 夢のTシャツだと感じています。 日本の紡績は、ピーク時からその規模は数十分の1まで減りました。紡績だけに限らず 日本の繊維産業は厳しい環境にあるのも事実です。 しかし、日本の繊維産業の技術はまだまだ世界でも高い水準にあります。 事実、この製品化の陰には当社だけに限らず、染色工場など様々な国内の中小企業の技術力がありました。 こうした企業のハイブリッドにより、困難な開発を可能にすることができました。 今回のTシャツの発売は、素材のハイブリッド、製造現場の若手とベテランのハイブリッド 国内の繊維企業のハイブリッド、まさに日本の繊維の可能性を示した、素晴らしいものだと感じています。 そして私たちの新たな夢は、「素材で世界を変える」ことです。 この思いをこれからも忘れることなく、今後もあらたな挑戦をして行きたいと思います。 最後に、地元の若者にもこうした夢に向かって挑戦する企業があることを知ってもらい 地元への誇りと郷土愛を持ってもらうことが、トップの思いでもあり願いでもあります。 地方から日本を元気にする企業へ。まだまだ私たちの挑戦は続きます。 社長室 長谷享治
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感謝報恩の誠を捧げて
6月3日、当社の創業記念日(6月1日)に合わせて創業132周年の記念式典が執り行われました。 冒頭に社長より、 明治20年6月の創業以来、幾多の試練、困難を乗り越え、 本日、ここに創業132周年を迎えることができましたことに対し、皆さんと共に先人先輩の努力と苦労を偲び、 感謝し、大いに喜びを分かち合うと共に、日々の皆さんの努力と協力に対して心より御礼申し上げます。 本日の創業記念式の意義をしっかり噛みしめ、この式典の日を境とし今日から新しい第一歩を積み重ねるよう、 恩人や先人先輩の方々に心から感謝報恩の誠を捧げ、創業の原点に戻り、基本に忠実となり、 自己の品性完成、人格の向上に社員一同、努力精進し、社業発展に努めさせていただきます。 と挨拶がありました。 このあと、社業発展に寄与された従業員の方々へその功労を讃え、今年は9名の方々に社長賞、優良従業員賞、 一隅賞と各々に表彰され金一封が授与されました。 引き続いて、記念講演として臨済宗妙心寺派 正眼寺 山川宗玄老大師猊下 (現在、毎月第3日曜日 NHK:Eテレ、こころの時代~宗教・人生~シリーズ「禅の知恵に学ぶ」にもご出演)から 元号「令和」に因んだお話を拝聴しました。改めて、新しい時代「令和」を迎えての新風のなか 「現成受用(げんじょうじゅよう:この世に起こることは、神・仏によるものでありすべて受け入れること)」で 地に足をつけ自ら為すべきことに最善を尽くし努力することをお誓いさせて頂きました。 講演後、創業家ならびに今日の長谷虎紡績をつくり上げ、伝統を祖述し亡くなられた先人先輩への感謝報恩の 誠を捧げて法要が執り行われました。 こうして、創業132年を迎えることができましたこと応援くださる皆様をはじめ、神・伝統に感謝申し上げます。 今後ともより一層、皆様に信頼され、地域社会に貢献する企業をめざして、社員一同が社業に励む所存であります。 そして、さらなる躍進をめざし環境にやさしく、お客様に安心と喜びと満足をしていただける商品はもちろん、 どなたからも“ワクワク”“ドキドキ”と楽しみにしてもらえるような新商品の開発に邁進していきます。 何卒、引き続いてのご愛顧のほどよろしくお願い致します。 総務部
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UTMF( ウルトラトレイル・マウントフジ )2019
UTMF(ウルトラトレイル・マウントフジ)は2012年から始まった、山梨県・静香県をまたいで開催される トレイルランニングのウルトラマラソンレースです。 総距離は約100マイル(160㎞)、累積標高差は約8,000m。 今年も世界中から2,000名ものランナーが富士山の麓に集いました。 レース初日は雨が降り、終盤には一部降雪もあり非常に厳しいレースとなりました。 私たち長谷虎グループもこのレースをサポートさせて頂いております。 レースのスタートとゴール地点には、私たちグループのオリジナル素材である「光電子®」ブースを出展し インスタをフォローして頂いた方に、「光電子®」オリジナルグッズを配布させて頂きました。 ここで、私たちのユニークな素材「光電子®」について少し紹介をさせて頂きます。 「光電子®」は、体温域で効率よく遠赤外線をふく射する保温繊維です。 高純度微粒子セラミックスを、独自の技術により均一に繊維の中に練り込む事により 大きな表面積を持ち遠赤外線の吸収・ふく射作用を高めている、他社には無い非常にユニークな素材です。 リラクセーション効果・疲労の軽減、回復・快適な睡眠といった効果も確認されております。 私たちは、人々の美と健康に貢献したいという思いのもと、こうしたユニークな機能素材を展開しております。 「光電子®」については、インスタ(@kodenshi_jp)でも情報を発信していますので ぜひフォローして頂ければと思います。 https://www.instagram.com/kodenshi_jp/ 社長室 長谷享治
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ご縁尊し! 未来に続く歴史と伝統 (後編)
ご縁尊し!未来に続く歴史と伝統(前編)に続き本日は(後編)です。 4月6日には、新入社員歓迎会を開催させて頂きました。 当日は羽島市内、フットサル羽島さんにて総勢26名が集まって、皆で和気あいあいと汗を流しました。 フットサル未経験者もゴールを目指して、皆で楽しく交流させて頂きました。 その後、場所を移し皆で歓迎の食事会を行いました。 フットサル中は皆、息を切らしながら走っていましたが・・・ 「さすがです。 若い人の食欲はすごい!」 4月13日、社内による春の健康ウォーキングが実施されました。 今回は京都「平安神宮」の周辺、「京都御所」や「南禅 寺」といった 2コース(フルコースを約8.1㎞、らくらくコースを約6.4㎞)に分かれて ご家族を含め総勢37名、新入社員の方も3名が参加しました。 「日頃の運動不足か、それとも気候が良すぎるのか、額に汗して歩きました。」 当社では、心身共の健康を目指して春と秋にこうしたウォーキングを実施しています。 4月20日には、当社のOB会である「桔梗会」が執り行われました。 今年でこの桔梗会も56回目を数え、今年は29名のOBの皆様にお集まり頂きました。 当日は、本社講堂にお集まり頂き、総会や記念法要、生蓮寺住職様のご法話 そして会食を和やかに開催させて頂きました。 会食中は各テーブルで昔話しに花が咲き、皆様の笑顔と笑い声に溢れ、会場内は華やかに そして若葉が光り輝くかのような雰囲気に包まれ、無事閉会させて頂きました。 こうして今があるのは、多くの先人先輩方のお陰です。 この桔梗会を通して、改めて当社に息づく長い歴史と伝統を感じずにはいれません。 そして、昨年は10人の新入生が入社し1年が経ちました。それぞれに各職場で頑張ってくれています。 今年も新しくご縁を頂き、5人の新入社員が入社してくれました。 若い彼らの姿を通して、この歴史と伝統をしっかりと繋げて行かなければと強く感じました。 ご縁尊しで、今年も継続発展し新たなる事業への挑戦をして参ります。 総務部
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ご縁尊し! 未来に続く歴史と伝統 (前編)
春風薫る心地よい季節となりました。 そんな、4月。 国内はもとより海外でも様々な出来事があった平成の時代も終わりです。 4月1日、新元号『令和』が発表された好き日に、当社では入社式が執り行われました。 新しい時代を迎え、今年も新入社員5人が当社に加わってくれました。 「入社おめでとうございます!」 当日は素晴らしいお天気にも恵まれ、新入社員5名の爽やかでフレッシュな雰囲気で 本当に清々しい穏やかな一日となりました。 また、入社式の後は様々な研修を開催させて頂きました。 製造メーカである当社の社員として、モノづくりの基本となる、安全や品質、社会人としてのマナー そして道徳と品性の大切さなど、多岐にわたるものでした。 新入社員の真剣な眼差し、メモを取る姿に共感し、新しい時代を改めて感じます。 研修期間中には瑞浪生涯学習センターにて2泊3日の「平成31年度 モラロジー新入社員セミナー」に参加しました。 センター受講中は、社会人に最も必要な資質である“人間力”の視点から、社会人として の基本的なルールやマナー、一人の人間として幸せな人生を歩んでいくために必要な「心づかい」について 当社を含めて28社、総勢208名の方々と一緒に学ばせていただきました。 また、お世話になっているセンターの皆様や学ばせていただけるという環境に感謝し そして相手を思いやるという心を奉仕作業という形で 新入社員5人と引率者全員で期間中は食堂での後片付けをお手伝いさせていただき 最終日にはお風呂掃除をさせていただき締め括らせていただきました。 改めて、ご指導いただいた講師の先生方をはじめお世話していただいた皆様、本当にありがとございました。 (後編)へ続く 総務部
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号外です! 第49回繊研合繊賞(2018年度)「繊研新聞社創業70周年記念賞」(繊研新聞社主催)を受賞
(繊研新聞2019年3月12日) (繊研新聞2019年2月20日) やりました!待ちに待った授賞式です! 1月のブログにも載せておりました、「繊研新聞社創業70周年記念賞」(繊研新聞社主催)に選ばれた 「ハイブリットクリーンダウン光電子プロ」の授賞式が3月11日、東京都中央区のロイヤルパークホテルで行われました。 当日は、東レの日覺社長をはじめ帝人やユニチカといった繊維業界のトップの方々が受賞されるなか 当社からテキスタイル・アパレル部の河野さん、グループ会社のファーベストからは福谷さんが堂々と登壇し受賞です! 「おめでとう!」 当社から会場へ出席した小笠原さんをはじめ、全員が歓喜に沸きました。 今回、この業種が異なる4社、河田フェザーさん、ファーベストさん、ゴールドウィンさんとわが社が ひとつのチームとなって受賞できたこと、非常にうれしく思います。 グループ会社とパートナー企業様がそれぞれの強みを活かし、それが単なる開発にとどまらず、製品化に結びつき、 こうして特別賞として認められたものだと自負しております。 この開発において、わが社の開繊技術と工程をインサレーション(中綿)の開繊に活用できたことは、 これからの成長戦略を考える上で、非常に意義深ことです。 わが社は繊維を通して人と社会を豊かにする企業へ 常に挑戦する姿勢を続けて参ります。 そして、環境にやさしく世界中が注目するような商品開発をめざします。 みなさんも乞うご期待ください! 【担当者からのコメント】 ・テキスタイル・アパレル部:河野貴俊 この度、繊研新聞主催の繊研新聞社創業70周年記念賞を㈱ゴールドウイン、河田フェザー㈱、㈱ファーベスト、 長谷虎紡績㈱の4社にて受賞し、私が長谷虎紡績㈱の代表として受賞式に登壇させていただきました。 この開発は、以前もお話させていただきましたが、当然、私一人では、実現できなかった開発だと今でも思っています。 受賞された会社以外にも、協力していただいた、高安(株)様、ゴールドウインテクニカルセンター様、 岐阜県産業技術センター様、本社工場の方々に感謝し、今後もお客様により一層、 満足していただけるような開発を進めて参りたいと思います。 ・本社工場:小笠原正人 本社工場では、繊維の開繊度合を調整するのに苦労しました。糸に加工するなら、最適な条件を 見つけ出す実績がありますが、今回は羽毛と絡むような開繊方法を見つけ出すのに苦労しました。 岐阜産業技術センター様で、水準を振って少量テストを何度も行い最適条件を見つけ出し、 本社工場の設備を一部改造して製品化に結び付けました。 今後も製販一体となった取組みを行っていきたいと思います。 ・㈱ファーベスト:福谷有高 羽毛にポリエステルを40%混ぜる必要があり、そのポリエステルを加工する油剤の選定からスタートしました。 羽毛に混ざりやすい油剤の知見も乏しく、開発の時間も無いため当時はかなり焦っておりました。 そんな矢先、岐阜の産業技術センター様を紹介いただきヒントを得ることができました。 その後、紡糸メーカー様で試作したポリエステルが羽毛に40%混ざってもダマにならないことが分かりました。 今回の開発は、グループが一丸となって知識・経験・人脈が無ければ到底なし得なかったと思います。 改めて、協力いただいたみなさんに感謝しております。
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